【ハンドボール】ラスト2戦 全勝で最終戦へ

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◇平成30年度関西学生秋季リーグ戦最終節◇対桃学大◇於・桃山学院大学◇

【前半】関大19-15桃学大
【後半】関大18-14桃学大
【試合終了】関大37-29桃学大

『全勝で最終戦へ』。関大男ハンの目標の1つがついにかなった。先週の台風24号の影響により、延期となった桃学大との試合。2週間前の大経大戦を1点差で辛勝し、関大は開幕から全勝中だった。絶対に負けられない一戦の前半は、相手と拮抗(きっこう)した状態が続いたが、下柳裕崇(文3)が筆頭となり得点を重ね、なんとか4点差で30分を折り返す。そして、後半は序盤から池本佑也(社3)のこん身の一撃や豊田海太(経4)の絶妙なサイドシュートが冴え、最後は10点差で試合を締めくくった。

試合開始のブザーが鳴った。前節、怪我により離脱を余儀なくされた主力の重岡慶紀(文4)が復帰し、充実したメンバーで迎えた前半30分。

△栗栖

開始直後からパスをつないだ栗栖昇己(文2)が桃学大のディフェンスの隙間から先制点をもぎ取った。その直後に相手に失点を許すものの、重岡がセンターより鋭い球を放ちすぐに同点に。そこからは両校共に一進一退の攻防を繰り広げた。そして、前半5分を過ぎたころに関大はピンチに陥る。GK酒井一成主将(人4)のキーピングが精彩に欠け、一時相手にリード状態を許す。また、ノーマークシュートや逆速攻での失点が目立った。開いた点差は最大で3点差。

△下柳

苦しい状況を打破したのは、ポストの下柳だった。桃学大のディフェンスの外側にいる選手からボールをつなぐと、ゴール目前からポイントを生み出す。「あいつはもともとフローターで、センスもあると思う。春とは違うポジションでのプレーになっているけれども、さすがです」と酒井もポイントゲッターに舌を巻く。相手を1点差まで追い詰めると、豊田が同点弾で試合の流れを手繰り寄せ、栗栖が逆転に成功。関大の勢いは衰えることはなく、前半を4点リードで折り返した。

後半はスタートから関大の実力が爆発した。前半に引き続き豊田や栗栖がポイントを生み出すと、

△酒井

酒井も徐々に息を吹き返し要所での堅い守りが光った。スコアも関大が大きくリードし始め、選手たちの雰囲気も明るくなってくる。各々が積極的に攻守を繰り広げる中、池本は体を張ったプレーでチームを引っ張った。ボールをつなぐと、果敢に相手に攻め込み、シュートでネットを揺らし続けた。また、デイフェンスでは栗栖がアグレッシブに桃学大に立ち向かい、攻撃をねじ伏せた。

△谷

関大が試合の主導権を完全につかみ取ると、GK谷雄太(経2)や前園将至(人2)などがコートに上がりチームの為に戦い続けた。前半までは主に正サイドの選手に攻め込まれることが多かったが、桃学大の勢いも徐々に衰えていき、大差での勝利となった。

「自分たちのハンドボールをすることができた」。酒井主将は試合をこう振り返った。前節も含め、最近はぎりぎりで勝ち切ることが多かった関大男ハン。今回も確かに、前半立ち上がりではタフな時間が続いたが、最後は大きく差を開き開幕8連勝を達成した。「大体大との最終戦まで全勝を目標にしていたが、それはクリアすることができた」(酒井)。だが、関大のリーグ戦での最大の目標は王者・大体大に勝利し、優勝すること。残り1戦も必ず勝ち切り、関西王者の座を手にする。【文:柴村直宏/写真:三木勇人】

▼酒井主将

「前半立ち上がりはあまりよくなかったけれど、自分たちのハンドボールをすることができた。しんどいところもあったけれども全員確実にシュートを決めてくれたし、ディフェンスもしっかり守ってくれていた。それに、ミスも少なかったと思う。(下柳について)あいつはもともとフローターで、センスもあると思う。春とは違うポジションでのプレーになっているけれども、さすがです。(ディフェンスに関しては)特に栗栖は頑張ってくれていたと思う。相手の得点パターンをちゃんと把握していたし、あまりやられていない印象を受けた。いつも通りに頑張ってくれていたと思う。立ち上上がりで相手の正サイドにやられて、戦術の徹底を意識した。(次の大体大戦に向けて)大体大との最終戦まで全勝を目標にしていたが、それはクリアすることができた。しんどい試合もあったけれど、ここまで来たら全勝優勝したいと思う」