【アメリカンフットボール】4TDを奪われ、昨季王者に完敗。

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◇2018関西学生リーグDiv.1第5節◇対立命大◇10月20日◇於・宝ヶ池球技場◇

【第1Q】関大3―0立命大
【第2Q】関大0―14立命大
【第3Q】関大7―14立命大
【第4Q】関大0―0立命大
【試合終了】関大10―28立命大

今年も立命大の前に屈した。9年ぶりの関西制覇のためには絶対に負けられない一戦。第1Qにフィールドゴール(FG)で先制するも、その後は攻撃の形を多く作ることができず、4つのタッチダウン(TD)を許し敗戦を喫した。

第1Q、LB前野太一(政策4)、LB青根奨太(商2)がハードタックルを見せ、ゲインを許さない。その後はQB入佐一輝(情4)がWR小田康平(経3)、TE松尾純平(経4)へ正確なパスを通しチャンスを演出。TDにこそつながらなかったが、K三輪達也(法4)がきっちりFGを決めて3点を先制した。

だが、ここから王者のオフェンスが牙をむく。第2Q、パスを通され攻め込まれると、最後は約30㍎の地点から立命大のRB立川にランでTDを許した。トライフォーポイント(TFP)も成功し、3-7とされる。この後またもや立川のランでエンドゾーンを陥れられ、11点ビハインドで試合を折り返した。

第3Q、前半からの悪い流れを止められず、さらに2TDを許した。なんとか一矢報いたい関大オフェンスは、入佐からWR名生裕貴(経4)へのパスで約24㍎をゲインし、観客を沸かせる。最後は再び入佐のパスを松尾がキャッチし、この日チーム初のTD。7点を返す。しかし、反撃もここまで。第4Qでは得点を奪えず、今年も立命大の牙城を崩すことはできなかった。

「ただただ悔しい」(OL山田周平主将=人4)。試合後は多くの選手が涙を流した。それは、この一戦に懸けてきた思いが強かったことに他ならない。9年ぶりの優勝は厳しい状況に追い込まれたが、リーグ2位での西日本選手権の可能性は残されており、チームは「何も諦めていない」(松浦雅彦監督)。次戦は宿敵・関学大との試合が控えている。何としても勝利が必要だ。悲願達成への灯を、消してはならない。【文:長尾洋祐/写真:柴村直宏】

▼松浦雅彦監督
「悔しいです。やはり関学大や立命大と戦うには、チーム全体の底上げは必要だけど、やはりゲームをブレイクすることも大事。本当に細かいチャンスを生かせたのが相手だった。出し切れなかったのが自分たち。まだできることはある。日々(練習を)積み重ねることと、やはりいろんなことに気を配ることが大切。2位でも西日本選手権には出られる。立命大に負けたことも、関学大と試合をすることも、あくまで1つの過程。僕らは何も諦めていない。反省というよりは、前を向いていきたい」

▼山田主将
「ただただ悔しいの一言。この試合に向けて合宿もあったけど、それも含めて全員が『立命に勝つ』という気持ちを持っていた。立命大に勝つための合宿で、しっかりミーティングの時間を増やして、全員で練習のビデオを見たりした。立命大を想定し続けた合宿だった。今日の試合でも出せたと思うけど、やはり1つのミスや流れを変えるプレーが命取りになった。(TDの松尾については)未経験で入ってきて、本当にリーグを代表する選手になっている。雰囲気を上げる声もあるので、幹部ではないけど中心的存在。(立命大は)ここ一番の集中力や、ビッグプレーを起こす人間が多いので、そういったところが長けていた。ビッグプレーを起こすためにはリスクを起こしたり、緊張感のある中でやることが重要だと思う。関学大はすごくきっちりしたチーム。関西を代表するチームだけど、自分たちにもチャンスはいくらでもあると思う。少ないチャンスをしっかり決めきって勝ちたい。やはりアメフトは練習の取り組みが出る。練習でできないことは試合でもできない。さらに突き詰めて、究極まで突き詰めたい」