【アイスホッケー】晒谷和復帰弾!勝負のインカレまであと1ヶ月!

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◇第62回関西学生リーグ戦決勝トーナメント最終戦対関学大◇11月22日◇高槻アイスアリーナ◇

【第1P】関大1―0関学大
【第2P】関大1―0関学大
【第3P】関大2―1関学大
【試合終了】関大4―1関学大

今年も強さは揺るがなかった。圧倒的な力で予選リーグを戦い抜き、決勝トーナメント進出前にすでに8連覇を決めた関大。それ以降も、関東勢を意識したより内容の伴ったゲームを披露している。止まることを知らないアイスホッケー部が今季リーグ最終戦に挑んだ。

ここまで全勝をキープし、関西王者にふさわしい戦いを披露している関大だが、今季リーグを通して試合の入り方が課題だった。しかし、決勝トーナメントに入ってからは修正点が改善されたホッケーを展開している。この日も、試合開始早々から相手を上回る運動量で圧倒。パックに対しての反応が早く、完全に試合のペースを握った。しかし、今日の相手は宿敵・関学大。捨て身の攻撃で向かってくる相手にあわや、失点かと思われるシーンもあったが、GK人見の安定したセーブで切り抜ける。「やるべきことをやろうとしていたが、第1Pは少し硬かった」(鈴木コーチ)。パックを支配するが、カウンターを食らう場面も多く、互角の戦いが繰り広げられた。

迎えた14分過ぎ、重苦しい展開の中、ついに試合が動く。この日から復帰した、チームの絶対的要である晒谷和の先制弾が決まる。

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ブルーライン付近中央でパスを受け、スティックを振り抜いた。これが見事にゴールネットに突き刺さり、関大に先制点をもたらす。場内からも歓声が上がる、超ロングシュートが決まり1-0とリードして第1Pを終えた。

第2P以降も、相手を圧倒。しかし、鈴木コーチが「決定力が課題となる試合だった」と振り返ったように、シュート数に対して思うように得点が伸びない。香田のゴールで1点を追加するも、2-0とわずかなリードで最終Pを迎える。

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このままでは終われない関大は、最終Pで立て続けに得点。まずは、4分過ぎ、DF谷口がわずかな隙間を通す圧巻のセンターパスをFW斉藤に送る。これを受けた斉藤は相手GKとの1対1を冷静に決め、得点。相手の息の根を断つには十分なゴールシーンだった。その1分後、ここまでチームをけん引し続けているFW館田主将がゴール前のFW馬渕に決定的なラストパスを供給する。

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これを馬渕が押し込み4点目。関西王者の意地が垣間見える攻撃だった。その後は試合終盤に1点を失うが、攻守に渡って安定したプレーを披露。4-1で最終戦をものにした。リーグ全勝を成し遂げ、改めて関西で敵なしを結果で知らしめた。

試合後の表彰式では、主将である館田が最優秀選手賞をはじめ、個人賞を独占。また、1年生ながらリーグを通して安定感が光ったFW鈴木が最優秀新人賞に選ばれた。

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ベスト6にはGK人見をはじめ、4年生でチームの主力である晒谷兄弟や浪岡などが受賞。

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この日決定的なラストパスを見せた谷口も選ばれた。

勝つことが当たり前で、常に完勝を求められる関西での戦い。プレッシャーは計り知れないものがあるが、全勝という形で見事に強さを証明した。今年こそ、悲願の日本一達成へ。年明けに行われるインカレまで、約1ヶ月の期間を有意義に過ごし、勝負のリンクに立つ。【高橋良輔】
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▼鈴木コーチ
「決定力が課題。あれだけチャンスをつくったのに得点できなかった。パワープレーの精度も向上しないと、まだインカレでは通用しない。立ち上がりはセーフティーになっていて少し硬かったけど、最初から攻めていこうと言っていた通りにできていた。(今日復帰した晒谷和選手について)キーパーが見えない位置で枠を捉えたいいシュートだった。練習からのプレーをしっかりとやってくれた。関大の中では主力中の主力選手。ディフェンスだけど、得点力もある選手なのでインカレでも活躍してほしい。ここまで来たらあとはインカレに向けてやることをやるだけ。1つのハードルである秋リーグは突破できたので、あと1ヶ月ちょっとで最後まで仕上げることができるかどうか。全日本でプロとやる機会が12月にあるので、そこでいろいろ確かめながらチーム力を上げていきたい」

▼館田主将
「プレーオフの2試合はそれなりにいい内容でできていた。今日は勝てたけど、決めるところで決めることができないと苦しい展開になる。まだ、力がないことがわかった。(今日復帰した晒谷和選手について)ディフェンスではリーダー的存在。声もしっかり出してやってくれて、非常に助かっている。練習もやっていたので問題なく試合には入れていたと思う。今日は、シュートはしっかり打ててそこは良かったけど、ゴール前での混戦やシュートが単発にならないように意識しないといけない。セットでしっかりとコミュニケーションを取ってインカレを見据えてやっていかないといけない。(リーグを通してご自身の活躍について)個人賞は自分だけの力ではない。みんなに支えられて、多くの賞が取れたと思う。でも、チームでやるべきことを率先してできたことが、今回の結果につながった。でも、インカレが本当の勝負。4回生を中心にもっとレベルアップしていきたい。インカレまで全日本とクリスマスカップの関学大との試合だけ。チーム一丸となってやることをやっていくだけ。自分自身も本気で勝負できるホッケーは、人生でインカレが最後になる。優勝して笑顔で終わりたい」