【バレーボール】最終日天理大に逆転負け…。悔しさ刻み関西インカレ、全日本インカレへ。

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◇2018年度関西大学バレーボール連盟秋季リーグ戦第10日(最終日)対天理大◇10月21日◇近畿大学記念会館◇
[第1セット]関大 21-25 天理大
[第2セット]関大 25-19 天理大
[第3セット]関大 25-21 天理大
[第4セット]関大 19-25 天理大
[第5セット]関大 12-15 天理大
[セットカウント]●関大 2-3 天理大

[結果]1部 4位

 フルセットの末のマッチポイント。相手のスパイクから放たれたボールは無情にも関大のコートに落ちた。石田成実(人2)も懸命に手を伸ばしたが、あと数センチ届かずしばらく地面に伏し、原幸歩(文2)は顔を覆った。

 1カ月前の予選リーグで、上位リーグに進出を目指す関大にとって最大の山場でもあり、最も激戦となったのもこの天理大だった。その試合は石田の活躍でフルセットの末、最大4ポイント差をひっくり返す見事な逆転勝利だった。そして、最終日。関大、天理大共に2勝2敗で迎えた。この試合に勝利したチームが、2位で終えられる可能性が固くなる。

 第1セット。関大は天理大に相性の良い石田、原にボールを集めポイントを積み重ねる。さらに、坂実莉(情2)のコートの隅を狙ったスパイクも決まりリードを広げる。しかし、相手のピンチサーバーにサービスポイントを奪われ、連続ブレイクで逆転を許す。嫌な流れを払拭できず第1セットを落とす。

 第2セットは、序盤一進一退の攻防を見せるが、関大は服部愛果主将(法4)のクロスが効果的に決まり、天理大からリードを奪う。さらに、ブロックで相手の攻撃を防ぎ、相手エースに仕事をさせない。服部のサービスエースなども決まり良い流れで第2セットを奪う。第3セットもその勢いは衰えず。原、米倉実咲(社4)を中心にポイントを奪う。終盤天理大の粘りにあうが、山本愛梨沙(商3)のスーパーレシーブが相手コートに落ちるなど、流れを渡さずこのセットも奪う。


△原

△服部

△石田

△米倉

△山本
 しかし、第4セットは序盤に6連続ポイントを奪われる苦しい展開に。「(前衛が)2枚の時にだんだん決まらないなっていう焦りもあって」(米倉)。思うようなバレーができず、このセットを落とす。

 春リーグ、秋の予選リーグに続き3度目の天理大とのフルセット。高山梨夏子(社2)が最初のポイントを奪うと、相手のミスもありそこから3連続ポイント。相手のタイムアウト後もその勢いは衰えず、6点のリードを奪う。しかし、「1点ミスをしだしたら崩れていってて、結局決まらん決まらんってなってしまった」(服部)。ミスも絡み、まさかの6連続失点。流れを完全に相手につかまれ、その後もブレイクを許しマッチポイントを握られる。相手のスパイクはブロックを越え、石田の左後方に落ちた。歓喜に沸く天理大。その背中を呆然と眺めるしかなかなかった。

 「自分たちが秋リーグできなかったことをちゃんと修正して、関西インカレで少しでも成長した姿を見せれるように頑張っていきたい」(服部)。この悔しさを忘れず、関西インカレ、そして全日本インカレで躍進を狙う。【文:永津星斗/写真:勝部真穂】

▼服部主将
「毎回フルセットになる相手。最初負けて、その次フル(セット)で勝って、今回だった。自分らよりも(天理大が)徹底的にレフト対策とか、ライトの対策もしていたのが厳しかった。最後は結構こっちのムードだったが、負けてしまったのが、やっぱり自分たちのまだまだ課題かなと思う。(最後に逆転された時)相手より気持ちが。1点ミスをしだしたら崩れていってて、結局決まらん決まらんってなってるのがあかんかったかな。(秋季リーグを通して)春に比べて秋リーグというのは、しんどいゲームになる感じはある。秋リーグ通してできなかったこともある。1回ミスをして立て直せなかったり、負けムードになってしまうところが悪かったところ。でも、よかった時もあって、ブロックとレシーブがいいと、ブロックポイントが出たり、レシーブがあがったりしていいゲームができた。(関大は)学生主体でやってきたチーム。リーグは終わったが、まだ試合は残っているから終わった感は全然ない。まだまだ課題はいっぱいで、その課題をちょっとずつちょっとずつなくしていこうという感じ。全カレも全部終わったら、振り返ることもできるかもしれないが、まだ終わっていないからまた次に向けて。次は関西インカレがあるから、もう一回このリーグであたった相手と、1部、2部、3部、4部(のチーム)とあたるから、その全体を通して、自分たちが秋リーグできなかったことをちゃんと修正して、関西インカレで少しでも成長した姿を見せれるように頑張っていきたいと思う」

▼米倉
「今日は絶対勝つという気持ちでみんな来ていたと思うが、ゲームをやっていく中で、4セット目とか、(前衛が)2枚の時にだんだん決まらないなっていう焦りもあって、ブロックにみんなつかまっていったというのもあるし、自分自身も決め方がわからなくなってしまったというのもある。2枚の時にしんどかったから取り切れなかったのかなと思う。つないでつないでレシーブがあがって1点を取ったり愛果のクロスが決まったりしたのは良かった。そういうのはやっぱり、自分たちのブロックとレシーブの関係を徹底してやってきたところが出たのだと思うし、それが出た時は関大のムードに持っていけたかなと思う。(最終セットは)出だしあんなに点差をつけてくれたが、それは3枚の時で、自分は2枚の方だから、回ってきたときにしっかり取り切ろうと思った。でも、あそこがずっと課題で、気持ちで負けないようにと自分たちで言っていたのに、結局相手に押されてしまったのが自分たちの弱さ。春の時は、ほかのチームに比べ自分たちのバレーは完成度が高かったから勢いもあって、はまってて勝っていったというのがあった。秋リーグは他のチームに対策もしっかりされているから、しんどい試合もあったが、負けた試合の後にまた頑張れるというのが自分たちの中にあった。苦しい時もあったが、そこでの信頼関係をもっと作っていけたらなと思った。2枚の時の決め方もそうだし、押された時にどうしても自分たちが次こういう攻撃をしてみようという挑戦ができてなくて、いつもと同じリズム、同じパターンになってしまうのが課題かなと思う。しんどい時でもちょっと変えてみるということをもっとやってみたい。ここからラストスパートに入っていくと思うから、4年生が気持ちで引っ張っていく。ここでへこまずしっかり取っていきたい」