【ラグビー】第3節 先制は関大も立命大に勝ち星奪えず

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◇2018ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第3節◇対立命大◇宝ヶ池球技場◇

【前半】関大5-10立命大
【後半】関大5-24立命大
【試合終了】関大10-34立命大

「非常に悔しい」。フッカー西勇樹主将(人4)は試合後肩を落とした。リーグ開幕から1カ月。天理大、京産大と昨年の上位校との対戦が続き、今回は昨季3位の立命大との対戦だった。

前半はWTB芝岡翔吾(社3)が先制点を挙げるなど攻守ともに好プレーを見せたが、後半からはミスが目立ち敗北。上位3チームが得られる全国大学選手権への出場権を得るためにも勝っておきたいところだったが、痛い黒星となった。

立命大のキックオフで始まったゲーム。「ディフェンスが良かったと思うし、トライも自陣で取れて、一歩ずつよくなってきていると思う」(桑原久佳監督)。

△西

立ち上がりは一時立命大にトライチャンスを与えかけるが、関大が得意とするディフェンスで跳ね返し、反則を打ち取り、ラインアウトに持ち込み一気に前進。

△芝岡

そして、前半14分。芝岡がFB和仁原和輝(のどか=人4)からパスをつなぎ、相手のディフェンスが薄い左サイドを疾走した。芝岡は立命大の選手を振り切り、堂々のトライを決め先制を成功させた。「これがきっかけでチームがいい波に乗れば」(芝岡)。その後もスクラムで危機を乗り越えるが、立命大のPG(ペナルティゴール)が痛手となり、逆転を許し前半を折り返した。

 

後半。「前にボールを動かそうとしたけれど、ミスが目立ってしまった」。西が振り返るように、前節で課題となったハンドリングエラーが少し目立ち関大のボールキープする時間が減った。セットプレーの精度も前半と比べ衰え、力負けする場面が見られた。失点が続き、苦しい状況になった。

△SH住吉玄丞(人4)

後半40分にSO渡辺裕介(人4)のこん身のトライがあったものの、その差は埋めきれずノーサイドを迎えた。

△渡辺

昨年1~3位の上位校との試合が終わり、ここまで関大の勝ち数は0。惜しい試合もあれど白星が遠い状況だ。だが、「トライも自陣で取れて、一歩ずつよくなってきていると思う」(桑原監督)。試合内容は開幕戦から徐々に向上しつつある。

特にディフェンスにおいては、京産大、立命大に通じるものがあった。次戦の相手は関学大。全国へ進むためにも、そして春の総合関関戦の借りを返すためにも、絶対に負けられない。【文:柴村直宏/写真:勝部真穂】

 

▼桑原監督
「前半はディフェンスが良かったと思うし、トライも自陣で取れて、一歩ずつよくなってきていると思う。(前節から)修正したところは特にないけれども、2週間前からラインアウトからのディフェンスの修正を取り組んだ。(前節でハンドリングエラーが多かったとおっしゃられていたが?)ハンドリングでのミスも前に比べて減ったと思う。けれど、後半では体格差が出てしまった。ノットリリースザボールなど反則も取られたくないところで取られていた。(今日のベストプレーヤーを挙げるならば?)フロントロー(井之上悠=人3、西、杉本達郎=人4)の3人。(スクラムで)前節の京産大に引き続き手応えがあったと思う。(次の関学大戦に向けては?)いつも通りに戦って、勝ちに行きます。これで昨年の上位校とは当たった。これからは4、6、7、8位だった大学との対戦になるし、同大も今のところは(今季は)全敗なので必ず勝たないといけない。いつも意識プレーで点を取っていきたい」

▼西主将
「今日の試合は正直言うと、(全国大学)選手権がかかった試合だった。まだ(出場権が消滅したわけではないけれど、(勝てば)近づけるはずで、落としてしまったのは非常に悔しい。(今日の戦略は?)(立命大の強みは)FW、それとBKの外側。WTBが自分でボールを持って攻めてくる力が強くて、それに対して関大は、FWは1対1、BKはスペースを作って前に進むディフェンスを意識した。アタックに関しては相手を休ませずにペナルティに対してクイックで戦った。タッチに出てボールが出たりしたけど、とにかくインプレ―の時間を長くするように心がけて、自陣から攻め続けてトライにつなげることができた。BKは数で勝負。そうすることによってインプレ―の時間で相手を疲れさせることができて、(前半の)40分間は(調子が)持ち続けた。後半は前にボールを動かそうとしたけれど、ミスが目立ってしまった。そこで、もう1回前半を振り返って、体を当てるようなディフェンス、アタックに切り替えた。(次の関学大戦に向けては?)関学大さんは(リーグ戦を)3戦終えていて、いい流れができていると思う。その勢いに飲まれたら負けなので、もう1回ディフェンスでチャンスを作ってからのトライをできるように見直していきたい。それに、5月の総合関関戦(前哨戦)では負けているので、リベンジをかけている。まずは1勝を。勝ちたい」

▼芝岡
「(今日は)ワイドに振るように意識した。前回の京産大との試合では相手に当たって強いキャリーができなくて、今日は園田HCにも「強い気持ちで仕掛けにいけ」とアドバイスをもらっていた。今日は和仁原さんがいい感じにボールを投げてくれて、1回倒れたけれども取り切ってWTBとしての仕事を果たすことができた。僕はもともと1年生からWTBだったけれど、CTBにポジション変更していた。次の関学大戦では相手は(パスを)回すのがうまいので、バックス対決でトライを取りに行きたい」