【陸上競技】ベストメンバー組めず関西5位も、新戦力光る

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◇第28回関西学生対抗女子駅伝競走大会◇9月22日◇神戸しあわせの村周回コース

【結果】5位 関大 1時間42分49秒
(1区3.9km:北田、2区3.3km:田畑、3区6.5km:渡邉、4区6.5km:柳谷、5区3.3km:奥川、6区6.5km:津田)

昨年全国5位に輝いた紫紺の襷(たすき)が帰ってきた。暦の上では立秋を過ぎ駅伝シーズンの幕が開いた。シーズン初戦は関西5位と悔しさの残る結果となったが、収穫も多く実りのある大会となった。

1区を務めたのは北田朋巳(人4)。最初の400㍍ほどは集団後方に位置どったが、その後はじわりじわりと前へ。7位で続く田畑朱萌(法2)につなぐ。昨年ルーキーイヤーで全国を経験したホープは6位関西外大とほぼ同時に襷をつなぐ。

先日の全日本インカレ女子5000㍍で8位入賞を果たした渡邉桃子(経2)は区間3位の好走。順位こそ7位のままだったが、確実に上位との差を縮めた。続くはこちらも全日本インカレで1年生ながら決勝に出場した柳谷日菜(経1)。6.5㌔と初挑戦の距離だったが順位を5位まで浮上させた。武田夏実駅伝監督も「はじめて長い区間で使ってそこそこ走れた」と太鼓判を押した。

5区を走るのは今大会が大学駅伝初挑戦となった奥川愛羅(法3)。「挑戦する気持ちで最初から走っていきました」と、積極的な走行を展開する。区間内で唯一10分台で走り切り区間賞を獲得した。3位の背中が見える位置まで追い上げを見せる。最終6区には2年連続となる津田夏美(人3)が出走。最後まで懸命に前を追ったが順位は変わらず5位。チームとしては悔しさの残るレースとなった。

主将の高野涼夏(人4)、エース森紗也佳(経3)を欠いた状態で挑んだ今大会。その中でも奥川の区間賞や柳谷の台頭など収穫はあった。今大会はメンバーを外れたが昨年杜の都を経験した木下文音(文2)や富士山の山登りで好走を見せた澤井いずみ(人2)なども控え層の厚さは昨年より際立つ。「今年の秋は結果を出したい」(奥川)、「28日は我々にとって大事な日」(武田監督)。運命の決戦の日まであと1か月。決戦の時に向け今大会での収穫と反省でさらなる成長を目論む。【文:多田知生/写真:西井奈帆】

▼武田駅伝監督
「(今日のレースについて)後半の流れを見れば3番くらいはいっとかないといけないのかなという感じはするけど去年の仙台の5位メンバーを3人外しているというか外さざるを得ないのもあった。ベストメンバーは組んでないのでシードもあって仙台へのテストとこの区間でこの選手を試すというところもあっと中での戦いではあった。それでも、もうちょっと(上に)行かないと。課題はいっぱい見つかってそれはそれでよかったかなと思う。直前の月曜日まで強化合宿をやっていたのであまり調整はせずに練習をしながら大会を迎えた。仙台はきちっと調整して迎えたい。(主力がメンバーを外れたが)けがもいるし、けががあって出遅れていてやっと練習をしだしてというのもいる。まだ使うよりも練習をさせよう。もう1人は練習で選考の中で負けたのでそんなに弱い選手を使ったとかではない。今走っている中でのメンバーとしては選んでいる。でもやっぱり仙台に向けては入れ替えはあるとは思う。エースの森を使えていないのは(マイナス面が)大きいと思う。(森の状態について)けががちょっと長かったので、やっと練習をしだした。合宿も連れていって、練習を再開してはいるのであと1か月全国までに戻るかどうか。(今大会の収穫は)4区につかった1年生もはじめて長い区間で使ってそこそこ走れたのと5区の奥川も区間賞、大学初駅伝で任した。そういう今まで出たことがない若い力が出てきたっていうのは仙台に向けて層が厚くなってきたかなと思う。(全日本に向けて)去年の5位をフロックと言われないように。5位に入って全員そのメンバーが残っているのはうちだけ。ほかの大学は結構主力が卒業しているので本来はうちはかなり上がっていかないといけない。5位のプライドを持ってラスト1か月を過ごしていきたい。28日は我々にとって大事な日。1年間そのことを思ってやってきているのでそこには絶対合わしていくという決意はある」

▼奥川
「(区間賞を意識したか)大学入って駅伝走るのが初めてだったので区間賞取ることよりも挑戦する気持ちで最初から走っていきました。(自分の走りについて)区間の人たちが2区に比べると5区の方が力的には劣っている子が多い。その中でも自分の走りをしようと思って走っていた。前に人がいたのもあって走りやすかった。前に大阪芸術大学がいたのでそこには追い付きたいなと思ってスタートした。(初駅伝で区間賞)夏に3回の合宿をやってきて、自分の中でも走り込んでやっていたので今年の秋は結果を出したい。(これからについて)全日本大学女子駅伝で上位に食い込もうと思ったらもっとこれから練習の質とか上げていってやらないと上位には食い込めないと思うのであと1か月みんなと力を合わせて練習して全女では上位を目指したい。(個人では)4区で区間賞の走りがしたい。4区で区間賞取ってチームに勢いを与えていきたい」