【アイスホッケー】立命大に勝利も、香田主将「いい流れがつかめなかった」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇第65回関西学生リーグ戦第10戦◇対立命大◇10月21日◇関西大学たかつきアイスアリーナ◇

【第1P】関大2―1立命大
【第2P】関大2―0立命大
【第3P】関大1―1立命大
【試合終了】関大5―2立命大

プレーオフ前、最後となった試合。第2ピリオド(P)終了時点で4-1とリードし、最終Pには1点差に迫られたものの、最後はDF高井優希(社2)がブザービーターを決め5-2で勝利。18日には関学大、20日には同大と対峙(たいじ)し、4日間で3試合という全日本インカレのようなハードスケジュールをこなし、リーグ戦2週目を終えた。

序盤から最高の形を切った。1分にFW國塚李久(人2)が3試合ぶりとなる開始速攻弾で先制に成功。

その勢いに乗り、17秒後にも敵のゴール前でのパスミスのこぼれ球をFWロウラー和輝(商2)が奪う。キーパーとの1対1を制し2-0とした。FW香田悠匠主将(人4)が「大切」と話していた「ピリオドの最初の5分」の時間帯で早々とリードを広げた。

順調に試合を進めるも、「昨日はスタッフが常に言っているようなプレーができたけど、スケートができず良い流れがつかめなかった」と香田。14分に失点を喫し2試合連続無失点とはいかない。

第2Pでは7分にパワープレーのチャンスが到来するも決めきれない。もどかしい状況を打開したのはルーキーの高橋佑萌(人1)だ。13分にゴール前のポジションで、こぼれ球をバックハンドで押し込んだ。高橋佑は「しっかり足を動かすことができたおかげ」と得点を振り返った。

2分後には点取り屋・FW三浦詰平(人3)が自慢の足を生かしたプレーで追加点を奪った。

最終Pは関大にとって苦しい時間が続いた。2分にFW佐々木快(情3)のペナルティによって、キルプレーの時間帯に失点。その後、15分にもキルプレーの時間帯が続き、終了間際の18分には相手のラフプレーから乱闘に発展。

両チームとも1名ずつペナルティをもらったところで立命大がタイムアウト。ゴーリーを引っ込め、パワープレーで関大ゴールに迫るも、体を張ったプレーでゴールを通らせない。最後は高井が「狙っていた」という自陣から敵陣へのロングシュートがブザー音とともに決まり試合終了となった。

リーグ戦2周り目を終え、香田主将は一番の改善点に失点の多さを挙げた。関西上位校である関学、立命大、同大との対決では6戦中4試合で失点。また、後半の3試合は全て3点差以内と僅差でのゲームとなった。次戦のプレーオフ初戦は11月3日と1週間以上空く。プレーオフでは関大らしいホッケーで相手を圧倒する関大アイスマンを目にしたい。【文:三木勇人/写真:野村沙永】

▼香田主将
「昨日はスタッフが常に言っているようなプレーができたので無失点で終われて、そのままの流れに乗りたかったけどスケートができず、良い流れがつかめなかった。プレーオフ3試合では練習する時間があるのでそこで修正して、もう一回みんなで集中力を高めて全てシャットアウトで終われるような試合ができるように頑張りたい。アタッキングゾーンではチームでやろうとしていることはみんなやる意識はあった。でもチャンスがあっても決めきれない部分があるのでプレーヤーはシュートを工夫したりして修正したい。(無失点の試合がなかなか続かないが)セットが変わってコミュニケーションを取れていない部分もあった。1から話し合って完全にシュートを1本も打たれないようにしたい。(3年生FW3人が第2セットで登録)即席セットで1回も練習していない割にはいけたと思うけど、1つ目が点数を取って自分たち2つ目が失点してしまって点を取れなかった。課題ではあるので、失点はゼロでDゾーンの守りを気にしてやっていきたい。(一番修正していきたい部分は)失点ですね。全部シャットアウトで終わった試合がないので失点はゼロで抑えて、そしてスコアリングチャンスがある中で得点できないのはシュート力不足。無失点というのを意識しながら足を動かして体が当たる根本的なホッケーをやるべきことをやれば点数も入るのでそれをチームで意識したい。(復帰して日が浅いDF高井、安田歩実(人4)の調子は)本人たちはけが背負いながらやっている部分はあるが、頼りになるのでケアしつつ、活躍してほしい。(同じく復帰組のFW瀧本風斗(人2)について)あいつは元々実力がある選手なので、あとは体力が戻り次第上のセットで活躍できる技量はあるのであとは体力を戻して上のセットで活躍してもらいたい」
▼高井
「(ブザービーターは気持ちのいいものか)そうですね、狙っていたので(笑)。(復帰してから安田との連携は)自分はもうけがして以降調子が良くなくて助けられてばっかなので申し訳ない。いいときもあるんですけど、ピリオド中には悪い部分も出てしまう。波がまだ今の段階ではあるのでそれを減らしていきたい。(長所は)パス出しですね。仲間にいいパス出して決めれるようなものを出したい。(改善したい部分は)常に試合を意識して、できるだけ状況判断を速くというのを意識しています。どうしても関東と試合をするときはプレッシャーが早いので関西の場合は遅いのでそれに慣れないようにしたい。(チーム状態は)前半は結構点差もついていたけど、後半は競った試合や関学に負けたりしたのでスタミナ不足かなと思います。(プレーオフに向けて)ディフェンスとしては無失点、関学に負けているので、最低でもどこのチームにも5点差をつけて無失点で勝ちたい」
▼高橋佑
「3セット目なのでしっかりと足を動かすことを意識して、1、2セット目につなぐように意識していたんですけど國塚さんがしっかりと1対1を頑張ってくれたのでそれでこぼれた球を叩けた。3セット目はしっかりと足を動かすのが目標だったのでそれができたおかげで点数が取れました。(ゴール前のプレーは)ゴール前はフォワードはしっかりとバトルしないといけないので体を張ってパックを集めるようには意識しています。(長所は)リバウンドをしっかりと叩けること。(フィジカルは)長所ではあるんですけど、4年生とか3年生の先輩に比べるとまだまだ勝てない部分がある。しっかりと鍛えていきたい。(どの部分を)上半身もあるんですけど、下半身がしっかりできていないと耐えれない。下半身をしっかりと鍛えていきたい。(個人のプレーとしては)最近、少し調子が良くなくて、今日は最初から足を動かすことを意識して臨んだ。自分的にはそれができていたのでこの試合を糧にしっかりと継続していきたい。(プレーオフに向けて)このチームで関西でできるのは3試合。4年生のためにもしっかり頑張って勝って優勝したい」