【バドミントン】ホームの最終戦飾れず。入れ替え戦では1部残留死守へ

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◇平成30年度関西学生秋季リーグ戦大会対大阪成蹊大◇9月17日◇関西大学中央体育館◇

関大 0-3 大阪成蹊大

S1 中村 0(15-21 17-21)2 笹渕
S2 池田 0(15-21 14-21)2 三宅
D1 中嶋・田中 0(16-21 14-21)2 笹渕・竹川

「疲れがどっと出た」と中村勇毅主将(政策3)。4連敗中の関大は同じくリーグ戦全敗の大阪成蹊大とホームで相まみえた。なんとしても1部で初勝利を挙げたかったが、全試合ストレート負け。30日の入れ替え戦では2部1位の甲南大と対戦することとなった。

S1で出場した中村は「何度も負けている相手」と対峙(たいじ)。連敗中の相手になんとか一泡吹かせたいところだが、後手に回ってしまう。浮き球のチャンスボールがネットに掛かるなど「気持ちと体のバランスが合わなかった」。本来の力を発揮できず、白星をもたらすことができない。

続いて登場したルーキー・池田圭吾(人1)も波に乗ることができない。平常心で挑むよう、ポイントを取っても感情を表に出さず冷静に試合を運ぶも、ポイントの差は開いていく。相手のヘアピンなどで前に揺さぶられ、うまく対処できず。2連敗となった。

もう後がなくなった状態で出場したのは前日も勝利を収めたエース・田中大祐(安全3)・中嶋遼(人3)組だ。王手をかけられた中での試合で「難しかったし、流れに乗れない部分があった」と中嶋は振り返る。1部リーグ戦でもすでに2勝を挙げている難敵との対決は序盤から相手にリードを許す。時折、田中の前衛の動きから、中嶋が後ろからスマッシュで決めるなどコンビネーションがさく烈するも単発に終わる。ストレートで敗戦し、0―3で打ち切りとなった。

試合に出場するメンバー全員が今季リーグ戦で1部の舞台は初出場となった。また、中村主将はリーグ戦を振り返り、1部と2部の1番の違いについて「選手層の違い」を挙げる。関大は中村、田中大、中嶋、池田の4人が中心となって団体戦に出ていたが、他の1部の大学のチームは「誰がでてきても、安定したシングルスと、ダブルスが出てきた」(中村)。30日の入れ替え戦に向けて残された時間はあと2週間。「(負ければ)やっぱり2部のチームと思われてしまう。降格は絶対に避けたい」と池田が言えば主将も「自分たち次第」と気を引き締めた。なんとしても残留し、もう一度1部の舞台でリベンジがしたい。
【文/写真:三木勇人】

▼中村主将
「1部でのリーグ戦の疲れがどっと出た感じがもろに出てしまった。自分たちは4人で回していて、他の大学に比べて余裕が無かった。(ホームのアドバンテージは生かせなかったか)ΟBさんとかが来てくれていて、勝ちたい気持ちが強かったんですけどどうしても気持ちと体のバランスがうまくいかなかった。(試合前、言い合ったことは)残り1戦だったので最後出し切ろうという話をしていた。でもそれができなかった。(応援について)全体的に良くサポートしてくれたと思うし、出場しているメンバーのことを考えて動いてくれたかなと思います。僕のシングルスの相手はずっと負けている相手で、オーダーを相手に変えられて当てられた。でも勝てないことはない相手だったけど噛み合わなかった。中嶋と田中大にいい状態で回せなかったのは敗因。(勝ちたい気持ちは)絶対4人ともあると思うんですけど、中々気持ちが前には出ているけど、空回りしたり、消極的になって、気持ちが強すぎた。何か変えないといけないというのはあるし、話し合っていかないといけない。(入れ替え戦では2部1位と当たる)切り替えて、まだ2週間ぐらいあるので1部でプレーしてきたプレーでいいプレーもあったと思うのでそのプレーを生かせるようにしたい。1部でやってきたことを無駄にしないよう実力を出していきたい。(1部と2部の違いは)まずは選手層が違います。1部の大学は誰がでてきても、安定したシングルスと、ダブルスが出てきて、3本取ったらメンバーチェンジしてきて負担が軽減されるんですけど、2部の大学はフルメンバーでないと勝負にならないのでそこの問題かなと。選手層の薄さはトップクラスだと思います。主将になって変化は疲れが今までのリーグ戦と違うような感じがします。中々好きに出来ない。気持ちのコントロールが難しい。僕だけのことを考えていればいいっていうのが今までだがそういうわけにもいかない。周りを見てしっかり声をかけたり、オーダーも決めないといけない。体力や精神的にしんどいこともある。(入れ替え戦に向けて)どこが来ても自分たち次第だと思う。自分たちのメンタルと体がしっかり一致したら勝てると思う」
▼中嶋
「(王手をかけられた中での試合、難しさは)そうですね、難しかったし流れに乗れない部分があったんですけどそこを取られなければいけなかった。チームとしても痛い。(うまくできなかった部分は)いつもと違う雰囲気で、そこで気持ちが空回りした部分がありました。(勝ちたいという気持ちは)強かったです。相手のレベルとしては勝たなければいけない相手だったんですけど、向こうも1部で2勝していて勢いがあった。(1部と2部の違いは)チーム力もそうですし、全員で勝ちにいく気持ちが相手の方が強いと感じました。リーグ戦でのチーム状態状態は良くなかったけど、S1、S2で流れを作ってD1にもっていく流れができるときと、できないときがあってそこが敗因かなと。2週間しっかり調整して1部に残れるようにしたい」
▼池田
「技術だけじゃなくて、試合の入り方やチームの雰囲気作りも全然2部と違って最初から押されているという感じがあった。2部の試合のときは試合に入る前から良い流れというか気持ちよく入れた。(気持ちで圧倒されたか)そうですね。勝てる相手にも負けたり、チャンスがありながらそこを生かせれない。声とかを出して盛り上げたい気持ちはあるけど、むこうはレベルも高いしその分声を出しているとしんどくなるし、息苦しくて声を出す余裕がない。2部では予想できるショットも1部では予想もできなくて1つも、2つも相手が上手だった。もうちょっと勝負できるかなと思っていた。シングルスも春では1回しか負けなかったけど、今回は1勝もできなかった。今季で落ちたらやっぱり2部のチームと思われてしまうので今季で落ちることは絶対避けたいし、入れ替えで向こうはむかってくるだけ。こっちは守る側なので挑戦者の気持ちでいった方が楽。チャレンジャーでいきたい。この2週間で急にうまくなることはないと思うので体のケアとかそれまでの気持ちの持って行きかたが、この2週間大事になってくる。学校生活も始まるし、その中で両立できるようにしたい。(1番勉強になったこと)京産のときは相手のエースが西日本でトップの人とやらせてもらってタッチの速さや試合での余裕な振る舞いがあってラリー間での気持ちの保ち方はすごく勉強になった。自分は点差が離れると焦ってミスしだしたりするんですけど、そういう面ですごく落ち着いていたので自分の気持ち作りはすごく大事だなと思いました。自分は昔からすぐかっとなって顔に出てしまうんですけど大学に入ってから平常心を保ち、相手に余裕があるように見せようと思いました」