【ホッケー】全員ホッケーでつかんだ!逆転勝ちで1部残留決める!

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◇関西学生秋季リーグ入替戦対中京大◇12月12日◇甲南大学ホッケー場◇

【前半】関大1―1中京大
【後半】関大2―1中京大
【試合終了】関大3―2中京大

秋季リーグ最終戦を勝利で飾り、1部7位で入替戦に回った関大。今日の試合、負けたら来季は2部での戦いを強いられる重要な一戦だ。また、4年生は最後の公式戦となる。今シーズンはインカレで2部のチームに敗れるなど1年を通して悔しいシーズンだった。このチームでの最後戦、有終の美を飾ることができるか。1部残留を懸けた戦いが幕を開ける。

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今日の相手は奇しくも春の入替戦で激突した中京大だ。その時は、SOにまでもつれる大接戦の末に勝利をつかんでいる。再び勝利を目指す関大のセンターパスから試合が始まると序盤からリベンジを懸けて挑む相手が猛攻。5分過ぎにPCを与えてしまい、細かいパスをつながれて先制を許す。絶対に負けられない思いとは裏腹に、先制点を献上する苦しい立ち上がりとなった。しかし、8分過ぎ、山下が右サイドでボールを受けゴール前に鋭いパスを供給。

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それを林がゴール前で合わせ、ボールはゴールネットに吸い込まれた。劣勢だった状況でワンチャンスを見事にものにし、試合を振り出しに戻す。その後は攻守の入れ替わりが激しいホッケーが展開され、試合は一進一退の攻防となる。オフェンス陣は瀬川主将が起点となり、ディフェンス陣は4年生の米山がチームをけん引した。両者一歩も譲らず、前半を1-1で折り返す。

勝負の後半戦。しかし、立ち上がりの10分間は攻め込まれる時間が続く。選手一人一人がきっちりマークにつき、ピンチを防ぎ続けるも10分過ぎに失点。米山の必死の体を張ったディフェンスもむなしく、ゴール前の混戦を突かれた。1部残留に暗雲が立ち込める。それでも選手たちはコートの中で声を掛け合った。「FWとして何とかしようと思った」(林)。迎えた15分過ぎ、瀬川が相手のミスを突いて果敢に中央をドリブルで突破。

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シュートは惜しくも外れるも、それに米山が反応。ゴール前に素早くパスを回し、最後は林。この日2点目はチームを救う大きな同点ゴールとなった。

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今シーズン序盤は、前線で林、瀬川、山下が孤立する場面が多く単発な攻撃が目立った関大。しかし、この日は厚みのある攻撃を披露し、チームの成長が目に見える試合となった。

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瀬川、米山を中心とし、選手がきっちり1人一役を担う全員ホッケーが展開された。それを象徴するシーンが後半25分に訪れる。林が相手ディフェンスに囲まれながらも果敢に突破。試合終盤の苦しい時間だったが、林のサポートに何人もの選手が絡むまさに厚みのある攻撃を見せつけた。最後は、伏兵吉田がゴールネットを揺らしてついに逆転に成功。選手たちはハイタッチで喜びを爆発させた。

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その後は最後の意地で向かってくる相手を根気強く跳ね返し、ついに試合終了のブザーが鳴り響く。2度のリードもものとせず、チーム最終戦を見事に逆転勝利で飾った。

1部残留を決めた試合後の選手たちからは安堵(あんど)の表情がこぼれた。4年生が後輩に思いを託す場面も見られる。瀬川は「冬のトレーニングでまた一から頑張りたい」と来季に向けて意気込みを語った。連勝でシーズンを終え、チーム力の底上げに一定の答えを示したホッケー部。来年はより成長した選手たちが強豪撃破をもくろむ。【高橋良輔】

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▼瀬川主将
「来年も1部の舞台で戦えるようにと思っていた。絶対に負けられないので確実に勝利をつかもうと言っていた。インカレで2部のチームに負けていたので、なめることなく真摯な気持ちで試合に挑もうと言っていた。今日は安定した試合運びができたと思う。点を決められて先行されてしまったけど、直後に取り返すことができたのが良かった。チームの雰囲気良く、みんなで声を掛け合っていた。でも、まだまだ層の厚さという部分においてはもっとレベルアップができる。今日の勝利で来年も1部で戦うことができる。冬のトレーニングをしっかりして、また頑張りたい」

▼林
「負けられない試合だったので絶対に勝つと思って試合に臨んだ。流れが悪かったのでFWとしてなんとかしようと思っていた。結果としてゴールを決めることができて素直にうれしい。今年のリーグは順位決定戦でしか勝てなくて悔しいシーズンだった。来年はしっかりその前で勝てるようにやっていきたい。入替戦に回らないように頑張りたい」