【弓道】悲願の1部昇格

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◇平成30年度リーグ戦入れ替え戦◇対近大◇10月28日◇同志社大学◇

【試合結果】
関大131―123近大(全160射)

2部リーグで圧倒的な強さで勝ち進んできた弓道部男子。ついに1部昇格を懸けた戦いがやってきた。

前立は吉田智哉(情1)、織田丈一朗(人3)、中井雄基(シス理2)、津田純平(シス理2)、後立は岡田将吾(文3)、宮坂大成(化生4)、宮﨑航一(シス理4)、満壽直毅(法4)で、前戦とほとんど変わらないメンバーで挑んだ。

初立から前立14中、後立13中といいスタートを切るが、2立目で前立が10中を出してしまい、51ー49(全64射)と相手との差が縮まる。


△吉田智


△織田


△中井


△津田

3立目からは、前立の織田に代わった大野直雅(法3)が皆中を出して立て直すも、4立目も1部の相手だけに均衡した戦いが繰り広げられる。

最終立では関大の前立が10中を出してしまい、前立を終えた時点で相手と1中差に。緊迫した空気が流れるが、幸い相手の後立が崩れ8中を出す。最後は応援の迫力も増し、全員が息をのんで試合の行方を見守った。「昨年度の反省として1回崩れて、そこから切り替えができなかった」(宮坂主将)。しかし、今回は最後まで落ち着いて実力を出し切り、この日最もいい数字の15中で入れ替え戦を締めくくり、見事1部昇格を成し遂げた。


△岡田


△宮坂主将


△宮﨑


△満壽


△大野

2年前に2部へ降格した関大。「自分の手で絶対1部に上げる」(満壽)。しかし、昨年の入れ替え戦でまさかの1中差で関学大に敗れ、昇格を逃した。2部のチームが王座に出場するためには全日本学生選手権大会で優勝するしか方法はない。だが、今年の結果はベスト8。王座の舞台は遠かった。

2部リーグ戦が始まると、関大は1部リーグの中でも1、2位を争う的中数を出し続けた。あの屈辱的な敗北から1年。あの日の悔しさを胸に、長くて辛い1年間を乗り越え、ようやく最高の景色を見ることができた。だが、ここが最終地点ではない。その先の王座への道は後輩たちに託された。【文/写真:野村沙永】

▼宮坂主将
「ほんとうにうれしいです。昨年度負けて、長くて辛かった。(その中で主将としてやってきて)こういった経験からできてよかった。監督とコーチと部員に感謝しています。(試合は)昨年度の反省として1回崩れて、そこから切り替えができなかったので、今日はとにかく明るく元気にやるっていうのを目標にやっていたので、最後近大も15中を出しましたけど、慌てることなくできたので良かったです。(来年からは1部で戦いますが)3回生は降格した年からで、2回生は昨年度と今年度の入れ替え戦を経験しているので、十分戦っていける。自信を持ってやれば、絶対優勝できると思うので、頑張って欲しいです。(4年間振り返って)僕個人としてはいい結果が出てなかったので、しんどかったです。チームとしても、僕が入学して1年生の時から入れ替え戦で、2部降格を懸けた入れ替え戦に出て1部残留。2回生のときは2部に降格してしまった。昨年度は2部残留で、今回は1部昇格っていう結果になって、自分でもよく頑張ったなと思います。昨年度と今日の入れ替え戦が一番印象に残っていますね。(関大で良かったなと思うところは)全員がちゃんとしっかりしているし、秩序正しく行動してくれるところがいいところだと思います。あとは元気なところです。(後輩に向けて)実力は絶対あると思うので、来年もリーグ優勝して王座でも優勝してください。引退まで残り1カ月くらいなので、後輩に何か残せていけたら」

▼満壽
「勝てて良かったです。うれしいです。(2部での1年間は長かったと思いますが)ずっとやってきて、僕としては最初から、いい感じで数字も出せていて、年間通してもそういう1部に上がるという流れは去年に比べたら良かったんじゃないかな。ただ、リーグ戦始まって1戦目と2戦目は的中が下がっていたので、そこはやっぱり不安でしたけど、最後にこうして勝てたので、良かったです。(4年間振り返って)2年生のときに1部から2部に落ちて、その時は僕も選手として引いていて、落としてしまったと感じていたので、自分の手で絶対1部に上げると思ってやってきたので、実って良かった。苦しいこともあったけど、楽しかったなという感想です。(東西への出場は)今まで練習を頑張ってきたご褒美のようなものなので、存分に楽しめたらなと思います」

▼宮﨑
「1部昇格するのをずっと目標に今まで練習してきて、去年8射3中しか出なくて、自分のせいで負けてしまったなと感じていたので、それが今年は18中できて勝てて良かったなという感じです。(ご自身としてこの1年間は)めっちゃしんどかったです。とにかくしんどかったです。研究室行きながらだったので、大変でした。(4年間振り返って)めっちゃ嫌々やっていたけど、何だかんだ良かったかなと思います。初心者だったけど、ちゃんと中たるようになったのはコーチが全部教えてくれたおかげなので、その教えをずっと覚えてやっていたら、中たるようになったなという感じ。(後輩に向けて)とりあえず王座に向かって頑張って。コーチの言うこと信じたら中たるようになるから、とりあえず言うことを聞け(笑)。(弓道部に入って)めっちゃ良かったと思います。何だかんだ一応結果も残せて、一番考え方が変わった。基本僕、高校卒業してからマイナス思考だったので、それがポジティブに考えれるようになったかな。前向きに考えていたらうまくいくやろって思うようになりましたね」