【サッカー】MF中井15カ月ぶりゴール!後期初白星を飾る

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◇第96回関西学生リーグ後期第2節◇対近大◇9月23日◇三木総合防災公園第2陸上競技場◇

【前半】関大2ー0近大
【後半】関大0ー1近大
【試合終了】 関大2ー1近大

先週のリーグ後期第1節では後半開始直後に同点に追いつくも、再び失点し敗北。今節のゲームキャプテンのMF森主麗司(文4)は「自分たちでこぼしてしまった試合だった」と振り返った。そんな中で迎えた今節は流れを取り戻すためにも何が何でも勝つ必要があった。

「前半のうちは気持ち入ってて、相手コートでやっている時間が長かった」と前田雅文監督が話すように、立ち上がりから関大が気迫あるプレーを続けた。ゴールこそならなかったが、8分にはFW加賀山泰毅(人4)がファーストシュートを放ち、勢いづける。前半15分、MF牧野寛太(経3)が蹴ったCK(コーナーキック)は相手DFが弾くが、DF河野貴志(人4)、MF森主が前でつなぎ攻撃に展開する。さらに4分後、中盤からつながったボールをMF牧野が左サイドからドリブル突破。得点にはならずも好機を演出した。DF安田有輝(経4)、MF森主のボール奪取力が光り、相手ボールの時間を作らせない。奪ったボールは中盤のMF牧野、MF中井英人(人4)が拾い、敵陣でプレーを続ける。


△MF森主


△FW加賀山


△DF羽田健人(情3)


△DF河野


△MF牧野


△MF中井


△DF安田有

41分、ついに関大の攻撃が得点に結びついた。MF松本歩夢(文2)とMF中井の中盤でのパス交換から、最後はMF中井が足を振り抜く。低めのシュートはゴール右隅に収まり先制点が決まった。MF中井の得点は昨年のリーグ前期びわこ大戦以来、約15か月ぶり。久しぶりのゴールに「やっぱりうれしい。応援もすごいし祝福されるので」と喜びをかみしめた。


△MF松本


△MF中井

先制弾の歓喜に酔いしれる中、再びゴールネットが揺れる。MF中井が蹴ったフリーキックをDF河野がヘディングで落とすと、DF安田有が押し込み追加点。2−0で前半が終了し、後半へ折り返した。

後半9分、左サイドをDF黒川圭介(法3)が駆け上がり、シュートを放つがゴール上へ。その後も左サイドを起点にMF牧野とDF黒川の3年生コンビが攻撃のリズムを作る。18分、MF中井が放ったCKをFW高橋晃平(情3)が頭で折り返すが、追加点とはならず。この日、近大の2本に対して8本のCKを得た関大だが、得意のセットプレーでなかなか点が決まらない。後半23分、MF牧野に代わってMF澤嵩明(人2)を投入。ピッチに入って早々得意のドリブルを披露し、新たな風を吹かせた。MF松本、途中交代のMF梅津克貴(社1)のインターセプトなど下級生の体を張ったプレーも見られた。


△DF黒川


△FW高橋


△MF澤

しかし、完封勝利目前の後半42分。「後半になって強度が保てなくなった時に失点してしまった」(前田監督)。相手に右サイドを突破され失点を許す。勝ち点3を奪うにはこれ以上の失点を許されない。FW高橋に代わりDF荒木隼人主将(商4)を投入。守備面を強化し、関大のゴールを守った。その後はスコア動かず、試合終了。リーグ後期2節目で初白星を飾った。


△GK光藤諒也(文1)

「次節以降は、MF塩谷(仁=人4)とかMF鎌田(麓=文3)が帰ってきてチームのボリュームが増えるので次節以降楽しみになってくる」と、前田監督。次節は今年の総理大臣杯出場を決める戦いで敗北した因縁の相手、桃山大との対戦だ。DF安田有が「何が何でも借りを返す」と話すと、「同じ相手に2連敗は許されない」とMF森主。屈辱を晴らすためにも、チーム一丸となって戦う準備はできている。また、現在の順位は関大が4位に対し、桃山大が勝ち点3差で5位と僅差で並ぶ。絶対に負けられない一戦を制するのは関大だ。【文/写真:西井奈帆】

▼前田監督
「(立命大戦で)自分たちの力を緩めてしまうということがあったので、それがないようにと言っていて。今日は前半のうちは気持ち入ってて、相手コートでやっている時間が長かったからそこはいいところ。でも後半になってちょっと強度が保てなくなった時に失点してしまったので、そこはチーム作りの上でどうしていくかは整理していく。次節以降は、MF塩谷(仁=人4)とかMF鎌田(麓=文3)が帰ってきてという風になってまたチームのボリュームが増えるので次節以降楽しみになってくる。(DF荒木主将が先発から外れていましたが)夏帰ってきてから調子を落としていた。練習もそんなによくなくて前節があった。DF河野が夏にパフォーマンスも良かったので。DF荒木に関しては、実力は申し分ないので自分でしっかりコンディション上げてやっていくことが大事。(今日のDF河野選手のパフォーマンスは)少し練習試合と違い、ばたつく場面もあったので、そこは改善していかないといけない。(DF安田選手は得点力のある守備陣という認識ですか)DF河野、DF荒木、DF羽田、FW加賀山は結構セットプレーで得点しているから相手の脅威で。DF安田は相手の4枚目が付いていたりするので、その分得点はしやすいのかなと思う。(桃山大戦に向けて)いつも僅差で勝ったり負けたりで、前期は後半48分に入れられたりしたので90分間集中し続けないと」

▼MF森主ゲームキャプテン
「(キャプテンマークを巻くのはいつぶりですか)高校3年以来です。関大では練習試合ではちょくちょく巻いてたけど、公式戦では初めて。キャプテンというのはピッチ上の指揮官なのでちょっとはいつもよりプレッシャーと責任はかかったかなと。その中でも自分らしくプレーできたからよかった。(チーム後期初白星ですが)この夏やってきたことが間違いとは思っていなかった中で前節自分らのペースでありながら勝てなかった。自分たちでこぼしてしまった試合だったので、今節は自分たちがやることをしっかりやろうと意識して結果がついてきたので、前節の反省を生かしつつ試合を運べたし、いい時間帯に2得点できたのは非常によかった。(後半惜しいシーンも多かったですが)後半ああいうところで決め切らないと相手に押し込まれる時間が続いてしまう。もっともっと上へ行くとはインカレにつながるのであれば引き分けになったら延長になってしまう。リーグから1点1点の重みを感じないといけない。(自身の反省点は)チームの中ではミスが多い方なので、中盤なので0にしていくのと、持ち味の運動量だったりタフさがチームに伝染すれば、チームにもっとプラスになると思う。(夏休みの間でメンバーの競争は)メンバーが出入りしたりフォーメーションを新しいものにチャレンジしたり。遠くにフォーメーションを変えたことで今までと違った生かし方をできる選手が増えてきた。その中でレパートリーも増えたし競争も高いものがある。今誰もポジションが確約されていないというのはチームにとっていいことだし、これをもっと高いレベルでできたらチームは良くなる。(次節桃山大戦について)関大である以上同じ相手に2連敗は許されない。勝つための準備はしっかりしていくのでタフに自分たちのやることをやったら、自ずと結果も付いてくると。チーム一丸となって戦っていけたらなと思う」

▼先制点を決めたMF中井
「(前期からけがが続いていたようですが)けがと教育実習で全然出れなくて。筋膜炎で、ボール蹴るのも走るのも痛かった。離脱して、復帰したけど痛くなってというのを繰り返してしまった。(後期は2節ともスタメンですが)試合終盤に足をつってチームに迷惑かけているのが多いので、夏に体力強化を課題として取り組んでいて他のみんなはタフに90分戦えている中で自分は途中で足つったりしているので、もう少し練習終わりのリカバリーの部分とか食事とか練習以外の時間の過ごし方を考えながら。試合は毎週土日どっちかにあるので、それに向けてやっていけたらな。(得点について)もう1年以上ぶり。やっぱりうれしい。いつもパス出してアシストだけどやっぱりシュート打って決めるのは応援もすごいし祝福されるので。今シュート練習やってるので、そういった部分が出たかなと。(自身の役割について)つなぎ役という部分でミスなくボールを配給することでチームにリズムを作る。多分監督にもそういう面で出してもらってるので、チームが流れが悪い中とかもしっかり読みながら自分がどういったプレーをしたらチームが良くなるかを考えて、チームが勝たないと意味がない。個人の結果よりチームが勝つことを優先。チームが勝つために自分が犠牲になってでもやらないといけないかなと思う。(今期の目標は)11試合あるので5ゴール、毎試合アシストかゴールの結果を出せればいいかなと。欲を出したらあれですけど、数字を目標に置くことでプレーも勢いづくし、しっかり目標立ててやりたい。(桃山大山について)前期のリーグでは自分がひどいプレーをしてしまって、関西選手権では試合に出られなかったので、ラスト桃山とやることになると思うんですけど、しっかり借りを返せるようにとにかくチームの結果にこだわってやっていきたい」

▼2得点目を決めたDF安田有
「(得点は久しぶりですか)前期の近大戦で取った以来。やっぱり興奮しますね。(得点シーンについて)貴志(DF河野)が競り勝つと思ったので、ゴール前に走ったら落としてくれるかなと思って走ったらほんまに来たのであとは触るだけという感じでした。(最後に失点について)相手が勢いに乗って2点目取られて追いつかれる形にならなくてよかったんですけど、試合を通して関大の流れで来ていたので最後まで自分たちの流れでいけたら楽に戦えたかなと思う。(ご自身の強みは)技術的には周りの選手には劣ってると思うので、ノリと勢い(笑)。あとはスピードに乗ってどんどん駆け上がって攻撃参加することでチームに貢献できたらというのはすごく考えてる。今日得点できてすごくうれしいんですけど、今後もうちょっとアシストも重ねていけたらなと思ってます。(左サイドのDF黒川選手とのバランスは)圭介(DF黒川)の方が攻撃得だと思うので、圭介が上がった時に自分がうまくバランス取れるようには意識している。(夏休みで守備陣の競争は)僕もまだまだですけど、下のいい選手が出てきていて、DF坂口(貴哉=人2)は後期からベンチ入りして、夏にすごく強さ見せているのでそこに負けないように自分もずっと出れるように自分と向き合ってやっていきたい。(桃山大戦について)大臣杯に出れない思いしてるので何が何でも借りを返すという気持ちで、それは全員が持ってると思う。その気持ちだけはずっと持ってこの1週間勝てるようにやっていきたい」