【コラム】スポーツの「瞬間」を伝えること

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6か月。私がカンスポに入ってから経過した時間だ。私にとってこの6か月はあっという間だった。最初に行った取材は野球の春リーグの近大戦。その試合で古川陸選手(商4)がホームランを打った「瞬間」を現在でも鮮明に覚えている。

このようにスポーツには必ず印象的な「瞬間」というものがある。「瞬間」というものは時間としては、ほんの一瞬のうちに過ぎ去っていってしまうものだが、心の中には長く残るものだ。そして、選手が作り出したその「瞬間」を多くの人にも伝えることが、取材者の使命だと私は考える。

そうは言っても、私自身この春に取材者という立場になったばかり。まだまだ未熟で、選手達の努力の結晶を100%そのままに伝えることができていないかもしれない。だが、私はそれでもいいと思う。なぜならたった1%伝わるだけでもそれがそのスポーツ、選手への興味につながれば良いと思うからだ。その興味から試合を観に行った時に「瞬間」を直接間近で感じる。そのきっかけとなればいいのだ。

もちろん取材者である以上、これからどうすればスポーツの魅力を伝えられるかを追求していかなければならない。その過程で競技と選手が作り出す感動を鮮度そのままに伝える技術も培っていこうと思う。

スポーツが与える影響はオリンピックやワールドカップからもわかる。2年後には東京オリンピックもあり、ますますスポーツ熱が高まるだろう。この状況の中で取材者が果たす役割はとても重要だ。私はその役割を果たせるように、取材で体感した「瞬間」を伝えることで貢献したい。【北島大翔】