【バレーボール】原のスパイク、支えるつなぎ。つかんだリーグ3勝目!

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◇2018年度関西大学バレーボール連盟秋季リーグ戦第4日対大体大◇9月22日◇龍谷大学◇
[第1セット]関大 25-17 大体大
[第2セット]関大 25-22 大体大
[第3セット]関大 25-23 大体大
[セットカウント]〇関大 3-0 大体大

2勝1敗で迎えた秋季リーグ戦第4日。対する大体大も勝敗数は同じ。負ければ上位リーグへの道はかなり厳しい状況になる。「まず出だしを大事に」服部愛果主将(法4)の言葉通り、1セット目からエンジン全開の関大。相手のパワーに押されることもあったが、最後まで集中力が途絶えることはなかった。強みのつなぎで3つ目の白星を挙げた。

1点目を決めたのは原幸歩(文2)。次々とスパイクを決め、序盤から得点を量産する。難しいボールも器用に返し、点につなげた。相手の速攻を意識した声かけがコート内でかかる。サーブで前衛を狙い、相手のコンビを組み立てにくくするなど、相手に隙を見せない。原の連続ポイント、センター陣の速攻、米倉実咲(社4)のブロックポイントで流れを持ち込み、関大がリードする。相手の強烈なドライブサーブでエースを取られるも、リベロ山本愛梨沙(商3)がすぐに対応し、崩されることはなかった。大体大のサーブがいいということはわかっていた。サーブ練習の間もキャッチの練習をしていた服部。対策が功を奏した。相手が2回のタイムアウトを取るも、止まらない関大。勢いそのままに、1セット目を先取した。


△原


△米倉


△山本

またも原の得点から始まった第2セット。相手が鋭いサーブで2つエースを取るも、次は服部のキャッチから流れるようにトスがあがり、原が連続失点を止める。「今日は体の調子がいい感じ」の原へ必然的にトスが集まった。試合前から意識していた、ブロックとレシーブの連携。大体大のパワーのあるスパイクもブロックでコースをふさぎ、レシーバーの守備位置に。つなぎの関大を象徴するリベロ山本は、1番広い守備範囲でどんなボールも当たり前のようにセッター川西花菜子(人3)に供給する。山本のファインプレーから得点が生まれ、役割上めったに聞くことのできない山本の応援歌が歌われた。原が下がり、得点に苦しむ中で続くラリー。厳しい場面で決めてくれるのは主将、服部だ。今日初の得点で流れを引き寄せ、このセットもリードする展開に。後半は相手側も関大の穴をつき、緩急をつけた攻撃で得点を積むも、及ばず。坂実莉(情2)の速攻や、米倉と石田成実(人2)の時間差攻撃など豊富な攻撃パターンで相手を翻弄し、勝利に王手をかけた。


△坂


△石田


△川西

追い込まれた大体大だが、2セット目後半に3点差まで迫ったことで、今度こそと気合が入る。だが、力が入りすぎ、焦ったのかミスが増え、また関大がリードすることに。服部主将が意識する「出だし」、つまり1、2セット目は試合展開を優位にするために重要だということがわかる。最後まで戦力が落ちなかった関大は序盤のリードを守りきり、相手の反撃を許さなかった。


△近藤初帆(文3)


△山下亜弓(人2)

今リーグ初のストレート勝ち。活躍が目立ったのはスパイカー原だ。しかし、その背景にはチーム全員の「つなぎ」がある。ブロックに止められても、必ずフォローが入り、また同じようにトスがあがる。レシーブを後ろにはじいても2本目で修正する。ひとつひとつのプレーの積み重ねが勝ちにつながった。自信をもって言える、「関大の売り」である「つなぎ」。次節、親和女大も粘り強いチームだ。勝って全員バレーの強さを証明する。【文:勝部真穂/写真:野村沙永】


△服部

▼服部主将
「上位、下位(リーグ)がかかった大事な試合だったので、まずは出だしを大事に、1セット目から頑張ろうって言ってやっていました。(大体大は)パワーのあるチームで、サーブもいいので、ブロックとレシーブの関係をしっかりしようと言っていた。サーブキャッチも耐えようと。この子のときはこうするというのをみんなで話し合いながら対策してきた。今日はいつもよりつなぎが良くて、ブロックレシーブの関係がちゃんとできていたかなと思う。原の調子がすごく良かったのと、ほかの子のレシーブが落ちずにあげれていたのが良かったところ。あとは米倉のブロックも良かった。(明日、親和女大戦に向けて)親和女大には、春(リーグ)は勝って、西日本インカレでは負けてという感じで、練習試合やってもどっこいどっこいだった。本当に出だし頑張りたい。長いラリーが多いから、拾ってつなぐバレーを負けないように頑張りたいなと思う」

▼原
「個人的に体の調子がいい感じで相手のライトからの攻撃が弱かったというのもあるが、自分の役割を果たせたかなと思う。みんながよく拾ってくれたからあとは打つだけだった。(つなぎが良かったが)それが関大の売りなので、あとはスパイカーが頑張るしかないですよねという感じ。相手のドライブサーブとかがすごいので、それに対してのキャッチと、レフトからの攻撃のパワーがすごいので、それに対してのブロックとレシーブとの連携を特に練習してきた。自分がブロックではじかれてしまったときもあったが、それ以外はすごく拾ってくれたので良かったかなと思う。(親和女大は)自分たちもつなぎが売りだが、相手もそうなので、そこで拾い負けとかしないようにしたい。明日にかかってるので頑張りたい」