【バレーボール】最終戦ストレート負けで2部降格決まる。

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◇2018年度関西大学バレーボール連盟秋季リーグ戦第10日対立命大◇10月21日◇近畿大学記念会館◇

[第1セット]関大 16-25 立命大
[第2セット]関大 23-25 立命大
[第3セット]関大 24-26 立命大
[セットカウント]●関大 0-3立命大

[結果]1部12位

1部の壁は高かった。最終戦の相手は立命大。「本当なら上位にいるくらいのチーム」(雄谷遼真副将=商4)と言葉通りに、実力の差を見せられた。第1セットでは、開幕8連続ポイントと一気に主導権を握られる。第2セット以降は立て直したが、セット終盤に垂水唯人(経3)や藤井徹太(社1)の攻撃がことごとく防がれた。結果は、0-3でのストレート負け。同じく2次リーグ1勝の京産大にセット率で及ばず、2部への自動降格となってしまった。

「出鼻をくじかれた」(雄谷)。その言葉通りだった。0-8から藤井が1ポイント目を奪うが、その後点差は縮まらず。大差で第1セットを失う。

第2セットは調子を取り戻した。吉田和平(社2)、田中伸哉(人2)の安定したキャッチからラリー戦を繰り広げる。藤井に加え、垂水も高い打点からスパイクを叩き込んだ。丸山洸祐(人3)のサーブで23-23の同点。しかし、ここで相手の連続ポイントが決まる。あと少しが届かない。


△左から垂水、南本一成(商1)


△平城諒太(社3)


△丸山


△吉田


△田中

第3セットは、ピンチサーバーの青木佑介(社2)やレシーバーの門岡知之(シス理4)を投入。総力戦で立命大に食らいつく。スパイカー陣も清水大翔(政策2)のトスから垂水、藤井を中心に得点をもぎ取っていく。スコアは24-24のデュースに。だが、また勝負どころでは相手の方が上手だった。最後は強烈なサーブで崩され試合が終了した。


△左から田中、青木


△垂水


△垂水


△藤井


△藤井

「一歩がなかなか大きかった」(西坂悠佑主将=経4)。2部全勝優勝を決め、乗り込んで来た1部の舞台。過去最高の戦力をもってしても、1部の壁に跳ね返された。しかし、1次リーグでは2勝、2次リーグで1勝。「1部の試合についていけるようにもなって、ラリーも続くようにはなった」と確実に爪痕は残した。西坂体制は残り2カ月もない。「個人個人がもっと意識高くできるチームを作っていきたい」(西坂)。1部で戦った経験は必ず生きてくる。【文:松浦智/写真:勝部真穂・永津星斗】

▼西坂主将
「あと一歩だった。負けた試合でも勝てそうではあった。今日も3セット目は取れる流れだったし、大商大戦もあと1点というところまで行ったのに取り切れなくて。その一歩がなかなか大きかった。(あと一歩というのはどのような部分?)気持ちだと思う。技術では上位は厳しいが、下位では結構戦えるようにはなったと思う。(戦える要因となった選手は?)藤井が大きい。高い決定率を残してくれた。そこから関大のバレーが作れたかなと思う。(他には)伸哉はレシーブが本当に上手で、攻撃もなかなかミスをしない。関大はサーブミスが多かったが、田中は安定してた。伸哉のおかげでチームとして成り立っていた。(開幕戦の近大戦から今日の立命大戦までチームに変化は?)1部に慣れたというか、1部の試合についていけるようにもなって、ラリーも続くようにはなった。試合が終わった度に課題が出て毎週克服するという形で変わった。(秋季リーグ戦はやりきれた?)普段の練習がやりきれなかった。普段の試合は、みんなすごく頑張っている。練習で手を抜いている人もいるので。遼真は技術的なことを指導してくれる。僕は気が抜けている人をケアしないとダメだけどまだまだ。完全には注意出来ていない。意識の低い選手ももっと上げないとダメだった。4回生は全日本インカレまでは残る。(あと2カ月で変えていきたいところは?)ひた向きさというか、それぞれがバレーに対してもっと熱心になってほしい。次のリーグは2部で戦うことになるが、腐ってしまっては今のレベルから下がってしまう。個人個人がもっと意識高くできるチームを作っていきたい。後輩たちにつなげていければと思う」

▼雄谷副将
「残留は入れ替え戦がかかっている中で選手たちも気持ちはあったと思う。逆にそれが硬さにつながり、1セット目は今までないくらいにやられてしまった。2セット目以降立て直せばいいと思っていた。でも、立命大はブロックが今までしたチームでは良い。藤井や、垂水の調子が悪くないのに決められずに、スパイカーにやられるパターンが多かった。こっちとしても実力を出し切る前に、相手のバレーにやられた。最後ちょっとずつ対応してきたけど、間に合わなかったのが悔しい。(1セット目と2セット目以降で内容の違いは?)2セット目は普段出ていない青木とかが頑張ってくれた。南本や内藤を入れて頑張ったがはまらなかった。立命は本当なら上位にいるくらいのチーム。隙が無かった。(残留争いの状況は伝えていた?)言ってはなかったが、どの選手もそこは気になっていたので朝からその状態は知っていた。結果的に立命大にほぼ勝たないとダメというのがわかって仕方ないけどプレッシャーにつながってしまった。(立命大に向かっていくことは出来た?)簡単に勝てることは思っていなかったが、出鼻をくじかれたのが痛かった。(1セット目、相手の8連続ポイントは響いた?)完全に勢いを持っていかれた。相手も崩れる時があったが、今日はいいバレーをしていた。強かった。(初めの近大戦と立命大戦の違いは感じた?)1部の試合を直接見て自分としても課題が出来た。選手もいろいろ選択肢がある中で、どれが一番いいのかというのを考えながら最終的にこのメンバーになった。最終的に今日のスタメンになった。内藤や古仲などいろんな選手でやってきた。藤井が2部の時から引っ張ってくれて、後半になるにつれどのチームもマークしてきて決めきれなくなった。今回2部に落ちてめちゃくちゃ悔しいがさらに課題が見えてきた。それを直しながら春は全勝優勝で1部に上がってほしい。(秋季リーグ戦はやりきった?)振り返ってみると夏休みから考えて練習をしたつもりだったけど、もっと選手を鼓舞できたかな。自分がもっと後輩たちに嫌われても練習をまじめにやってもらったりとか、意識的な面を変えたらもっと変わったかなと思う。関大も強くなったと思う。意識的な面は悔しさが残っている。(あと2カ月で変えていくところは?)他のチームは3人でサーブレシーブする中で、関大は吉田と田中の2人でやってきた。1部の中でもかなり上位のサーブレシーブ率を残してくれた。あとは攻撃面だと思う。1部レベルの高いブロッカーを相手に打つことは練習ではできない。大きな練習がいないのは仕方ないので、ブロックがある意識をもって練習するしかない。後半は藤井や垂水に頼ってしまう部分があった。まんべんなく決まるところが関大の持ち味だと思う。一人に頼らずどこに上げても決められるように。的を絞らせない攻撃をしていかないといけない」

▼内藤
「練習試合でもあまり勝てなくて、最初から諦めてはいないがちょっと無理かなというのは心の中にあったかもしれない。最初あんなにやられてしまってから4セット目は良かったのに最後やられてしまった。ちょっと無理なのかなというのがみんなどこかに思っ
ていたのかもしれない。(2セット目へどのように切り替えた?)1セット目はぼこぼこにやられていたので、とりあえずこのセットは捨てて2セット目に切り替えようという感じでやっていった。(第2セット以降の内容は良かった?)1セット目に比べたらよかったけど、そこまでよかったわけではない。(個人としては最後のリーグ戦、やりきれた?)やり切れてはいないが、後悔というのはしていない。すっきりできた。(足のケガの影響は出た?)出ていた。自分は出るのか出ないのかどちらでもいいと言っていた。一成や唯人が乱れたら僕が入っていくという形になった。僕はもうケガの影響でバレーは出来ない。チームとしては、楽しくバレーをしてほしい」