【空手道】強豪食いならずも得た自信 いざ全国の舞台で集大成を!

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◇第61回全関西学生選手権大会◇10月28日◇大阪経済法科大学◇

【男子組手】
初戦敗退
<1回戦>
対京産大 ●  0勝5敗
<敗者復活戦>
対芦屋大 〇  3勝0敗

【女子組手】
2回戦敗退
<1回戦>
対武庫女大 〇 3勝0敗
<2回戦>
対同大 ●  1勝2敗
<敗者復活戦>
対甲南大 〇  2勝1敗(全日本インカレ出場権獲得)

【男子団体形】
予選敗退

【女子団体形】
3位 (全日本インカレ出場権獲得)

「今回の大会でチーム全体に地力がついた」(谷口玄主将=人4)。男女とも好成績を残すことは叶わなかったが、全日本インカレに向けて大きな収穫を得た。

5月に行われた西日本インカレでベスト8に輝き、既に全日本インカレ出場を確定させている男子団体組手。しかし、今大会の初戦の相手は昨年日本一になった京産大だ。先鋒に登場したのは、1回生の佐々木響太(政策1)。しかし、いきなり技有り2つを奪われる苦しい展開に。佐々木も積極的に攻撃を仕掛けるが、残り1秒で足が止まったところに上段蹴りをもらってしまい、コールド負けを喫した。続く次鋒には小部拳斗(人1)がいきなり上段突きを奪い攻撃の主導権を握る。しかし、その後は日本代表に選出されている相手の意地を見せつけられ、逆転負けを喫した。中堅の谷口玄も残り30秒に上段突きで1点を返すが、力負け。副将の中島郷(人2)も序盤の失点を取り返せず敗戦。大将の沼生僚太(経3)は、日本代表相手に対し粘りの組手を見せたが、終盤に失点を喫し敗れた。しかし、関大はその後1部残留の懸かった敗者復活戦で芦屋大に3戦全て6-0と圧勝。来年も1部で戦うことが決まった。


△佐々木

△小部

△谷口玄

△中島

△沼生

女子団体組手は、初戦を無失点で快勝。続く2回戦の相手は、西日本インカレで敗れた同大だ。次鋒の望月彩寿美(社2)が白星を挙げるが、大将戦で勝利をつかめず、2回戦敗退となった。そして、甲南大との敗者復活戦。先鋒の工藤晴香(情2)が中盤に上段突きで先取点を奪われた。その後果敢に攻めるも逃げ切られた。後がない中で先ほど同大戦で白星を挙げた望月が、この試合でも躍動。突きで確実にポイントを重ねていく。最後は中段突きでコールド勝ちを決め、決着は大将戦へ。山口梨乃(社2)は序盤積極的な攻めを見せるも、甘く入ったところにカウンターをもらい先取点を奪われてしまう。時間が減っていく中、残り30秒で冷静に中段突きを決めた。さらに、残り13秒で再び中段突きを決め土壇場で逆転勝利を決めた。主力を欠き、2年生中心のメンバーながら全日本インカレへの切符を手に入れた。


△工藤

△望月

△山口梨

女子団体形には、谷口侑心(文2)、藤本菜摘(人2)、口田真梨佳(人2)が出場。糸東流の代表形であるニーパイポを披露した。息の合った形を打ち全日本インカレ出場権を手にした。


△左から谷口侑、藤本、口田

男子団体形には、西島幸一郎(経3)、赤木大翔(文2)、北村陽(化生2)がクルルンファを披露。初めての大会ながら、キレ、気合ともに迫力ある形を見せるも、予選敗退となり全日本インカレ出場を逃した。


△左から赤木、西島、北村

関大は男女団体組手、女子団体形で全日本インカレへの切符を手にした。「今回は強豪校に勝てなかったけど、全日本インカレで集大成を見せたい」(谷口玄)。今回得た自信を胸に、最後の舞台でも貪欲に強豪食いを狙う。【文:永津星斗/写真:金田侑香璃】

▼谷口玄主将
「初戦の京産大戦ではスコアだけ見れば5つ全部負けちゃったけど、あまり差は感じなかった。自分の試合も旗は上がらなかったんですけど、入ってるような突きがいっぱいあったし、小部(拳斗)とか他の選手も全然通用していたと思う。試合はできていたので、優勝チームだった相手にそのような試合ができたことは良かった。先鋒の佐々木(響太)はデビュー戦で、京産大はやられてしまったんですけど、敗者復活戦ではしっかりと修正していたことも良かった。大将の沼生(僚太)はどんな相手にも接戦にできる組手をするので今回でも通用できたのは、今後につながると思う。女子は主力がいない中で2回生だけで出場権を獲得できたのは、今後に向けても大きいと思う。今日の大会では地力がついたと思いますし、ハードな練習のなかで1人1人目標を持ってやっていけている。今回は強豪校に勝てなかったけど、全日本インカレで集大成を見せたい」

▼西島
「今日は全日本出場を目標に頑張りました。今日の大会に向けては、団体戦で初めての大会だったので、お泊り会を開催したりするなどプライベートを共にし、息が合うようにした。(団体形メンバーは)去年の11月に結成して、今回は出場できなかったけど自分はまだ1年チャンスがあるので、来年こそは出場したい」