【バスケットボール】リーグ7日目、大差で龍大下す

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◇平成30年度関西学生リーグ戦第7日目対龍大◇9月29日◇びわこ成蹊スポーツ大学◇

[第1Q]関大17-5龍大
[第2Q]関大21-17龍大
[第3Q]関大15-19龍大
[第4Q]関大24-14龍大
[試合終了]関大77-55龍大

普段は2日連続で試合をこなすタフなスケジュールも今週はこの日のみと、調整には好条件だったこの1週間。強敵が揃うリーグ後半戦だが、約20点差を付け勝利しリーグ7勝目を挙げた。

「出だしが良かった」。指揮官とキャプテンが口を揃えて言うように、立ち上がりから勢いのあるプレーを展開した。小幡美乃理(文3)のシュートを先制点とすると、永田舞(安全1)を中心に得点を量産。10点以上の差を付け、第1Qを終える。


△小幡


△永田

しかし相手の得点から始まった第2Qは、得点を重ねるもどこか相手に主導権を握られる。第3Qでもじわりじわりと点差を縮められ、思うようにペースを引き寄せられない。「先手を取る」(早川亮馬監督)。関大女バスが目指してきた「自分たちのバスケット」は、完璧な状態ではそこになかった。

それでもここから立て直すのが彼女たちの強さだ。最終Q、「もう一回自分たちがやって来たことをやり切ろう、自分がシュートに行こう」(森山奈美主将=商4)。「気持ち大事!」という応援に応えるように、徐々に勢いを取り戻してゆく。森山が速攻を仕掛けると、五十子玲奈(政策2)のロングパスから永田がシュート。古金谷郁美(文4)も果敢にリバウンドに食らいつく。気づけば点差は20点以上に。


△森山


△五十子


△古金谷

残りわずかでもきっちりと仕事をする。高島陽和(安全1)が速攻を決めると、最後は寺岡里保(安全4)のノールックパスを受けた新井夕佳(人2)のシュートがリングを通過した。


△高島


△寺岡


△新井夕

また1つ、連勝を伸ばした。しかし、関大と同じくここまで全勝で来ている園女大、昨年度2部優勝校である同女大など、本当の戦いはこれから待ち受ける。「連勝というより1試合1試合勝っていきたい」(森山)。たとえどんな激戦であろうと1勝の価値はどれも等しい。だからこそ一歩一歩、確実に。残り4戦、「自分たちのバスケット」で戦い抜け。【文:高木満里絵/写真:野村沙永】

▼早川監督
「1Q最初の方は、イージーシュートを外してる場面もあったけど、リズムよくうちのチームのバスケットをできてたと思う。でも点差が15点くらい開いたあたりから集中が散漫になってしまった。まあこちらもメンバーチェンジをしたりしたんやけども、そこが今日の一番悪いところかなと思います。2Q、3Qは相手に付き合うというよりも、相手のやることを受けてからこっちが動いてる。先手を向こうに取られてやっちゃってた。うちがずっとやってきたのは先手を取るバスケットやのに、後手を行っちゃってた。そうなるとああいうトントンのゲームになるよねっていう話をしました。最後4Qはもう一回締め直して先手を取るゲームができたんやけども、やっぱり先手を取り続けるバスケットを我々はやっていかないといけないので、次は2週間ちょっと空くからそこはしっかりやっていきたいです。(そうなってしまったのは点差が開いたことでの油断?)安心感というか、このままいったら勝てるやんっていう。そう思ってないとは思うんやけど、点差があったら緩みができちゃうのは絶対あるから。その緩みの中でも自分を律してタフにやらないとあかんねんやけども、そこでプレーが緩くなった。頭ではそう思ってなくても体がそういう反応してるから、それはちょっとよくないよね。(今日良かった選手は?)今日はキャプテン(森山)じゃないかな。こういうゲームのときでも常に前向きに集中し続けてくれたのが大きいかなあと思います。後はそれに1年生のコンビが引っ張られたかなというところもあります。(最後の方はメンバー交代が多かったですが)残り5分で20点ちょい点差が開いたんで、逆転はないから、そういう面で来年を見据えたメンバーで。成長する機会をつくるのも大切。(今週はこの1試合だけでしたがその面では?)それで出だしはかなり良かった。でも、良かった分だけ反動がきちゃった。すかしを食らったというか、できちゃうやんってなってしまった。それがいい方にノリノリになってくれたら良かったんやけど、それでこのペースで行こうって逆に抜けてしまったなって。本人らは思ってないと思うけど、そういう些細なことがプレーに影響出る。気合い入ってた分だけね。(次に向けては)昨年度のランキングでいうと、これからがうちは上位と当たる。だから、ここで勝たないと全く意味がないので、しっかりと勝ち切る。勝てるバスケットをやろうと。(山中さん=山中萌の復帰は?)ゲームに戻れるかはまだ分からへんけど、来週くらいから調整に入っていく感じかな。スタートやし戦力なので、早く戻って欲しい気持ちはあるけど、今はその分、下の子らも含めて頑張ってくれてる。チームとして成長してくれてるのはすごくいいなと思います」

▼森山主将
「最初に大きく点差が開いて、出だしとしてはいいかなっていう風に思ってたんですけど、その後はゴールにアタックする気持ちが全然なかったなと思う。そういうのが前の試合でもあったし、悪いところかなと思うので、気持ちの面で、ちゃんとしていきたいと思いいます。今日は相手も自分たちのチームもそこでミス?っていうことが多くて、そこでちょっと乗り切れなかったっていう部分がある。完全に気持ちですね。(例えばどういうミス?)シンプルなパスミスもそうやし、相手がプレッシャー掛けてきてるのに対して引いてパスとか。まずその相手を抜いてからパスしたら、ノーマークだし、ディフェンスも自分に寄るから簡単にパスできるのに、寄られて逃げて。相手も、こっちが逃げてるから来ない、ってわかってるので次のディフェンスにすごいプレッシャー掛けてそれで結果パスできなくなってボール離しちゃうとか。あと、細かいことですけど、オフェンスでこっちにパスしたらこう動く、とかある程度決まりがあるんですけど、それももう抜けてしまった。次の次の動きとかを考えているから、いつもの動きじゃないなって全員がなっちゃって、どこに動いたらいいか全員がそれで困る。いつもならもっとスムーズにオフェンスできてたのに今日はすごい足が止まった。見てる人にも言われたんですけど、個人技というか個人でバラバラに動いちゃった。そこで決め切れたっていうのは良かったんですけど、もうちょっとチーム全員で攻めれたら良かったなと思います。(逆に良かったところは?)最初の入りは良かったかなと思ったのと、3Qとかで相手のペースになっちゃった時に、もう一回自分たちがやって来たことをやり切ろう、自分がシュートに行こう、っていう強い気持ちを持ち直せたっていうのが良かったかな。いつもならそこでもうだめだって弱気になるんですけど、今日はみんないけてた。そこの気持ちの切り替えが良かったです。(ここまでずっと連勝で来れていますが)1回生の時から、ずっと勝って当たり前だったけど、今年は『どの相手にも勝てない』と思って必死でやっての連勝なんで、気が抜けないです。1年間頑張って来たからこそ今こうやって勝てるけど、新チーム始まった時は3部のチームにぼろ負けしたり、全関西(関西学生選手権大会)、関関戦でもずっと負けてきた。身長の面でも負けてるし、一個一個の技術でも何もできないっていうところから今年は始まって。そういうところが(今までの)3年間にはなかったところなんでしんどかったですけど、でもそこを諦めずにやるしかないっていう気持ちでやってきたから今こういう風に勝ててるかな。どの相手にも自分たちが『挑戦する』っていう風にやってる。これからの4試合もそういう気持ちでやっていかないと勝てないと思うから、連勝というより1試合1試合勝っていきたいなと思います」

▼五十子
「流れいいときはあったけどそこで離しきれなくて、また悪くなって。点差開いてたのに詰められて、っていうことが多かったので集中切らさないようにやっていきたいです。(自分のプレーを振り返って)いつも迷うことが多くて。今日は空いたら打とうと思っていたから、スリーポイントを決められたのは良かったなと思います。でも自分はディフェンスがあんまりで、OBさんにも『シュート以外をすばやく』と言われることが多いから、そこはしっかり意識していきたいです。(次戦以降に向けて)相手のレベルも上がってくるし、2週間空くので成長できるようにしないといけないなと思うのと、自分は途中出場が多いので流れを変えるためにも弱気じゃなくて強気でプレーしていけるように頑張りたいです」