【バスケットボール】関学大に大敗…。「やりたいことができていなかった」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇平成30年度関西学生リーグ戦第11日目対関学大◇10月8日◇近畿大学記念会館◇

[第1Q]関大10-17関学大
[第2Q]関大10-22関学大
[第3Q]関大15-23関学大
[第4Q]関大28-18関学大
[試合終了]関大63-80関学大

40分間、思い通りにさせてもらえなかった。リーグ戦も後半へ折り返し、前日大院大を思い描くバスケットで下した関大男バス。この日は1巡目で延長戦の末敗れた関学大と顔を合わせた。「全体通して相手に圧倒されて、もう完全に自分たちの嫌な負け方をした」(足立臣哉=人3)。序盤から相手にリードされる展開が続き、打開できないまま敗北。前試合で5勝5敗としたリーグ戦成績も、この試合で勝ち越すことはできなかった。

「関学大のディフェンスがすごいハードで、こっちのやりたいことを全部阻止してきた」(岸本寛太郎副将=商3)。立ち上がりからドライブやミドルシュートで次々に得点を重ねていく相手に対し、思うようなプレーができず苦戦する。中谷颯吾(情3)のスティールを秋岡和典(人2)、足立が決め、菅原紳太郎(文2)も得点するが、相手のオフェンスを止められない。


△中谷


△秋岡


△菅原


△岸本

点差を詰めたい第2Qだったが、シュートが入らず得点は止まったまま。河野拓海(人3)のミドルシュートでおよそ5分ぶりに点数が動くが、アウトサイドシュートにドライブにと止まらない関学大に離されていく。前半終了時点で19点ビハインドと苦しい展開に。


△河野

ハーフタイムでも長めに時間を使って話し合う。ディフェンスの対応など、細かいプレー面について修正をかけるだけでなく、「負けているのはメンタルの部分であったり、表現する力だったから、修正しようと声掛けはしていた」(足立)。

「まだいける、まだいける」。後半、竹村崚(文1)がスティールから速攻を出し、2本のスリーポイントシュートを沈める。しかし、後半に入っても関学大の勢いは止まらない。残り3分のスリーポイントを最後に得点が止まる関大を尻目に、ミドルシュート、アウトサイドシュートなどでチャンスを次々とものにしていく。あっという間に点差は約30点にまで開いた。


△竹村

最終Q、石野渉生(人4)がオフェンスリバウンドを沈め、中谷のスリーポイントがリングを通過すると、ここからはフレッシュなメンバーが躍動する。下田竜至(情1)がドライブから得点を重ねていくと、岸拓也(経1)もリバウンドに飛び込む。山内佑真(経2)のスリーポイントが決まると、最後は岸のブザービーターで3点を追加するも、63-80の大差で敗れた。


△石野渉


△下田


△岸


△山内

苦しい40分間だった。「毎回の試合でいつも通りしようっていうのはみんな意識している。それでも相手が自分たちのやろうとしていることを止めてきた。こっちは相手のやろうとしていることを止められなかった」と、試合を見守り続けた森田雄次主将(人4)。序盤から離れていった点差は、最後まで埋めきれなかった。

「今いるメンバーでどう戦っていくかっていうのをもう一度考えさせられる負け試合」(足立)。残り7試合のリーグ戦。全員で戦い、自分たちの道を拓く。【文:宮西美紅/写真:高木満里絵】

▼森田主将
「シンプルに相手が強かったから、関大もやろうとしてたことはやろうとしてたと思うし、それは毎回の試合でいつも通りしようっていうのはみんな意識していると思うんで、それでも相手が自分たちのやろうとしていることを止めてきたっていうだけで。で、こっちが相手のやろうとしていることを止められなかったというシンプルな結果がこの点差だったと思う。バスケットはやっぱりディフェンスが大事だと思うので、そこの差が30点とかの差なのかなって見ていて思いました。オフェンスの能力の差も絶対あると思いますけど、今はけが人がいて関大のオフェンス力は絶対低くなってると思うから。個人で打開できるポイントが今は少なくて、チームでコールしてやってるけど、その中でやっぱりしっかり守られてたから。目の前をやっつけないとアウトナンバーもできないし、ああやってしっかり守ってくる時に、ポイントポイントで打開できる選手が何人かいれば苦しい時間が救えると思うので、そういうポイントもチームのオフェンスも大事だけどそれと同じで。チームの流れの中で個人の打開というか、そういうのがきょうの試合には見られなかったので。相手のディフェンスが強いっていうので気が引けてしまっていたのかなと感じました。明るくしようとはしていたし、多分、普通に相手の方が強かったんで、これからも格上の相手はいっぱいいるけど、格上に勝たないと(全日本)インカレには行けないので、今の関大の実力だけで言ったらやっぱり関西でも上位とは多分言えないから、そこを声とかチーム力とか、ディフェンス、泥臭さとかでカバーしながら戦っていかないと。そこがチームの力が試されるところだと思うので、そこを僕は頑張ってほしいなって思います。見ていて試合しながら選手たちがすごいつらそうだったので、自分たちのやりたいことができない状況がすごいつらそうだったので、『大丈夫。大丈夫やから強くアタックしよう』とか、強気になれるような声掛けを意識してやっていました。次は同大だからすごい大事になってくると思うし、ここ勝たないと本当に(全日本)インカレなくなってくると思うから、もちろん全部なんだけど、同大もすごい力のあるチームだと思うし、きょうみたいな展開になってしまう可能性もあるけど、逆にいい勝負できたら勢いに乗れると思うので期待したいです」

▼岸本副将
「ここ何試合かずっと勝ってきていて、いい流れのままきょうもいこうってみんなで言ってたんですけど、相手強くて。こっちのやりたいことを全部止めてきた時に、みんなで何もすることができずに、声はみんな出していたと思うんですけど、解決策をみんなで見つけることができず負けてしまいました。アップとかはいつもと同じ感じで盛り上がってやったし、ちゃんとみんな声も出していたし、いつもと変わらない感じでした。(第1Qの最後は)僕は中でやるっていうよりかは、外からのシュートを得意としているので、そのためにコートに立たせてもらった。今週、関学大とやって、関学大のディフェンスがすごいハードで、こっちのやりたいことを全部阻止してきてっていうディフェンスをやっていたので。きょう雄次さん(=森田主将)も言っていたんですけど、うちのペースの時はいつもすごいディフェンスが良くて、今年はあまりディフェンスの練習がなくて、オフェンスの練習ばっかしてるんですけど、自分たちのオフェンスを出すために、もっとみんなディフェンスを意識して今週やっていけたらなって思います。ハーフタイムは、とりあえずみんな暗くなっていたので明るくしようっていうのと、あとは技術的な細かい相手の対策があって、尾﨑さんが言っていること以外にも、みんなが『まだいける、まだいける』とか言う声があったので。実際2Qの最初それでちょっと追い上げたところがあって、あの時は全然みんないつも通り、最後まであきらめない感じのハーフタイムだったと思います。きょうは相手の流れがずっと続いて、こっちがやりたいことができていなかったので、やっぱりディフェンスから止めて、オフェンスにつなげるっていうことは言っていたんですけど、それもできなかったので、来週からチームとしてやりたいと思います」

▼足立
「率直に、全体通して相手に圧倒されて、もう完全に自分たちの嫌な負け方をしたので、全員悔しい気持ちはあって。リーグ戦2巡目の2戦目で、こういう試合になってしまって、試合はあと7試合あるからここで下向いててもダメやし、負けてしまう流れを癖にしてしまったら今後も負け続けることになってしまうから、きょう試合の中にもいいプレーっていうのは絶対あったし、最後出てた1年生も、3年生とか控えのメンバーがすごい自分のことをアピールしようとして頑張っていたし、そこは良かった面でもあったかなと思います。立ち上がりはベンチで見てて、相手の方が勢いというか、やってやる気持ちとか、こっちもやってやる気持ちはあったけど、なかなかそれをプレーで表現できていない部分があって、きのうの勝ちがあって、うまく入ろうとしすぎたのかなとも思うし、立ち上がりは良くない入り方だったかなと思います。ハーフタイムは相手の大量リードでこっちがやられていて、ディフェンスの対応の修正とか話したり、プレーの面についてすごい話してたけど、やっぱり負けているのはメンタルの部分であったり、表現する力っていうのがこっちの方が劣っていたから、そこについては修正しようと思って声掛けはしていたんですけど。点差開いてるからやめてしまうっていうのは絶対違うし、切り替えて、吹っ切れてやるしかないから、切り替えようっていうのはすごい言っていました。なかなかすぐには変えれてなかったけど、途中から竜至(=下田)が前から当たって、崚(=竹村)が前から当たってファウルになったりしたけど、ああいうのがこっちのペースを戻すきっかけになったプレーやったと思うから、ディフェンスやらないとこっちのプレーはできないので、ディフェンスの面は結構積極的になって頑張ってたかなって思います。もう負けは負けやし、もう関学大とやることもないと思うけど、やっぱきょうのダメやったところを今後の試合に生かしていかないときょうの負けがただの負けになっちゃうから、ディフェンスとかリバウンドとか今いるメンバーでどう戦っていくかっていうのをもう一度考えさせられる負け試合やったと思うので、しっかり試合のビデオ見て、全員でミーティングとか、話し合いをして来週一発目の土曜日の試合から出だしから表現していこうかなと思います」