【陸上競技】悔しいレースで12位。富士山に向け再スタート誓う

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◇第36回杜の都全日本大学女子駅伝◇10月28日◇弘進ゴムアスリートパーク~仙台市役所前市民広場◇

関大初の2年連続シード権と史上最高順位の更新を目指して繰り出た杜の都駅伝。晴れ渡る秋空の下で行われた全日本女王を決める大会で、関大は12位と不完全燃焼に終わった。

1区を任されたのは渡邉桃子(経2)。前半は先頭集団についていくが、徐々に遅れだす。中盤以降は粘りを見せ、何とか8位と数秒差の10位で襷(たすき)をつないだ。続くのは関西駅伝で区間賞を獲得した奥川愛羅(法3)。順位を1つ上げシード権争いはし烈を極める。

3区、4区は1年生の柳谷日菜(経1)と小田真帆(政策1)を抜擢。両者ともに粘りの走りで前を追うも、上位との差はなかなか詰まらない。5区には高野涼夏(人4)がエントリー。エースの森紗也佳(経3)がけがで不出場し、その分懸命に走ったが、12位でのタスキリレーとなった。

最終区は田畑朱萌(法2)が襷をゴールまで運ぶが順位は変わらず。富士山女子駅伝の出場ラインとなる12位は死守したが、2年連続シード権は逃した。

エースや主力級の選手の故障が響いたが、収穫もあった。1年生の柳谷らは力走。全国駅伝デビューとなった奥川も全国に通用する走りを見せた。「優勝争いに絡める」(武田夏実駅伝監督)と手ごたえは十分。万全の状況で挑めば必ず道は開ける。残された時間はあとわずかだ。師走の富士山女子駅伝に照準を定め、必ず関大の力を見せつける。【文:多田知生/写真:多田知生・長尾洋祐】

▼武田監督
「もちろん上を目指して1年間やってきた。だけど夏以降主力にけがが出てしまって試合前から厳しい戦いになることは予想していた。それでも8番のシードは最低でも死守したいところだった。5位を取るための練習もできなかった。それでも、今回は2区と4区で大学から駅伝デビューした子が走った。いい経験になったと思う。層はこれで厚くなった。エース級3人のけがが治ってきたら力が発揮できると思う。(優勝は)まだ届かないレベルではない。まだまだ自分たちも優勝争いに絡める。今年の試練もいい経験にして来年は大きくV字回復したい。(エースの森の状況)けがは治ってきているが、まだ違和感がある。そこでしっかりと練習ができなかった。木下(文音=文2)や富士山で区間2位の澤井(いずみ=人2)もけがが戻らなかった。澤井はけがも多い選手。でもそのあたりの選手が整ってくれば。夏は上を目指してかなりきつい練習をした。そこでけがが出てしまったので監督として責任は感じている。でもそういうところも今後に生かしていく。(富士山駅伝、来年の杜の都駅伝に向けて)悔しい思いをした子たちが来年はやってくれる。富士山では去年の5位がまぐれではないと証明して来年に弾みをつけたい。今回シードを取った大芸大や京産大は今まで勝ってきたチーム。いつまでも下位に甘んじはしない」

▼高野
「去年は5位に入賞したのでそれを超える順位を目指してきた。でも去年の成績を超えるには去年以上のことをしないといけない。その中で私が主将として何かできたのかなと思うと、チームをまとめることができなかったことが敗因なのかなと思う。悔しさしか残らないレースになってしまった。去年走ったメンバーが体調不良やけがだった。あと2ケ月まずは足をよくして世代交代はするけど最後までキャプテンとして何が足りなかったのか分析してやっていきたい。(全日本インカレで決勝を棄権したが)10000㍍を走ったこともあるし3障も衝撃が強い種目。けがとかではなくて駅伝に合わせていくということで棄権した。(富士山駅伝に向けて)去年も富士山は最下位くらいだった。今回は全日本で12位。とにかくしっかり入賞を目指して1からやっていきたい」