【サッカー】[なでしこ]惜しい敗北も、内容に自信あり。

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◇平成30年度関西学生女子リーグ戦1部第4節◇対聖泉大◇10月14日◇明治国際医療大学◇

【前半】関大0-1聖泉大
【後半】関大1-2聖泉大
【試合終了】関大1-3聖泉大

前節から約1か月の中断期間を経て迎えた第4節は聖泉大との1戦。1部常連校の相手に意識的に攻めつつ、前半は守備で食らいつく。しかし、前半終了間際に先制を許してしまう。後半はメンバーを変え、積極的にシュートを狙う関大。4年生MF岸本玲奈(人4)のゴールで同点に追いつくも、最後に2失点を浴びる。惜しくも今リーグ初の勝ち点獲得とはならなかった。

立ち上がりから攻める関大。前節以前の3試合と比べ、攻撃の意識が見て取れる。「もう守ればいいだけではない」と加藤友梨女子主将(政策4)。一方、守備は前半7分に初めのピンチを迎える。CK(コーナーキック)からのセットプレー。1回目のCKはGK寺村夏海(人1)のパンチングで外にはじき、2回目は、DF吉田絢香(経3)がうまく対応して乗り越えた。その後も、DF大田萌(文2)などディフェンスラインが落ち着いたプレーで両者譲らない試合展開に。


△大田


△笠原黎里花(社1)


△和田温菜(人1)

なかなかシュートまで持っていけない関大だったが、22分、DF成迫美咲(人1)のロングシュートを皮切りにシュートシーンが増える。26分にはDF鳥本みずほ(法2)がゴール前にスルーパス。FW藤崎愛乃(人2)がスライディングで押し込むも、これは相手のGKに阻まれる。五分五分の展開だったが、41分に相手のCKから得点を許してしまった。


△成迫


△鳥本

後半は4年生のMF加藤とMF岸本がメンバーに入りスタート。シュートが決まらず、相手の勢いも落ちずに、もどかしい時間が続く。しかし、その状況を変えたのは、4年生の2人だった。CKのこぼれ球をMF加藤が拾い、クロスを上げ、MF岸本がシュート。「4年生の意地を見せたい」と前日の男子の試合を見て受けた刺激を形にしてみせた。しかし、終盤盛り下がってきた関大の隙を相手が見逃すことはなかった。2失点を喫し、試合終了。

あと一歩が届かなかった。2部リーグは80分ゲーム。80分なら最後の2失点を浴びることはなかったかもしれない。1部リーグの厳しさを改めて実感した。しかし、いい場面も見られた今節。通用したプレーはいくつもあった。もう負けるわけにはいかない。自信を持って今度こそ勝ち点を手にしたい。【文:勝部真穂/写真:中西愛】

▼足高清志コーチ
「上位の優勝候補に近いチームと今まであたってきてそれぞれの試合で反省点が見つかった。そして中断期間があったので、その間になんとか1部残留という目標に向けて、点が取れるチームにだとか、もう少し精度を上げるだとか、課題を設けて約1か月間やってきた。なんとか食らいついていこうというのがあった。どれくらい前の3節から成長しているかな、どれだけやれるかなという、残りの試合に対する1つの目安に今節がなればと。トレーニングの成果がでればと思って臨んだ。2部にいるときは80分ゲームだったが、1部では90分で、それぞれ力の拮抗したチームだから、厳しい試合になる。条件的にというより、選手のレベルの差がまず違うから厳しいとは思っていたけれども、その中でも、雑草と言ったら言い方が悪いが、そのようなチームでどれだけ食らいつけるかという気持ちではきたし、選手もそれなりに覚悟して、前節までで自分たちの力が分かっただろうから、努力してできたというところはあったのかな。1-1のゲームだったし、このまま引き分けかなとも一瞬思ったけども、まあやっぱりそりゃ向こうのチームもインカレ目指してるわけだし、ここで負けるわけにはいかない。向こうは本気でインカレを目指していてこっちはギリギリで戦っているわけだから、1部の常連さんと、上がってきたばかりのチームの力の差がでた。あとは精神的に追い込まれていたのかもしれないが、体力的な差がでたのかなと思う。技術の差や戦術的に劣るということはあまり感じなかった。あとは気持ちがどうなのか。そのへんが揉まれてる揉まれてないの差かなと思った。(次節に向けて)今日終わってみんな泣いていたように、本当の悔しさというのが分かったし、もう少しでできるという自信にもなったかもしれない。このまま引き下がる気もないし、あと自分たちの何が足りないかということも分かっただろうし、そこで残りの試合戦えたらなと思う」

▼加藤女子主将
「中断期間では、守備というより攻撃の崩しを。ここからの試合はもう守ればいいだけではないので、点を取らなければならないところで、得点を課題にしていた。連携した崩しを練習してきた。今日、点を取れたのは、練習していた形ではなかったが、ゴールの意識という部分ではよかったのではないかと思う。みんな攻撃で、シュートの意識というのが今まで以上にあって、前に行こうという気持ちが入っていたと思う。今までよりかは。気持ちを統一して入れたという感じ。ディフェンスは1対1のところをもうちょっと強くやっていかないと軽いプレーとかもまだまだあるので、一人一人もっと責任をもってやったうえで、連携とかで連動した守備というところはもっともっと詰めていければ、ボール取ってからの攻撃にもつながっていくと思う。守備からしっかりやって、攻撃につなげていけるような形になれたらもう少しレベルが上がるのではないかなと思う。次節も今日負けてしまったので、勝っていかないと、今後厳しくなる。点を取りに行って、今日の悔しさを全部出して、全員で勝ちに行きたい」

▼MF岸本
「(得点シーンを振り返って)4年間で、公式戦で初めて取ったのでめっちゃうれしかったが、結果としてはこういう結果になってしまったから悔しい。守備だけでなくて攻撃の面も練習してきた。昨日男子の試合を見に行って、4年生の意地というものを見てきて、その4年生の意地をこのチームでは自分がやらなあかんと思って、今日の試合に挑んだ。(次節に向けて)もう絶対1試合も本当に落とせないので、もっと強い気持ちを持って、全員で一つになって勝ち点とりに行きたいと思います」