【レスリング】1部復帰の夢、惜しくもかなわず

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◇平成27年西日本学生秋季リーグ戦◇12月5・6日◇金岡公園体育館◇

関大 3-4 天理大

関大 5-2 日本文理大

関大 6-1 鈴鹿大

関大 4-3 桃山大

関大 6-1 帝塚山大

10月に行われた個人戦の西日本選手権では、思うような結果を残せなかったレスリング部。団体戦で2部リーグを勝ち抜き、1部復帰を目指す。4年生にとっては最後の大会となり、有終の美を飾りたい。

初戦は天理大と対戦した。1人目の86㌔級・尾崎は中盤に粘りを見せるが、相手の攻撃に耐えきれず敗戦。2人目の神田は試合開始から攻めたてる。ローリングを決め、テクニカルフォール勝ちを奪う。続く70㌔級・山岡は不戦勝。65㌔級・竹本は相手の素早いタックルに対応しきれず場外に出される場面が目立ち敗戦。61㌔級・大川慧は攻め手に欠き敗れると、関大は125㌔級の不戦敗が決まっているため天理大の勝利が確定した。74㌔級の小山が豪快な投げを決めるなどポイントを重ね意地の勝利。「全員がチームのためにという思いが強すぎた」と尾崎主将は初戦の黒星を悔やんだ。

次なる相手は、1シーズンでの1部復帰を目指す日本文理大だ。選手層で圧倒的に勝る相手に関大が真っ向から対峙する。天理大戦での反省を生かし、目の前の試合に集中し挑んだ。61㌔級・大川慧が初陣を切る。バックを取って相手の体をコント―ロールしテクニカルフォール。わずか1分余りで圧勝した。125㌔級は不戦敗。続く74㌔級には尾崎が登場する。相手が果敢にタックルを狙ってくるも、冷静に対処し、最後はローリングでテクニカルフォール勝ちを決めた。4人目の70㌔級・山岡も安定した試合運びを見せ勝利。チームの勝利に王手をかけるが、86㌔級に出場した小山は本来の階級とは違うこともあり敗戦を喫する。だが、続く57㌔級の神田が気迫のこもった試合で勝利をもぎ取る。9-12と相手にリード与え残り時間1分となるが、怒とうの攻めからバックを奪い逆転。最後までこのリードを守り抜き関大に勝利をもたらした。最後に登場した竹本は相手の攻めを切り返し、そのままピンフォール勝ち。5-2で勝利をつかんだ。

初日最後の試合となった鈴鹿大戦は関大が終始圧倒。57㌔級・神田のテクニカル―フォール勝ちを皮切りに、86㌔級・尾崎、65㌔級・竹本、61㌔級・大川慧、70㌔級・山岡が立て続けにピンフォール勝ち。74㌔級・小山は不戦勝、125㌔級は不戦敗で6-1と大差をつける。出場選手全員が勝利し初日を終えた。
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2日目に入り、初戦は春に敗れた桃山大と対戦した。86㌔級・小山が敗れ、連敗が許されない状況で61㌔級・大川慧がマットに立つ。大川慧は果敢にタックルからテイクダウンを奪いテクニカルフォール勝ち。続く、65㌔級・竹本は抜群のレスリングテクニックを披露する。グラウンドに持ち込み、がぶり返しでテクニカルフォール勝ちをつかんだ。125㌔級は不戦敗で、迎えるは74㌔級・尾崎。尾崎は安定した試合運びを続けポイントを重ねる。スタンドのがぶり返しが飛び出すなど、相手を寄せ付けず勝利した。次に登場したのは初日に唯一全勝をキープした57㌔級・神田だ。安定した試合展開を見せ、相手にポイントを与えることなくテクニカルフォール勝ちを収めた。70㌔級・山岡は敗れたが、4-3で関大が勝ち星を挙げた。

今リーグの最後の相手は帝塚山大だ。先陣を切ったのは57㌔級・神田。序盤、ローリングでポイントを積み上げると、最後は相手のバックを取りテクニカルフォール勝ちとなった。125㌔級は不戦敗も、74㌔級・小山は相手に思うような攻撃をさせずに勝利。86㌔級の尾崎は、体格で上回る相手に見事な一本背負いからピンフォール勝ち。65㌔級・竹本、61㌔級・大川慧が勝利し、最後の70㌔級・山岡へ。山岡は力強いレスリングで相手を抑え込みピンフォールを奪うと、雄たけびを上げ喜びを表現した。
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4勝1敗で日本文理大と天理大が関大と並んだが、勝ち点で日本文理大がわずかに上回り優勝した。関大は奮闘したものの惜しくも2位。念願の1部復帰がかなわなかった。しかし、選手層では他大学に及ばないが個々の能力の高さを発揮した。チームを引っ張ってきた4年生はこれで引退。尾崎は「みんなの成長できた姿が見られてよかった」とこの1年間の集大成となる大会を振り返った。今年果たせなかった1部復帰の目標は後輩レスラーたちが成し遂げてみせる。【嶋健太朗】
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▼尾崎主将
(1日目)「1試合目の天理大戦はよくなかった。その後立て直せた。切り替えて負けを引きずらずに試合ができた。天理大戦は初戦ということもあって、全員がチームのためにという思いが強すぎた。プレッシャーになっていたので、チームのことはすべて自分が背負うと伝えた。試合前にも一戦一戦が大事だと話した。日本文理大戦からは目の前の試合に集中できていた。(2部を)優勝するには桃山大、帝塚山大ともに落とせない相手。引き続き目の前の試合に集中してやってほしい」

(2日目)「優勝を目標にやってきて達成できなかったのは悔しいが、このチームが成長した姿を見られて主将としてうれしかった。みんな試合に集中できていたからいい結果が出たと思う。4年生になって主将として練習を仕切ったが就活で抜けることがあった。後輩たちには申し訳なかったが、みんな頑張ってくれたと思う。みんな仲が良いので、練習の中で厳しさを持ってやってほしい。(自身の4年間について)大学から始めたにしてはいい成績が残せてうれしかった。4年間は99%嫌なことや苦しいことだったけど、続けたことに後悔はない」 IMG_6824