【拳法】伊藤、尾藤が準優勝!4選手が表彰台入り

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◇第19回西日本学生個人選手権大会◇9月17日◇大阪経済大学◇

【男子参段以上の部】
伊藤 準優勝
【女子弐段以上の部】
尾藤 準優勝
岡本敦 3位
【女子初段・1級の部】
唐澤 3位

関西個人の頂点を決める西日本選手権大会。関大からも多くの選手が出場した。3連覇が期待されていた上垣内一成主将(商4)は、けがの影響で棄権。しかし、男女合わせて4人が3位以内の好成績を残し、関大勢の強さを見せつける大会となった。

最初に行われた男子段外の部では、宮嶋隆太郎(外3)と桂田翔虎(経3)が出場。宮嶋は積極的な攻撃で3回戦までの試合で2本先取で勝ち進む。迎えた準々決勝は、序盤に一本を取られるも残り45秒で面蹴りを決め、試合を振り出しに戻す。しかし、直後に1本を取られここで敗北。桂田は初戦を2本先取で突破するも、2回戦敗退となった。

男子初段の部には3選手が出場。井塚大資(商2)は不戦勝で2回戦が初戦となる。1本を先取するも相手に攻め込まれ3回戦進出とはならなかった。安田勝(政策4)は2本先取で2回戦に進むも、1本先取の延長の末敗戦となる。岡本和之(安全3)は順調に勝ち進み、準々決勝に進出。相手に1本を先取されるも直後に面突きで取り返す。しかし、反撃及ばず試合終了間近に相手に1本を取られ準決勝進出とはならなかった。男子弐段は高丸雅貴(商3)、灰谷佳大(商2)が出場するも、初戦敗退でトーナメントを去った。

男子参段以上の部には2選手が出場。山本知希(経4)序盤から攻め込まれ2-0で1回戦敗退。躍動したのは伊藤雅崇(政策3)だ。初戦こそ延長戦までもつれ込む接戦となったがその後は順調にトーナメントを勝ち進み、準決勝進出を決めた。

女子初段・1級の部に唐沢志保(文2)が2回戦から登場。初戦を突破し準決勝に進出する。しかし、「今まで負けたことない相手に負けた」とここで敗北を喫し、3位決定戦に回った。弐段以上の部には5選手が出場。高垣愛穂(法3)、藤原翼(法4)はどちらも0-1で1回戦敗退。今年も上位入賞が期待されていた山原千歩(法4)は2回戦から登場した。しかし、相手に立て続けに1本を決められ0-2で敗戦となる。尾藤はるな(文1)は1回戦を不戦勝で突破し、勢いそのままに2回戦、準決勝も勝ち進み決勝進出を決めた。岡本敦美(文3)は初戦を難なく突破し、2回戦も面突き、押さえ込みで2本先取し準決勝に進出。準決勝の相手は岡崎(立命大)。西日本学生団体の決勝で勝利した相手だが、油断はできなかった。2分間では勝負はつかず、延長戦でも勝敗が決まらぬ大接戦に。しかし、判定負けで決勝の舞台に立つことはかなわなかった。

3位決定戦を迎えた岡本敦と唐澤は表彰台を逃すまいと圧倒的な強さを見せる。ともに相手を寄せ付けず、2−0で完勝。「3位と4位じゃ全然違うから絶対勝つと思ってた」と岡本敦。意志の強さで3位は死守した。

1年生にして決勝の舞台に立ったのは、尾藤だ。相手は、岡本敦を倒した岡崎(立命大)。何度も関大勢が相手にしてきた。難敵相手に堂々とした拳法を披露するも、かなわず。0−2で敗北となった。同じく初の決勝を迎えた伊藤。頂上決戦相手は強敵・(立命大)だ。100㌔超えの体格を生かしても完敗の0−2に終わり、準優勝となった。ここまで進んだことに「トーナメントの運」と話すも、「うれしいことはうれしい」と素直に喜んだ。

おのおのの実力を発揮した今大会。それでも誰一人として満足で終わることはなかった。この先の全日個人、全日団体へ向けて。関大拳法部は成長を続ける。【文:西井奈帆・金田侑香璃/写真:野村沙永・松山奈央・金田侑香璃】

▼伊藤
「(準優勝、今のお気持ちは)正直な話、トーナメントの運が良かっただけだと思う。おのおのの試合でずる賢く勝った感じ。相手の場外際で勝負したり、自分の得意の小技を使って倒した。うれしいことはうれしい。だけど、基本に忠実なきれいな形の自分らしい拳法がしたい。そのためには、ちょっとずつ努力して全日本にモチベーションを上げていく。(今日の良かったところは)あんまりない。頭を使ってやれたところ。正直決勝まで行くとは思っていなかったけど、入賞ぐらいはいけるかなと。(自身の強みは)切り替え。パンチ打ってその流れで組み技に行くので、今日もその流れで撮っていた。(決勝の試合について)完敗です。相手強かったです。(今後について)他大学のスポーツ推薦には勝っていきたい。他大学のスポーツ推薦に勝ってこそ、関大は優勝できると思うので、ポイントゲッターを確実に倒せるような選手になりたい」

▼岡本敦
「優勝狙ってたんで悔しかったけど、なんとか入賞できたのでうれしかった。(準決勝の相手がまたも岡崎でしたけど)勝てると思って気抜いてしまった。内容は、まだまだ。体力的にちょっとしんどくて自分の決め技がないなって思って。本当は最初の2分で相手が場外警告取ってたから、こっち判定で勝てると思ってて下手に前行ってやられるよりは様子見ようとしてた。でも、本当は延長だけの判定だから、(旗が)向こうに上がってしまった。(3位決定戦について)3位と4位じゃ全然違うから絶対勝つと思ってた。何回もやっている相手やったので、絶対勝つ!と思っていた。(後輩の尾藤さんの試合を見て)先に見てたから尾藤と決勝でやりたかったなって。勝つと思ったし。決勝は、勝てると思ったけど。頼もしい1回生なので、これからもっと期待。(全日個人に向けて)自分の決め技がないから、そこをしっかり1本取れる拳法を練習していきたい」

▼唐沢
「去年準優勝して、今年はその1つ下の順位だったのでそれが悔しいのと、負けたことない相手に今日初めて負けてしまったことが一番悔しいです。本当は優勝したいと思っていたけど、立命館の坂本が昨日の総合個人で優勝してたのでちょっと無理かなって思った。準優勝は絶対したいって思ってました。今日は悔しいの一言ですね。来年は初段・1級の部じゃなくて2段以上の部で入賞したいと思います。監督に自分の得意な組み技で、確実に取る組み技がまだないって言われたので、組み技の強化をしていきたいです。(3位決定戦について)自分の一番得意な組み技で1本取れたのは良かったけど、練習でやってきた組み技ができなかった。それが課題だと思いました。(これからに向けて)今、全日を目標に頑張ってるので、これからの試合とか練習でアピールして全日のメンバー入りできるように頑張りたいと思います」

▼尾藤
「初戦が山場だと思ってたんですけど不戦勝で、そこでしっかり切り替えて、前に練習とかでも危ないかなと思ってた人に勝てた。準決も勝ったら、大学に入ってまだ入賞とかしてなかったから、初めての入賞になるって思って頑張りました。この大会は3位入賞が目標だったので、目標よりは結果を残せた。でも、そこで満足せずに決勝までいったなら勝ちたかったです。大学のレベルが高校の時と全然違ってなかなか勝ち上がれないことが多かったけど、初めての西日本でいい結果を残せた。これをこれからの全日につなげたいです。決勝は昨日のリベンジのチャンスだなって思ってました。試合も全然嫌じゃなくて、決勝のプレッシャーとかよりも楽しもうと思って臨みました。自分の実力だけじゃなくていろんな偶然が重なっての2位なので、完璧な実力の2位じゃないと思っています。この結果に喜ぶのは今日までで、明日からは全日の団体に出してもらえるように頑張ります」