【バスケットボール】連勝6に伸ばし、リーグ後半戦へ。

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◇平成30年度関西学生リーグ戦第6日目対大産大◇9月23日◇園田学園女子大学◇

[第1Q]関大14-12大産大
[第2Q]関大10-14大産大
[第3Q]関大18-7大産大
[第4Q]関大15-11大産大
[試合終了]関大57-44大産大

リーグ6日目。折り返し地点のこの日は、上位争いに食い込む大産大と相まみえた。前半は接戦を繰り広げるものの、後半は得意のディフェンスが機能し、差を広げる。ロースコアではあったが約10点差を付け勝利。連勝を6に伸ばした。

先制は大産大。その後も相手の身長を生かしたパスさばきと強いフィジカルに苦しめられ、なかなか得点に結びつかない。それでも、古金谷郁美(文4)が果敢にリバウンドに食らいつくと、小幡美乃理(文3)の正確なシュートがリングを通過。2点リードで第1Qを終える。


△古金谷


△小幡

しかし、「いつもと違う」。試合開始からどことなく感じていた違和感が関大のシュートを阻んでゆく。フリースローでどうにか得点を稼ぐも徐々に相手に傾く流れ。逆転を許し、試合は後半へ。

だが、このままでは終わらせない。多様なプレーパターンを持つ大産大に対しゾーンディフェンスで相手の攻撃を封じると、そこからオフェンスも波に乗る。新井夕佳(人2)がレイバックシュートで魅せると、永田舞(安全1)もスリーポイントシュート。たまらず大産大がタイムアウトを要求するも、完全に勢いを取り戻した関大が相手を突き放す。10点差をつけ最後のピリオドを迎えた。


△新井夕


△永田

最終Q。森山奈美主将(商4)がドライブで切り込むと、小幡がタフショットを沈める。「自分が一番やるって決めた」。古金谷が奪ったオフェンスリバウンドも無駄にはしない。焦る相手をよそに得点を重ね、最後は森山のブザービーターで勝利を決めた。


△森山


△菰方智恵子(人3)


△高島陽和(安全1)

強敵を相手に白星を挙げた関大女バス。しかし、「率直にナイスゲーム」(早川亮馬監督)と指揮官がチームを褒め称えるも、「やってきたことをやり切ることができなかった」(森山)とキャプテンは顔を曇らせる。結果だけではない。欲しいのは内容も最高の勝利。上だけを見据える彼女たちを、1部昇格という祝福が必ず迎えてくれるはずだ。【文:高木満里絵/写真:北島大翔】

▼早川監督
「今日は率直にナイスゲームやったなあと思います。選手がほんまに頑張ってくれたので。40分間集中してやろうアプローチしようってやってくれた。オフェンスはちょっとできてないとこもあったんやけど、ディフェンス集中してくれたから良かったなと。(相手が強いということへの意識は?)それはもう選手も重々分かってるから、こっちからは『楽しいゲームにしよう』って言ってて、その結果みんな楽しんでくれたかなと思います。(ハーフタイムで言ったことなどは?)個人的にもどうしようかなーって色々思ってて。大産大は大産大でいろんなディフェンス、オフェンスパターン持ってるからっていうイメージの中で、後半うちがゾーン(ディフェンス)やって。いつもとちょっと変えてみて、それが当たったかなと思います。(今日特に良かった選手は?)今日はみんなよくやってくれた。みんなバランス良くやってくれたし良かったなあと。もしあげるならインサイドのヨク(古金谷)。もっと強気で行って欲しいなという意味を込めて!リバウンドは良かったし、最後のオフェンスリバウンドは、あれでつないでくれたのはすごい良かった。でも、あの子はああいうタイプって思うけど、もうちょっと積極的にシュートとか狙って行って、もう一回り成長してくれたらもっと良くなると思います。(今日の勝ちは大きいのでは?)大きいけど、全部同じ一勝なのでね。残り5ゲームちゃんとやらんと、この勝ったゲームが全く意味を持たないから。だから今日の勝ちは今日の勝ち。それで切る。次は次でちゃんとやらんと意味ないから。そういうのを今日のゲームだけじゃなくてリーグ通してやらないと。火曜日からまたちゃんとリセットしてやっていく。(次に向けては)もういつも通り、自分たちのやることをやって勝ちます」

▼森山主将
「結果論なんですけど、一言で言えば勝ち切ったっていうのは一番大きいと思います。でもそれ以上に内容を重視して勝ちたいっていう思いがあったんですけど、それができなかったっていうのがちょっと残念かなっていう風に思います。(目指してた内容は?)相手が上位に入ってくるチームなので前半がヤマ場っていう風に監督とも言ってて。すごいうまいチームっていうのは分かってたんですけどそういう相手に対してどうしても勝ちたいっていう思いがあって、今までやってきた『全員で攻め抜く』っていうのができずに、ボール持ったら行かないと、行かないとっていう気持ちで焦っちゃって、あれ、いつもと違うぞっていう感になっちゃって。そういうやってきたことをやり切るっていうことができなかったので、そういう意味ではすごい内容が悪かったなっていう風に思います。(後半は?)ディフェンスが乗ってきたんで、オフェンスにも自信が持てて、行こう行こうっていう気になったと思います。自分たちはディフェンスが持ち味で、オフェンスは何かを変えたってわけじゃなくてディフェンスからの流れで行けたっていう感じ。前半はどちらかと言えばディフェンスができずにシュート決められて相手がすぐ戻って構えられてる状態やったんで、オフェンスがしにくかったんですけど、後半はしっかり守りきって、相手の攻めてるコートにいる状態で自分たちがスタートできたんでそういう意味で自分たちの方が有利に攻めれてたんで後半はそこが大きかったかなと思います。前半は引いて守ってたんですけど、相手が大きいので、後半は相手が嫌がるように、自分たちが足元につくことによって逆にドリブルできなくして。自分たちがどんどんプレッシャー掛けて行けて、(相手の)目線が前より横になってたんで、そこがやっぱり後半は良かったんじゃないかなと思います。ほんとはみんなもっとできると思うし、よく耐えたかもしれないですけど、自分たちからしたらそういう状況になっちゃってる時点でアウトというか。もっとできるし、いつもと違うなっていう。しっくりこないなってみんな思ってたと思います。(次に向けては?)せっかく1週間あるっていうのと、来週は1試合なので、そのチームだけに向けてスカウティング、対策ができる。相手のスカウティングが1試合で済むし、自分たちの見つめ直すいい期間じゃないかなと思うので、そこをもう1回徹底して自分たちが1年間やってきたことをやり切りたいなと思います」

▼古金谷
「前半がヤマ場だったので勝てたことは大きいし嬉しいなと思うんですけど、めっちゃしんどかったです。相手が大きくてうちは小さくて。向こうは控えも大きいので高さの勝負っていう部分では走り負けないようにしないとなって思ったんですけど、結構走られたのもあったので。でも、みんなドライブ行ってくれたし、リバウンドも走って取ってくれたので良かったかなと思います。ただ、声が全然通らなくて。体育館が声響くのもあるし、両方応援がしっかりしてたから、コートの中の声がかみ合わなくて連携が取れなくて、何言ってるか聞こえへんし、聞こえてないから一つ一つにズレが生まれてっていう場面もあったりしました。(後半はしっかりディフェンスが機能していたのでは?)相手がここで狙ってるなとかが前半で分かったので、次の動きを予測して、ちょくちょく話して対応できたから最後はかみ合ったかなと思います。(特には?)19番のスリーポイントと、中が向こうの得点源だったので、19番のところはあまり寄らずに外のケアして他が中のセンターのケアするっていうのがちゃんと連携取れてできたかなと思います。(自分のプレーについては?)先週から全然シュートが入らなくて、昨日も全然ダメやなと思ってたんですけど、でもそういう時に自分が一番やるって決めたのがリバウンドなので、とりあえずリバウンドはやろうって。それだけでもがむしゃらにやってたらみんなもちゃんと安心して打ってくれるかなっていうのがあったので、そこ今日は頑張れたかなと思います。ドライブはちゃんと決め切るとこまでが課題かなと思います。(次戦に向けては?)来週は1試合なのでちゃんと相手のことスカウティングして。1つの相手なので絶対にゆるい部分はできないし、前半のヤマ場超えたって言っても気抜ける試合もないし、全部勝つためにはしっかり点差開けて勝ちきることが大事なので、ちゃんと一戦一戦戦わないとなって思います」