【バスケットボール】園女大に惜敗。残り2戦、「次はもっと強く」。

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◇平成30年度関西女子学生リーグ戦第9日目対園女大◇10月14日◇京都学園大学◇

[第1Q]関大18-24園女大
[第2Q]関大14-14園女大
[第3Q]関大18-13園女大
[第4Q]関大17-16園女大
[延長]関大6-11園女大
[試合終了]関大73-78園女大

勝利まであと一歩だった。同点で第4Qを終え、迎えた延長。層が薄い関大に容赦無く降りかかる園女大の猛攻に立ち向かう力はもう残ってはいなかった。一時は2点差に追い付くも、終始リードを奪うことはできず。あと5点。わずかな、それでも大きなその点差に唇をかんだ。

「いつもの試合よりは、入りで全員が戦う気持ちができていた」(森山奈美主将=商4)。ここまで全勝同士の直接対決。ヤマ場とにらんでいた園女大戦に臨む意気は序盤から十分だった。森山のスリーポイントを先制点とすると、古金谷郁美(文4)がディフェンスリバウンドを奪う。小幡美乃理(文3)がそれを沈める。その後もシュートがリングを通過し、後に続く。


△森山


△小幡

しかし、一筋縄ではいかない。約2分間関大の無言の時間が続き、あっという間に同点に追い付かれる。取って取られてのシーソーゲームを繰り広げるも些細なキャッチミスやファウルによって得点を重ねられ、6点差で第1Qを終える。

関大が追い付く。園女大が追い越す。第2Qでも状況は変わらない。森山のスリーポイント、五十子玲奈(政策2)のシュートで同点とするも、欲しいワンゴールが奪えない。リードを許したまま後半を迎える。


△五十子

両チームの割れんばかりの声援が体育館を包む中、流れをつかんだのは関大だった。小幡が立て続けにバスケットカウントを奪い同点に追い付くと、高島陽和(安全1)がリバウンドを自らゴールへ叩き込む。その後も山中萌(法3)が果敢にルーズボールに食らいつき、小幡のアシストから古金谷がシュート。逆転する場面も見られるなどペースを握った。


△高島


△山中

第4Q。「楽に楽に!」と、ベンチから聞こえる声。それに応えるように落ち着いたプレーを見せた。菰方智恵子(人3)、古金谷が立て続けにシュートを決め、これで4点リードに。勢いは確かに関大に傾いていた。


△菰方

しかし、積み重なったファウルがこの流れに暗い影を落とし始める。フリースローを度々献上すると、5ファウルにより古金谷が退場。残り30秒でついに同点に追い付かれ、試合は延長に。

「最後の方は限界なところもあった」(早川亮馬監督)。勝ちたい思いとは裏腹に、体力は底をついていたのかもしれない。それでも諦めまいと懸命に食らいつき、あと2点のところまで追い上げる。だが、ゴールは遠かった。ターンオーバー、フリースローでダメ押しの追加点を決められ5点差とされたところで、試合終了を告げるブザーが鳴り響いた。

2部全勝優勝という目標がここで潰えた。しかし、1部昇格への道はまだしっかりとその形を残している。勝敗だけでは分からない、確かな成長を彼女たちはきっと得ている。「負けたからって全部ダメってわけじゃない」(森山)。思い描く未来に向かって。あと2戦、勝利の女神は関大に微笑む。【文/写真:高木満里絵】

▼早川監督
「想定してたよりうまく行った。向こうに終始リードされるかなと思いながらもこっちもついて行って、その中で最後ギア上げてガッとできたのはすごく良かったと思うけど、こっちも交代をあんまりしていなかったので最後イージーシュートを落としたり、トラベリング、キャッチミスとかああいうところが続くのはしんどい。最後までちゃんとシュートまでいけたらいいけど、40分戦うプランとしては最後失敗したなと。勝ちゲームやったんじゃないかなと思う。(今日はヤマ場と捉えていた?)全勝同士なのでそこはみんな意識していたと思う。ただチャレンジしようねと。去年は負けているし園田との初めてのゲームなので。(もう少しできたか?)できた部分もあるし、限界な部分もある。最後の方は限界なところもあった。でもよく頑張ってくれてたし、コンタクトとか今できるギリギリの部分で頑張ってくれたからそこは評価できると思う。(次の2戦)絶対勝ちたいよね。勝たないといけない。そうしないと意味がないから、勝ってこのリーグ戦を締めくくりたい。急にやることを変えることはないし、結果としてついてきててみんなもそれは分かってると思う。今日徹底できなかったところ、最後頑張らないとダメっていうのはみんな分かったと思うから、そこをもう一回やっていきたいです」

▼森山主将
「いつもの試合よりは、入りで全員が戦う気持ちができてたので苦しい時間もついていくことができたし、逆に自分たちがいい時に波に乗って攻めていくことができたけど、ファウルが多かったかな。延長戦はファウルがそのままになるのでそれがちょっと悔しかったなという感じ。どこもミスマッチだったのでいろいろフォーメーションとかも使っていこうと思ってたし、それ以上に1対1でドリブルで割っていく力はみんなあると思うので、細かいことは言わずにいつもやってきたことをやり切るとしか言ってないです。去年は相手がこうだからこういう風にしようって言って逆に自分たちのオフェンスができなかったから今回はやってきたことをやるだけっていう風にシンプルに。迷いはなかったかなと思う。(やってきたことはできた?)そうですね。自分たちは基本的に1対1、割っていくっていう気持ち。そこで相手が出てきたら次のパスを考えるようにしてて、6人目、7人目で出てきた子もいいところでシュート決めてくれたので、そういうところでは攻めに行くっていう気持ちがメンバーもベンチも出てたかなと思う。(最後は)向こうは控えが多かったけど、こっちは常に5人6人で戦ってた。体力的に本当にしんどい部分もあったし、最後ヨク(古金谷)が抜けて(身長が)小さくなった時にリバウンドが(うまくいかない)。頑張ってるけど、どうしても上ではじき出されて、(取るところまで)行けなかったっていうのがちょっと苦しかった。でもそれも言い訳。小さい人はそれ以上に弾き出さないとダメだし、その弾いたボールを取るのは身長じゃなく気持ちの問題だと思うので。最後ルーズボールに行くことはしんどいけど、そこまで頑張りきるっていうのは次切り替えるしかないかな。(あと2戦は)同女は去年負けて、京産は勝っている。相手がどうっていうよりは勝ち負けにとらわれずに、一人一人が今日ダメやったところと良かったところを切り替えきてほしい。できてたところは、ゲームの入りでの気持ちの部分。ディフェンスも粘れてたと思う。オフェンスは点が入らなかった時に次どうするか。攻めに行く気持ちは良かったけどその次ができてなかったのでそういうことを一人一人自覚してほしい。負けたからって全部ダメってわけじゃない。そういうところを全員が分かって、反省するところは反省してくるようにと言ったので、次はもっと強くなっていい試合ができるように、そこをあと2試合で見せれるように頑張ります」