【サッカー】[なでしこ]2得点も、最後の失点で勝ち点1分け合う

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◇平成30年度関西学生秋季リーグ戦1部 第5節◇対大国大◇10月21日◇関西大学高槻グラウンド◇

【前半】関大1ー1大国大
【後半】関大1ー1大国大
【試合終了】関大2ー2大国大

1部で厳しい戦いが続き、勝ち点が得られない関大。今節は男子部員の応援の力もあり、2得点を挙げて勝ち越しに成功するも、終了間際の失点で相手に追いつかれ、勝ち点1を分け合った。

立ち上がりから関大がボールを回し、MF笠原黎里花(社1)が攻守にいて存在感を放つ。相手FK(フリーキック)はGK寺村夏海(人1)がキャッチ。サイドでは、DF成迫美咲(人1)、DF鳥本みずほ(法2)の堅い守備で、相手に仕事をさせない。26分には、FW藤崎愛乃(人2)が左サイドのMF笹部麻衣(人1)にクロスを供給。MF笹部が合わせるも枠に飛ばない。


△MF笠原


△GK寺村


△DF成迫


△DF鳥本


△FW藤崎愛

試合が動いたのは37分。相手FKでポストに当たったボールがゴールネットに収まり失点。しかし、足高清志コーチが「素晴らしい」と振り返ったとように、失点して1分も経たない間にFW藤崎愛が得点し、試合を振り出しに戻した。

後半に入っても、関大が主導権を握った。関大のコーナーキックではDF大田萌(文2)が頭で合わせるも、得点には至らない。さらに左サイドから上がってきたDF鳥本かゴール前にクロスを出し、MF濱直海(人3)が触ったが、これもゴールに嫌われる。


△MF濱


△MF笹部

20分、待望の勝ち越し点を挙げた。「後ろから打ってもいいって声も掛けてくれてたので、思い切って打ったら、いいところに飛んだ」(DF成迫)。DF成迫がMF笠原のパスを受け、そのまま放ったロングシュートがゴールネットを揺らし2ー1に。途中、押される場面もあったが、ディフェンスラインを中心に関大ゴールを守った。しかし、44分に恐れていた失点を許し同点に。あと1点を取り返す時間はなく、ホイッスルが鳴った。

選手たちは「何かが足りない」と口をそろえた。関大が優勢の試合だったが、またも最後に崩れてしまった。あと2試合、もう下を向いている時間はない。残留のために、必ず勝ち点3をつかみ取る。【文:野村沙永/写真:三木勇人】

▼足高コーチ
「最低勝たないとあかんチームだった。総力戦みたいな試合だったけど、うちの力的には全部出し切ったかな。ただ、あと一歩、神様が微笑んでくれなかった。何かが足りない。(得点については)1点目は素晴らしい。練習ではあんな感じでめったに入らないけど。ああいう形で点が入るようになったっていうのは進歩かな。でもそれが何回もでない。決定力っていうところもある。(最後の失点は)80分と90分の差。そこまで持たない。目標はインカレと言ってるけど、勝負はそんなに甘いものじゃないよと教えられている。前は負けて、今日は引き分けで一歩ずつ前進しているけど、ちょっと物足りない。今日もあれだけ応援に来てくれて、応援に来てる彼らはどう思うか。TOPは粘って粘ってエクストラタイムで点取ってたから、それは何やねんっていうことだと思う。(次戦に向けて)今日は応援来てくれて、気分も高まったやつもいるし、リラックスさせて、あとは技術的、体力的にどうこうっていうより本人らが悔いのないように。このまま行ったら落ちてしまうので、自分たちで考えてやらす。産みの苦しみかな。あれさえ入れば勝てたのにっていうのが出てくる。うちのクラブに「万事徹底」っていう言葉が書いてあって、つまらんことでもこだわってっていう姿勢。ミスしたら、二度とミスしないようにするとか、細かいこと。厳しさが足りないっていうのはある。勝ちたいという気持ちだけで猪突猛進で行ってしまうと、横の人がいいこと言ったってわからない。そういうのがあるんじゃないかな。練習でできても試合でできないのは、できないと一緒。だから一歩一歩のぼるしかない」

▼MF加藤友梨女子主将(政策4)
「勝ち切れた試合だったし、勝たないといけない試合だった。悔しい、残念。失点した後に、すぐ点を入れたことは、今までできていなかったことなので、成長した部分であって、良かった。あれで飲み込まれずに持って返せたっていうのは、応援の力も大きいけど、そこは評価すべきところ。(最後の失点は)理由は考えだしたらたくさんあると思うけど、やってる人たちは気持ちの部分はちゃんとあったと思うけど、それ以上に足りないものがあって、負けていいと思っているひとは誰一人いないと思うけど、やっぱり何かが足りない。甘さが出てしまったというところは改善しなければいけなくて、これという理由を探すのは難しいと思うけど、徹底してやっていかないといけない。あと2試合勝たないと自動降格になってしまうので、それだけは避けないといけないので、4回としてそこは絶対やらないといけないところ。個人の目標、やって終わるべきことでもあって、チームとしてもここまできてしまったら残留というところを目指していかないといけないので、どうやったら勝ち切れるのかっていうところを突き詰めたい。(明国医大は)一回勝てなくて、因縁の相手というか、相性が合わないっていうのもあるけど、こっちもメンバーも変わってるし、そこはわからないところなので、前向きに考えて準備したい」

▼MF藤崎愛
「自分たちは最初の何分かは簡単にやって、前からかけるっていう風にやっていたけど、早い段階でFKで点を取られてしまって。前半のうちに取り返したいと思ってて、いい形は何度かあって、その中で失点したあとすぐに点を決められたのは自分たちにとって、1部の後期通しては成長だったと思う。でも最後のところで自分らが勝ち越したのにも関わらず、前回同様、最後のところで入れられたのがすごくもったいない。練習のときから厳しさを持ってやっているはずだけど、やっぱり何かが足りないのかなっていうのはすごく感じた。(応援もたくさん来ていましたが)みんな応援されると緊張しちゃうと思うんで。でも勝ち越して、勝ってる状況まで応援がすごく力になってたけど、気の緩みがあって、最後入れられてしまった。(残り2試合ですが)明国は去年は同じ2部にいて、今は同じ1部に上がっているけど、明国はインカレにも出ているチームで、今までやって勝ててはいないけど、勝てない相手ではないと思う。明国もそんなに勝ち点はないと思うけど、自分たちが残留するためには絶対勝ち点3がいるので、絶対勝たないといけない」

▼DF成迫
「最初の流れ的に、チームの流れは良かったし、いつもより前からいけていて、前節や今までの試合と比べたら一番いい試合だったかな。やっぱり最後の最後で締め切られへんっていうのと、ディフェンスをかけ切れないっていうのは、自分たちの課題。(得点シーンは)サイドは自分が呼んだら出してくれるっていう状況の中で、後ろから打ってもいいって声も掛けてくれてたので、思い切って打ったら、いいところに飛んだ。(1年生として1部で戦ってきて)自分たちが2部で見てたときよりレベルが全然違うし、でもその中でインカレ目指すには、勝たなあかんっていう部分で、一番フレッシュな気持ちで臨めている1回がチームを鼓舞しなあかんなと感じる。勝ち点3は絶対に勝たなくてはいけなくて、今日じゃダメだということを共通理解して、もっと1対1とか厳しくいける試合にしたい」