【ラグビー】4トライを奪い完勝!大学選手権に望みをつなぐ

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◇関西大学Aリーグ第6節対摂南大◇11月14日◇神戸ユニバー記念競技場◇

【前半】関大10-0摂南大
【後半】関大22-19摂南大
【試合終了】関大32-19摂南大

大学選手権出場を目指す関大。前節、立命大に敗れ瀬戸際に立たされた。もう1敗も許されない状況で迎える相手は摂南大だ。摂南大の強力な外国人選手の突破を止められるかが試合の焦点となる。

試合開始早々の前半5分。相手のパントキックを収め左サイドへ展開すると、パスを受けたWTB吉田が独走する。追いすがる相手選手をかわし左中間へトライ。FB竹中がキックを決め、幸先よく7点を先制する。その後、インゴールに迫るが得点できない時間が続くと、徐々に守備に回る時間が増える。しかし、「タックルの練習を繰り返した」とHO倉屋主将が語ったように、複数人でのタックルを徹底し相手の外国人選手に仕事をさせない。34分には、NO8高本の縦への突破などで攻め込むと、相手がオフサイドの反則。ここで竹中がペナルティゴールを決め、リードを10点に広げる。37分に自陣10㍍付近まで攻められるが、WTB原がインターセプト。チームのピンチを救った。相手に得点を与えないまま前半を終える。
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後半も序盤から関大がペースを握る。10分、タッチラインを割りそうなボールを原が片手一本でつなぐと、LO辨天が持ち前の推進力を生かし突破する。最後はサポートに走っていた竹中がトライを決めた。竹中はキックも決め加点する。続く15分、タックルで相手のボールを奪い、竹中から今季初スタメンのSO北田にボールが渡ると、PR後藤がパスを受け左隅にトライ。さらにリードを広げる。19分にも関大は攻め上がると、CTB松本がインゴールめがけてキックパス。走り込んだSH松浦がグラウンディングしトライを奪う。竹中のキックも決まり29点差をつける。24分に相手にトライとキックを決められ7点を返されるが、5分後に竹中がダメ押しとなるペナルティゴールを決めた。その後、相手に2トライを献上するが、リードを守り切り32-19で試合終了。完勝と言える試合内容だった。さらに、守備で献身的な活躍を見せた松本がマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)を受賞した。
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この1勝で目標である大学選手権出場に可能性を残した。桑原監督は「Aリーグのスピードに慣れてきた」と手応えを口にする。残すは最終節、近大戦のみだ。選手たちは「勝ちたい」と必勝を誓った。今リーグの集大成で、関大ラグビー部が悲願達成への思いを爆発させる。【嶋健太朗】
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▼桑原監督
「オフェンスで想定していたことができた。相手の持ち味でもある間合いを詰めることができた。全員頑張って外国人選手を止めていた。最後詰め寄られたのが少しドキドキした。最後まで攻めきることが今後の課題。(選手)は初のAリーグが多いが、スピードには慣れてきた。大学選手権に行きたい。やりきりたい。やれることだけをやるしかない。初戦(天理大戦)で良い試合ができて上まで行けるかなって思ったが勝ちきれなかった。Aリーグのしんどさを味わった。勝つと練習が明るくなる。とにかく勝ててよかった」

▼HO倉屋主将
「得点力のある外国人選手を止めることだけ考え、守備練習をしてきた。タックル練習も繰り返した。タックルは複数人で行くことを徹底し、1人目が足を止めて、2人目で倒す。この形がうまくいった。関大のBK陣は得点力があるので、信頼してFWがボールをつなぐことに専念できた。後半リードしたときに、油断があったとかではないが失点を許した。そこが修正点。近大に勝って、このメンバーで長くやれるようにしたい。そして、大学選手権で戦いたい」

▼FL杉岡
「勝ててほっとしている。最初に点をいっぱい取れたので安心してゲームを進めることができた。(摂南大のNO8)トプイ選手を止めることを心掛けた。(出来は)70点くらい。連続でタックルできたところが良かった。一回タックルして、すぐに立って次の動きに行けた。次も勝って、大学選手権に出場して、もうちょっとこのチームでやりたい。(次戦に向けて)ディフェンスで圧倒したい。BKは点を取り切れる力がついてきた。しっかり勝てるように頑張っていきたい」

▼CTB松本
「摂南大は外国人選手を中心に強いチーム。しっかり間合いを詰めて、前で止めることを意識した。組織でディフェンスしたらしっかり止めることができると自信を持っていたし、ィフェンスはプラン通りにできた。結果的にターンオーバーして、速い両WTBがトライを取ってくれた。関大の形でトライを取り切れた。(MOM受賞について)アタックに関してはミスもあったが、ディフェンスはしっかり前で止めることができた。ディフェンス面を評価してもらえたと思う。今年はなんとしてもやってやるぞという気持ちで、このリーグ戦に懸けている。次の近大戦に勝てば、選手権に進める可能性が残る。組織的なディフェンスをして、関大らしいラグビーで勝ちたい」

▼SO北田
「ディフェンスを中心に勝ち取った勝利。練習の成果が出た。ラックからボールが出ると外国人選手に警戒してゲインをさせないようにできた。(初スタメンで)気持ちが入っていていいタックルができた。(自身のプレーについて)ディフェンスは良かったが、オフェンスの連携が足りなかった。FWと連携が取れれば得点が取れると思う。パスが自分の持ち味。近大戦も前半開始10分までに勢いをつけて勝てるようにしたい」