【準硬式野球】好調準硬、エースと共に4勝目挙げた!

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◇平成30年度関西六大学秋季リーグ戦第3節◇対阪大1回戦◇大阪シティ信用金庫スタジアム◇

関大020 020 000=4
阪大100 000 020=3

(関)平井、池川―庄中
(阪)笠松、古賀、澤崎―柳瀬

関大準硬がまた勝利を1つ重ねた。初回に相手に先制されるも、すぐに反撃を開始。途中で先発・平井巽(法3)が崩れるが、リリーフがリードを守り切り、全員が奮起して4連勝目を挙げた。

先発投手は、今季4試合目の登板となる平井。全試合に出場し、全てで勝利投手となっている関大の絶対的エースだ。いつもは完ぺきな立ち上がりを見せる平井だが、この日はそうはいかなかった。先頭打者・村瀬を守備陣の失策で出塁させると、死球と犠飛で生還。早々に1点を失った。


△平井

先制を許してしまったエースを、打撃陣は点で援護する。2回、この回先頭の5番居内佑太(法2)がヒットを放ち、阪大先発・笠松の四死球で次々進塁。そして8番庄中亮太(政策2)のタイムリーエラーを誘う一打と、1番高品吉弘(経2)の犠飛で一気に2点を挙げた。


△居内


△庄中


△高品

さらに攻撃は続く。5回、2番東條光希(安全1)と3番鈴木成大(安全1)の連続安打で無死二、三塁の大チャンスで打席に向かうは4番前田航平(環都3)。「ラッキーだった」。捉えた2球目は左前に落ちて、2人のランナーを返す適時打となった。


△東條


△鈴木


△前田

毎イニング走者を許すものの、3点リードを守る投球を続ける平井。しかし終盤、再びピンチがエースを襲う。8回裏、安打と失策でバッターが次々出塁すると、その後も犠打や失策が続いて1点差に。阪大9番榎原を死球で歩かせたとことで平井は降板。2死満塁でピンチが続く中、池川尚樹(法2)がマウンドへ送られた。


△池川

それ以上の失点は許されない緊張感の中迎えるは、この日既に2安打を放っている2番高畑。一打逆転のピンチに、ベンチも息をのむ。「平井さんを勝ち投手にしよう」。捕手・庄中と誓ったその言葉が池川を奮起させる。粘られ8球目、バットに当たった球は遊撃手・東條のグローブに収まる。なんとか1点差を守り抜き、マウンドで歓喜の声をあげた。残る最終回は三者凡退できっちりと抑え、チームに4勝目を捧げた。

まさに好調。好投と好打で順調に勝利を積み上げてきた。それでも気持ちは挑戦者のまま、油断してはいけない。関大準硬は、まだまだ強くなっていく。【文/写真:松山奈央】

▼丸山監督
「相手のチームが頭を使って決められていた感じがあった。入りで2点は取ったが、チャンスであまり取れず、逃げ切れたという感じ。ピッチャーは踏ん張ってくれていた。今まで長いイニング投げ切ってくれていたのが大きいが、やはり平井と池川の2人だけでは勝てない。継投でもいけるように。自分たちが挑戦者であることを忘れかけている。エラーも多いし、スーパースターがいる訳ではない。この試合での反省点を見直し、しっかりとチームで作ってほしい。」

▼前田主将
「今季初めての第1試合で、朝が早いから入りが悪くなるのが不安だったが大丈夫だった。先制されてもすぐに取り返せたが、追加点で安心してしまったかな。終盤はミスでバタバタしていた。追加点を取った後も点を取っていけば、苦しい展開も減る。エラーしない守備力と、コンディションの悪いグラウンドへの対応力が必要。今日のようなグラウンドが濡れた日で、ノックも出来ずにグラウンド状況が分からなくても、環境のせいにはできない。(5回2打点について)東條、鈴木がヒットで出てチャンスで回ってきた。本当は犠牲フライを狙いで、高い球を狙っていた。1、2打席目はゆるい球だったから、3打席目は詰まってしまった。でも振り切った結果落ちて、ラッキーだった。今日はヒットは向こうが多くて、エラーはこっちが多かった。今まで勝ってきた勢いのおかげで勝てた感じはある。阪大の勢いに乗らせないように。日曜のことは考えず、阪大2戦を取りに行く。」

▼平井
「自分が勝つ=チームが勝てるということだから、4連勝はうれしい。今日は調子は悪くなかったし三振も多く取れていた。しかし球数が多く、8回にバテてしまった。試合前から『接戦になったら池川』と考えていた。これからピッチャーがどんな状況になるかは分からない。自分たちで試合中も考えてやっていきたい。1戦勝てたのは大きい。2戦目も勝って弾みを付けて、日曜の立命戦も勝ちたい」

▼池川
「平井さんが踏ん張っていたので、自分も頑張ろうと思っていた。なんとか0に抑えて勝ちたい、とだけ思っていた。緊張はめっちゃしました。後ろが守ってくれて、声もかけてくれてるので、相手バッターに専念できた。今週の3試合のうち1勝できたのは大きい。このまま勢いをつけて、あと2勝したい」

▼庄中
「最近バッティングの調子は良い。でも今日はあんまりだった。(先発・平井について)去年から組んでて、最近は何も言わなくても分かる。呼吸が合ってきた。池川が登板の時に『平井さんを勝ち投手にしよう』とは言っていた。これからも捕手として投手に、先のことをあまり考えず目の前のバッターを取ることだけを考えさせられるように。チームは連勝しているけれどフワフワしていなくて、雰囲気もいい感じ。優勝目指して頑張ります」