【サッカー】[なでしこ]ついに叶えた!待望のリーグ初白星!!

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◇平成30年度関西学生秋季リーグ戦1部 第6節◇対明国医大◇10月28日◇明治国際医療大学◇

【前半】関大1ー0明国医大
【後半】関大0ー0明国医大
【試合終了】関大1ー0明国医大

秋リーグが後半に折り返してから、攻撃や崩しの姿勢に変化が現れてきた関大なでしこ。前節は試合終了間際に失点してしまい、無念の引き分けに終わる。今節では、その時の悔しさを胸に、チーム一丸となって挑んだ。

1部で、厳しい試合が続いた関大だったが、ついに歓喜の輪が広がる。前半にMF和田温菜(人1)のシュートが決勝弾となり、リーグ初白星を挙げた。

「全体的には支配率が高くて、自分たちのやりたいサッカーはできた」(MF加藤友梨女子主将=政策4)。立ち上がりからペースをつかみ敵陣プレーが目立つ。また、守備でも「前から出ていくっていうところは意識してやったので、それが上手く出た」(MF加藤)と、ディフェンスラインとゴールキーパーの連携で相手の攻撃を許さない。前半3分、左サイドからのフリーキックを獲得。これをDF成迫実咲(人1)が蹴るが、惜しくも枠を捉えきれない。


△DF成迫

関大のボール支配が続く中、ついに試合が動き出す。前半21分、DF成迫が右サイドからクロスを供給し、それに合わせる形でMF和田が先制点を決める。「非常にいい形で点が入った」と足高清志コーチも、これには称賛。この得点が火種となり、関大の勢いはさらに増す。


△MF和田温

FW藤崎愛乃(人2)は積極的な攻めを展開。しかし、28分、相手にフリーキックを献上してしまう。ピンチを迎えるも、GK寺村夏海(人1)がこれを阻止。一進一退の攻防が続く中、前半終了の合図が鳴り響く。


△FW藤崎愛

△GK寺村

1点リードで迎えた後半戦。関大はMF濱直海(人3)とMF加藤が交代しスタートする。「この前もだけれど、前半で点が入って勝っていて、そこでファウルして逆転された経験があるので、そのあたりもどうなのかと思っていた」(足高コーチ)。しかし、足高コーチの懸念をよそに選手たちには緩みの二文字はない。後半9分、DF鳥本みずほ(法2)が出したサイドパスにMF笠原黎里花(社1)がシュートを打つも枠外へ。さらに20分にはMF加藤がシュート。ゴールポストに嫌われ得点とはいかなかったが、チームは果敢に攻め続ける。22分には相手CK(コーナーキック)を与えてしまうもDF吉田絢香(経3)がクリア。中盤で相手に攻め入られることもあったが、あと一歩は出させない。
試合時間が80分から90分制になり、慣れない10分間に苦戦を強いられていた関大だったが今日は違う。「今日は勝ちたいという気持ちがますます強くなったところが、集中を呼んだ」(足高コーチ)と最後まで1点を守り切り、笛が鳴り響く。


△DF鳥本

△MF笠原

△MF加藤

△DF吉田

選手たちは次々と拳を突き上げた。待ちわびたリーグ初白星を手にし、喜びがこみ上げる。
次節戦う武庫女大は「上位にもともといるようなチーム」(MF加藤)。まだまだ安心はできないが、今勝利は確実に関大なでしこの背中を押した。1部残留に向け、チームはまだまだ走り続ける。【文:濵田将志/写真:中西愛】

▼足高コーチ
「(今日の試合を振り返って)後がないので必死で一生懸命やった結果、勝てた。まだ最下位で大国大が今日勝って、次の試合も勝たないと降格になるからそのあたりが問題です。(明国医大初勝利に対して)(関大は)入れ替えか2部降格で、向こう(明国医大)は目標がないというところの差だと思う。(明国医大は)監督が変わって非常に良いチームになって力の差があるなと感じていたのですけれども、今日はあまり感じなかった。
(和田選手の得点について)非常にいい形で点が入った。この前もだけれど、前半で点が入って勝っていて、そこでファウルして逆転された経験があるので、そのあたりもどうなのかと思っていたが、そこで集中を切らさずやったというところは成長の跡が見られた。
(秋リーグ戦で後期に折り返してから、攻撃で良い姿勢が見られるようになったことについて)(攻撃の)形は作れていたけれども、今日でも1点しか取れていない。秋のリーグでも点が取れたのは4点目で、相変わらず点が取れないというところは全然直ってない。その辺は改善する必要はあるし、1部に上がるとそう簡単には点を取らせてくれないというところはある。(今日の守備について)1部の試合に慣れてきた。1部のスピードに慣れてきたところが、今になって表れてきた。90分ゲームで集中して、今日は勝ちたいという気持ちがますます強くなったところが、集中を呼んだ。同じ負けはしたくないという気持ちがあって、後がないということをみんなが自覚しているところで、そのあたりが出た試合だったと思う。(次節武庫川女子大について)どうしても勝たないと残れないから、総力戦でやるだけです」

▼MF和田温
「(今日の試合を振り返って)入りからいい形があり自分らのペースがあった中で、なかなか点が決まらなかったが、今までで一番ボールは支配できた。(ご自身の得点について)DF成迫実咲が上がってくれて「実咲やったら(自分に)打つかな」っていうポジションだったので、走ってたら、ボールがきて、それがめっちゃ良いボールだったので、当てるだけで入りました。(前節の悔しさがチームに影響したことについて)前2節で試合終盤に両方決められて悔しい思いをしたので、最後は本当に集中していこうとチームで統一しました。(次節武庫川女子大戦について)大国大も勝って勝ち点では(関大は)最下位なので、絶対負けられない戦いになると思うので、この流れをそのままつなげて勝ちにいきます」

▼MF加藤女子主将
「(今日の試合について)(明国医大は)一回も勝ったことがない相手で、今の状況的に絶対勝たないといけなかったので、勢いもって入ろうっていう話で、前半20分ぐらいで点が取れたことが良かった点で、全体的には支配率が高くて、自分たちのやりたいサッカーはある程度できたと思う。(前節の引き分けがチームに影響したことは)やっぱり悔しくて、そういう気持ちの部分と、負けられないという状況というのが大きいのかなと思う。(後半戦に折り返して攻撃の姿勢が良くなったことについて)1部の最初の3節ぐらいは相手が強いところもあって、失点数を少なくしようという守備メインの体制だったのですが、そこからは勝ち点を取りにいかなくなって、攻撃メインの練習や崩しの練習を多めにやってきて、中断期間もそれを意識して、今は勝たないといけない中で、守備も前から出ていくっていうところは意識してやったので、それが上手く出た試合だったと思う。(次節武庫川女子大戦について)武庫川女子大は下位にいるようなチームじゃなくて、上位にもともといるようなチームなので、最終で当たるというのは怖いところでもあって、そんな簡単な相手じゃないので、もっとさらに気持ちを強く持っていかないといけないので、今日勝った勢いをそのまま持っていいサッカーができたらいいなと思います」