【準硬式野球】投打がかみ合い7回コールド勝ち

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◇平成30年度関西六大学秋季リーグ戦第4節◇対神大2回戦◇南港中央野球場◇

関大142 010 0=8
神大000 001 0=1

(関)池川、沖崎、内川―庄中
(神)山本、武田、東野―吉川

前田準硬の勢いが止まらない。雨の中行われた、秋季リーグ戦7試合目。ここまで全勝で進んできた関大が、悪天候にも動じず、また連勝を伸ばした。初回から打線が奮起し、投手陣もそれに応える好投を披露。全てが上手くかみ合い、7回コールドで開幕7連勝を飾った。

初回、先頭の高品吉弘(経2)が左前打で出塁すると、後続がしっかりとつなげる。すると、相手先発・山本の暴投で先制に成功した。2回には、安打や四球で出たランナーが、神大の甘い守備で続々とホームイン。ミスに助けられながら点を重ねる。


△高品

3回、途中出場の7番田中寿和(情1)がリーグ戦初安打を放つ。犠打で三塁まで進んだところで、1番高品の大きな打球が適時三塁打となり生還。2番東條光希(安全1)もセンター前への一打で続き、次々に追加点を挙げていく。


△田中


△東條

試合終盤までコンスタントに得点し続けた打撃陣に、ピッチャーはしっかりと応える。先発は今季3試合目の登板となる池川尚樹(法2)。終始安定した投球で三振を量産。大量得点をもらった後も、「油断しないように」とメンタル面に余念はなかった。そうして5回までに許したヒットはわずか1本。完全に神大打線を圧倒した。

6回に登板したのは、ルーキーの沖崎勇人(安全1)。緊張から連続四球を許し、2死二、三塁のピンチを招き、4番中山には痛恨の一打を浴びる。それでも後続は内野ゴロで打ち取り、最少失点で切り抜けた。2度目となる大学のマウンドは、「もっと早く修正できたかな」と、満足の結果とはいかなかった。

7回のマウンドを引き継いだのは、同じく1年生の内川大輔(文1)。初めてのリーグ戦に緊張の色をみせながらも、「打たれる心配はなかった」という言葉通りの三者凡退で最終回を締めた。

今季思うようなプレーができずにいた高品の復調と、期待の1年生ピッチャーの登板。ここまで好調続く関大を、さらに盛り立ててくれそうだ。次戦は、悪天候のため延期となっていた対立命大2回戦。常勝軍団が見据えるのは「全勝優勝」のみだ。【文:松山奈央/写真:松浦智、松山奈央】

▼丸山監督
「入りが悪かった試合も今まであった。今日はしっかりチーム全体で初回から攻めることが出来ていた。攻撃面も全敗5回まではいい攻撃が出来ていたと思う。ピッチャーの池川は調子が良かったので、安心して見れた試合だったと思う。(1番高品について)本人ともいろいろ話していた。あたり自体は悪くなく、良い場面もあった。なかなか結果が出ていなかったので、本人としてはヒットが出てほっとしているのかなと思う。今日は、しっかり高品が作ってくれた試合だと思う。(5回以降の攻撃について)東野君が出てきてから点数をとれていなかったので。これから勝っていくには、変わり際に叩けるチームになるのが必要。緩んだ回があったわけではないが、詰めていけるとしたらそこになる。(内川について)もともともう少し早めに登板させる予定だった。雨の関係もあり、池川と平井だけで来てしまっていた。ようやく投げさせられたなというところがある。戦力として考えているので、しっかり腕を振って投げてくれた。沖崎も前悪かったが、今日は悪いなりに抑えてくれた。大きな収穫だったと思う。(残りの試合での課題は?)1回から9回までピリッとした試合が続くと思う。諦めない姿勢はある。油断をなくせるチームになれば、全国でも通用していくと思う。勝ち切れる関大の野球をしたいと思っている。課題かどうかはわからないが、みんなの入りも含めて、いい試合を続けていけるように頑張っていきたいと思う」

▼前田航平主将(環都3)
「技術や実力はきっと自分たちが勝っていると思うのに、神大とやる時はなぜか苦しい展開になる。天気が悪く、気持ちもどんよりとしたが『初回からしっかり入っていこう』と声を掛けていった。相手もストライクを入れるのがやっとで、今回は自分たちの流れでいけるんじゃないかと思えた。5試合勝ったことで『優勝だろう』という根拠のない自信で昨日はしんどい試合になった。昨日の試合後に長尾(長尾聡大副将=政策3)がそれを伝えて、今日はふわふわせずにできたのでは。今日で『こういう風にしたら勝てる』というのが分かったと思う。振るべき球で振って、無駄球で振ることがあまりなかったから大量得点につながった。池川もしっかりとテンポを作ってくれていた。(1年生投手について)ずっと、どこかで1年生を投げさせたいと思っていたが、あまり機会が無かった。平井(平井巽=法3)や池川に比べたら内容はまだまだだが、1年生だからこれから伸びる。この経験を糧に、学んで次につなげて頑張ってほしい」

▼池川
「序盤から気持ちが向かっていた。得点後も油断しないようにできた。初回先頭をフォアボールで出してから修正しようとした。4番打者を抑えて、修正できていた。思った通りにできたと思う。コンディションは良かったし、緊張もなかった。毎回先頭を抑えることを心掛けた。これで2勝目。嬉しい。優勝に向かって突き進むだけ。チームのためにやっていく」

▼高品
「序盤から打線がつながりいいムードで入ることが出来た。いい試合だったなと思う。(サイクル安打は意識した?)ずっと言われていたけど、僕はホームランを打つタイプでは絶対にないので。とにかく、ずっと低く強い打球を打つことを意識している。狙ってはない。(1番の役割は果たせた?)はい。初回にしっかり打てて、チームに流れを持ってくることが出来た。(1番で意識していることは?)初回は球筋を見て、チームに伝える役目だと思っている。あとは、塁に出る。足が速いと警戒されていると思うので、ゴロを打って何かあればいいかなという感じ。(今日の先発の投手は?)変則のピッチャーだったのでしっかりおっつけてというイメージを持ってやってきた。昨日全然打てなかったので、何とか今日打てて良かった。前まで引っ張ってばっかりで今日はしっかり逆方向を意識した。少し調子が戻ってきたかなって思う。意識はずっと逆方向にしている。(残りの試合について)最後3試合しっかり勝って優勝したい。気を引き締めてこれからしていきたい」

▼沖崎
「1回目の登板に比べて緊張はなかった。投げているうちに修正できたが、もっと早く修正できたかなと思う。自信のあるストレートで三振を取れたのは、次に生かせる。前回は緊張で自分の思うようなピッチングができなかった。元々緊張しやすいタイプ。毎試合投げたい気持ちはある。登板機会があれば、落ち着いて投げようと心掛けている。チームからは『練習通り自分の思うボールを』『思い切って、真ん中でいいからストレートを』と声を掛けてもらった。登板機会を増やして、足を引っ張らないで貢献したい」

▼内川
「緊張していたが、抑えられて良かった。打たれる心配はなかった。ガチガチではなくワクワクもあって、良い感じに緊張していた。初めてのリーグは練習試合と違って、応援が力にもなるしプレッシャーにもなった。キャッチャーも小さく見えて、全然違った。とりあえず庄中さん(庄中亮太=政策2)のミットだけ見て、腕を振る事だけを考えた。真っ直ぐは思った通り投げれたが、変化球をもっと思うように投げれれば勝負できるかなと思う。平井さんや池川さんは先発でしっかりと抑えている。自分もできるかな、と思ったが、思ったようにはいかない。自分のピッチングができるピッチャーになりたい」

▼東條
「毎試合ヒットは出てるが、チャンスで打てない。先頭になることが多くて、『出ろ!』と声を掛けられている。昔からチャンスで打てない。今日の2打点はたまたまです(笑)。チャンスでもっと打ちたい。鈴木(鈴木成大=安全1)は飛び抜けているけど、やっぱり他の1年生に負けないように。優勝できるようにあと3試合を戦う」