【サッカー】FW加賀山出場1分で同点弾も、後期黒星発進

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◇第96回関西学生リーグ後期第1節◇対立命大◇9月16日◇アクアパルコ洛西◇

【前半】関大0ー1立命大
【後半】関大1ー1立命大
【試合終了】 関大1ー2立命大

夏の中断期間を経て、関西学生リーグ後期が開幕した。前期後期リーグを通して上位4校が全日本インカレ出場権を得ることができる。前期を4位で折り返した関大は、1回の敗北が命取りになりかねない。

前期リーグは4位ながらも、被シュート数は12校中1位。ディフェンス陣の強さを表している。後期リーグ初戦の今節も、前期からのディフェンス4枚は変わらず。そんな中、GK光藤諒也(文1)がスターティングメンバーに選ばれた。前田雅文監督は「リーグ中断期間中にパフォーマンスもよくて失点数も少なかった」と、調子を上げた中での起用だった。また、前期3節以来のスタメン入りとなったMF中井英人(人4)にも期待が寄せられた。

前半は、CK(コーナーキック)からのチャンスが何度か訪れるも、得点には至らない時間が続く。MF森主麗司(文4)、MF牧野寛太(経3)のボール奪取力が光り、マイボールの時間は増えるものの、シュートにこぎつけない。 28分、MF中井の正確なスルーパスにFW高橋晃平(情3)が反応し抜け出すも相手DFに阻まれシュートならず。40分には、右サイドをDF安田有輝(経4)が駆け上がり、クロスを放つもFW大久保優(商3)とかみ合わず、チャンスを逃した。一方、変わらず4枚の守備陣は連携をとりながら関大のゴールを確実守った。


△MF中井


△MF牧野


△MF森主


△FW高橋


△DF黒川圭介(法3)

ハーフタイムを迎えようとした前半46分。相手のミドルシュートが決まり先制点を許してしまう。1点ビハインドで後半戦へ向かった。後半開始とともに交代出場したのは、FW加賀山泰毅(人4)。関大の点取り屋は、出場1分でチームを救って見せた。

後半開始1分。中盤でボールを持ったMF森主がFW加賀山に縦パスを送ると、そのまま大きくミドルシュートを放った。前へ出ていた相手GKは、FW加賀山のボールに追いつかず。そのままゴールを見届ける状態に。エース・加賀山の早すぎる同点弾に、関大の応援団の熱気も最高潮となった。立て続けにFW加賀山を中心としてゴールに迫り、関大が流れをつかみ始めていた。


△FW加賀山

しかし後半23分、自陣で相手にボールを奪われると、DF陣の対応が間に合わずGK光藤と1対1に。難なく決め込まれ再び失点。残り20分で窮地に追い込まれた。

そんな中、DF安田有、MF牧野が濡れた芝生に足を取られ負傷交代。MF牧野に変わって投入されたMF岡崎淳也(経3)が得意のドリブルで右サイドから攻めるが、相手DFは逃さなかった。DF安田に代わったDF河野貴志(人4)がCKからヘディングで合わせるも、惜しくもバーに直撃した。アディショナルタイムは5分。関大、最後の猛攻はことごとくゴールに嫌われる。好機を生かせないまま試合終了の合図が鳴り響いた。


△GK光藤


△MF岡崎


△DF羽田健人(情3)


△DF安田

格下相手の立命大に敗北を喫した関大。後期のリーグについて、「今期は結構グラウンドが悪いところが多いので、どういう状況でも勝っていったりサッカーの種類も持っとかないと、この会場では戦えないという状況になってしまう」と前田監督。次節の近大戦では必ず、関大のサッカーで勝利をもぎ取る。【文:西井奈帆/写真:大島涼太郎】

▼前田監督
「徐々に立命に詰められて五分五分の状態になってしまったりというところで、その中でゴールを決められてしまった。(急な交代でてこずった部分があったか)芝生が濡れていたり水含んでいるので、いつもより負担が来て足をつる人が多かった。でもそれはあまり気にしていない。これで慣れたと思うので。今期は結構グラウンドが悪いところが多いので、どういう状況でも勝っていったりサッカーの種類も持っとかないと、この会場では戦えないという状況になってしまう。(2失点目は)荒木隼の出だしが遅れてしまって。個人的なミスだし、J1に行く選手なのであれぐらいの仕事は確実にやっていかないといけない。(GK藤光について)リーグ中断期間中にパフォーマンスもよくて失点数も少なかった選手だった。でも失点してしまって、今日に関してはイージーミスで失点したわけではないけど、失点しないように声をかけたり。シュートステップに関して言えばいいもの持ってる、でもその前にチームを誘導したりが大事になってくる。(夏休みに主に取り組んだこと)コンディションを上げて、フィジカルを鍛えていくってところ。今日に関して言えば、足をつった選手いたけど芝生もあったので。でも確実に体力は増えていると思うので、自信を持ってピッチに立ってほしい。人数はいるけど、結局誰がいくとかの消極的なところを立命に攻められたりした。積極的に自分からゲームを作っていけるようにしたい。この一節で勝ち点が(他大と)詰まる可能性は十分にあるので、次は勝ち点を取っていく」

▼DF荒木隼主将
「(内容を振り返って)自分たちの方が力はあるって実感はありましたし、勝たないといけない試合だった。自分のせいで失点してしまって、同点に追いついた状況なのに自分のミスのせいで、また追いついて逆転するというのが難しい状況になってしまった。(前半について)最初立ち上がりは押し込まれるところありましたけど、そこからはペースを握ることはできた。余裕があったけど、それは隙になったらいけないし。余裕が隙に変わってしまって、前半の最後に失点してしてしまったのかなと。(グラウンドの状況は)芝生が緩かったり重かったりあったの、後半足つったりが多くなっていた。(負傷によるDF安田、MF牧野の急な交代について)アクシデントでの入れ替わりはチーム的に予想外だと思うので意図した交代ではなかった。(2失点目について)五分五分のボールで、前で触れると思って、自分が前にいいたけど、実際相手足でちょっと触って入れ替わってしまったので、そこへの修正点で言うなら行くならしっかり行くってはっきりしないといけない。(初出場のGK光藤について)実力は入学した時からあって、自信もつけてきたと思う。けど、まだまだ良さは出せていないと思うからもっと自信もってやっていい。(来週までの修正点は)自分たちが相手に合わせるんじゃなくてもっと迫力もってプレーするというところ。立ち上がりから行けるようにしたい」