【バスケットボール】大産大に快勝。「いいゲームだった」

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◇平成30年度関西学生リーグ戦第12日目対大産大◇10月13日◇大阪体育大学第6体育館◇

[第1Q]関大23-18大産大
[第2Q]関大20-6大産大
[第3Q]関大19-11大産大
[第4Q]関大17-20大産大
[試合終了]関大79-55大産大

リーグ戦も中盤を過ぎ、終盤へと差し掛かる12戦目。1巡目で競り勝った大産大と再び相まみえた。「全体としての試合の流れは、ほとんど自分たちのペースだった」(足立臣哉=人3)。ディフェンスから流れをつかみ、前半のうちに大差を付ける。この日、スターティングメンバ―としてコートに立った岸拓也(経1)をはじめ、フレッシュなメンバーも活躍し、セーフティリードを保ったまま試合終了。リーグ戦成績を6勝6敗とした。

試合は岸の鮮やかなスリーポイントシュートで幕を開ける。「きょうの目標はスリーポイントを決めることだった」(岸)。幸先の良いスタートを切ったように思われたが、ここから相手のシュートが次々に決まり、一時リードを許す。しかし、そこで慌てることはない。足立がドライブから得点をもぎ取ると、さらに河野拓海(人3)のシュートも演出。石野渉生(人4)もリバウンドに飛び込むと、足立が安定して得点を重ね続け、5点リードで最初の10分を終える。


△岸


△足立


△河野


△石野渉

第2Qも勢いは止まらない。竹村崚(文1)が激しいマークにあいながらリング下に切り込み得点すると、菅原紳太郎(文2)のミドルシュートもリングを通過。ベンチ、スタンドも先週に引き続き声を出し、コートに立つ5人の背中を押す。下田竜至(情1)も気迫のディフェンスで相手を止めると、リバウンドでも仕事をする。チーム全体としても堅い守りで相手にわずか6得点しか許さず、岸のスリーポイントや石野渉のシュートなどでさらにリードを広げていく。


△竹村


△菅原


△下田

関大スタンドが大盛り上がりする中始まった第3Q、相手のスリーポイントが決まるも、直後に岸がスリーポイントを沈め応戦する。さらに、岩本卓巳(文1)がタフなシュートを決めてみせると、中谷颯吾(情3)がブザーとともに3点を追加。およそ30点差を付け、最後の10分へ。


△岩本


△中谷


△秋岡和典(人2)

最終Qはフレッシュなメンバーが躍動。田代良雅(商2)が組み立て、山内佑真(経2)がオフェンスリバウンドを沈めると、岩本がミドルシュートにリング下にと奮闘。岸本寛太郎(商3)の好アシストにさらにベンチとスタンドが沸き、最後まで流れを相手に渡すことはなかった。1巡目、どうしても離し切れなかった相手に20点以上開け快勝。全日本インカレ出場へ、絶対に負けられない一戦でまた一つ、白星を積み重ねた。


△田代


△山内


△岸本

「きょうは色んな人が出て、普段コートに出ている人もベンチで声出してちゃんとやって、快勝できたのですっきりした」(岸本副将)。ほぼずっと関大ペースで進んだ試合。関学大に敗れ幕を閉じた3連戦のあと、崩れていたチームのバランスを戻すためオフェンスに変化を加えた。だが先週同様、声を出すことは忘れない。「楽しくっていうのはアップ前の円陣の時とかも言ってた」(足立)。何よりも、コミュニケーションを多く取る選手たちの姿がそこにはあった。

試合後、選手たちの顔には笑顔が見られたが、気を緩めることはない。「一戦一戦大事やけど、みんなあしたが大事っていうのは分かっている」(竹村)。負けられない戦いはこれからも続いていく。「こっち側のペースにバスケットを持っていけたら」(尾﨑勇太ヘッドコーチ=HC)。チーム全員で「自分たちのバスケット」を。強い気持ちで戦い抜き、また一つ白星をつかみ取れ。【文:宮西美紅/写真:嶋健太朗】

▼尾﨑HC
「出だしから自分たちのディフェンスとペースでバスケットができたから、苦しんだけどやり切ったら楽な展開に持っていけたと思います。森田と梶原が抜けてオフェンス力とかじゃなくチームのバランスが崩れたので、この1週間はバランスを意識してオフェンスの変化を付けた。河野、菅原の高さとアウトサイドの機動力を生かすバスケットに変更した。きょうもアクシデントがあって、河野が途中けがで岩本が出たことで、1年生が2枚並んだ。(スターティングメンバ―に名を連ねた岸は)スリーポイント4本決めてるし、ディフェンスでも流れを持ってきてくれた。あしたは(同大で)きょうよりも高さのあるチーム。きょう取れたリバウンドがあしたは取れないということもあると思うけど、こっち側のペースにバスケットを持っていけたらと思います」

▼梶原聖大(情4)
「先週の試合が関学大戦で、自分たちのプレーができていなくてあんまりいい流れじゃなかったんですけど、それを1週間練習してきょうの試合に生かせたというか。自分たちの得意なプレーができていたのはすごい良かったし、岸とか初めてスタメンで出たのに堂々とプレーできていたので、あしたも期待しています。(入る前は)笑顔もあったし、楽しくやろうっていうのがあったので。みんなで声出して楽しくやっていたので、それがきょうの試合の雰囲気にも出ていい流れになったから、あしたも集中するところは集中して、楽しくやってほしいです。(スタンドからの声が聞こえてくるが)今は出られないんで、声出してみんなに力を与えるっていうか。少しでも力になって、いい流れになるんだったら一生声出して、あしたも声出して頑張りたいです」

▼岸本
「先週からずっとみんなで声出してコミュニケーション取って盛り上げてってやっていて、関学大が強くて、みんなで声出して頑張ってやったけどやりたいプレーができずに負けてしまったんですけど、それでもみんなで声を出さないといけないっていうのは負けても変わっていなくて。ちゃんときょう、みんなで声出して盛り上げてできたので、それはすごい良かったところだと思います。練習はあんまり盛り上がっていなかったというか、新しいことを、梶さん(=梶原)も雄次さん(=森田雄次主将=人4)も日久(=関野日久=はるく=文3)もいなくなって、変化しないといけないということで、ちょっと新しいことをやったので、みんなそこを意識しすぎて。プレーのことを考えすぎると声があんまり出なくなるので、そんな感じだったんですけど、きょう試合やってみたらそんなことにこだわることなく、臣哉(=足立)とかもちゃんとアタックしたり、気持ちでちゃんとプレーできていたので勝てたと思います。きょうは結構ずっとうちのペースで試合が進んだので、きょうの相手みたいに外のシュートが入るチームは入りだすと完全に相手の流れになって、スリーポイントですぐに追い付かれたりとかするので、いつか相手のペースがくるよって。その時はちゃんとみんなでディフェンスもう1回やって我慢しようっていうのは言っていました。きょうは色んな人が出て、普段コートに出ている人もベンチで声出してちゃんとやって、快勝できたのですっきりしたというか。やっぱり負けが続くとしんどくなると思うんですけど、その負けを1回で切ることができて良かったなって思います。あしたは力もそんなに変わらないくらいの相手で、4年生が頑張ってくるチームなので、渉生さん(=石野渉)がきょうも声出してリバウンド頑張ってくれてたんで、1週目の時は接戦で負けたんですけど、今のチームやったらチーム力的には一緒かうちの方が強い位やと思ってるんで、いけるかなという風に思っています」

▼足立
「きょうは出だしに相手が結構勢い乗ってきて、相手のペースになりかけたんですけど、それでも自分たちがそんなに慌てることもなく、しっかり点取って、ちょっとずつリードできてたので全体としての試合の流れっていうのは、もうほとんど自分たちのペースだったので、自分たちにとってはいいゲームだったかなと思います。最初はやっぱ1巡目で競って僕たちが勝ったので、相手も絶対悔しかったやろうしそれで結構ムキになってきてたので、自分たちはそれにしっかり対応できたかなって思います。大院大戦で自分たちの勝ち方というか、どうやったら勝てるかっていうのが分かって、関学大戦でどうなったら自分たちの流れがこないかとか、負けるかとかっていうのを先週の3連戦通して学べたから、練習中も楽しくやろうっていうのを言っていて、みんなで声出してやろうっていうのはすごい声掛けしてたんで、いい雰囲気で1週間練習できたかなって思います。きょう入る前も、楽しくっていうのはアップ前の円陣の時とかも言ってたし、結構意識した部分です。誰が出てもしゃべってコミュニケーション取ってたし、いいプレーあったらベンチも、スタンドも試合に出ている選手同士も声掛け合って『良かった良かった』って言っていて、楽しかったです。あした負けたら(全日本)インカレないっていう考えなので、僕は。あんまり力まずに楽しくやって自分たちの流れで勝ちます」

▼竹村
「きょうは自分の点はそんなに取ってないけど、岸とかに結構スリーを打たせるプレーができたので、ゾーンの時とかもっと自分が作れたら良かったけど、岸とかが結構打てていたからそれは良かったと思います。周りがすごい声を出してくれて、僕はその声に乗っかってディフェンス頑張ろっかなっていう感じでした。きょうはこの前なかなか離し切れんかった相手に対して、ディフェンスでずっとプレッシャー掛け続けて、相手のスコアラーのところをみんなで守って、だいぶ渉生さんとか下田が1人で守れてたから、それが結構でかくて、きょうはいいディフェンスができたなって思います。一戦一戦大事やけど、みんなあしたが大事っていうのは分かっているから、きょうはいい試合やったしそれはオッケーで、あしたが大事になってくるから。みんなあしたに向けてっていう声も多かったから、しっかりあしたに全員備えてやっていけるかなという感じです」

▼岸
「きょうの目標はスリーポイントを決めることだったんですけど、最初できたことはうれしかったです。ディフェンスも良かったので、デビュー戦にしては良かったと思います。(スタートからの出場となったが)試合前とか結構緊張してたんですけど、尾﨑さんとか雄次さんとか梶さんが思い切って打てって言ってくれたので、一本目から思い切って打つことができました。(スターティングメンバ―だと言われた時は)びっくりして。今、シュートが入っていない状況で出されたので、やっぱりここで決めないといけないなと思っていて、戸惑うところもあったんですけど、関大でチームに貢献したいなという思いがあったので、気持ちの部分でできた部分はあったと思います。今まで(出場時間が)1分とかやったんで、長く出ることでシュートの本数も増えてきたり、しんどい部分もあったんですけど、声出すことをきょう頑張ったので、これから出た時もしんどい時こそ声出して頑張りたいです。最初のスリーは打とうと思っていなかったんですけど、スタンドとかから『打て!』みたいな声があったので打ったらたまたま入って。狙ってたんですけど、たまたまの部分がありますね。あしたは同大で、(全日本)インカレに向けて大事な試合になってくると思うので、もし出た時にはきょうみたいにディフェンスして、スリーポイントもやれるところがあったらしっかり決めていきたいです」