【卓球】「チーム全員でつかんだ勝利」1部残留への大きな白星。

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◇平成30年度関西学生秋季リーグ第6日目◇対芦屋大◇9月16日◇ハンナリーズアリーナ◇

関大4-2芦屋大
S1 宮村 3(11-7)(11-8)(11-4)0
S2 北岡 1(7-11)(11-5)(5-11)(8-11)3
S3 鈴木 1(10-12)(5-11)(16-14)(9-11)3
D1 赤川・宮村 3(8-11)(11-8)(11-6)(11-8)1
S4 赤川 3(11-5)(12-10)(9-11)(11-7)1
S5 岸本 3(7-11)(11-7)(11-7)(7-11)(11-5)2

秋季リーグもいよいよ最終日。全敗で最終戦を迎えた関大は、同じく全敗している芦屋大と負けた方が2部に自動降格という降格争いに臨んだ。

先陣を切ったのはKAISERS注目1年生の宮村栞奈(社1)だ。宮村は、第1ゲームの序盤こそ相手の回転をかけたレシーブに手こずるが、すぐに対応して見せる。強烈なバックハンドが決まると、7連続得点が飛び出し第1ゲームを先取する。ここから勢いに乗った宮村は続く第2、3ゲームを難なく取り、ストレート勝ち。チームにいい流れを呼び寄せた。

△宮村

続いて登場したのは主将・北岡さと子(文3)。北岡は絶妙なボールコントロールで第1ゲームから5連続得点を奪う。ところが、次第に相手に対策され、逆に5連続得点を奪われる展開に。この悪い流れを断ち切れず、このゲームを落としてしまう。しかし、このままで終わる北岡ではない。「応援が力になった」と話すように、1点を取るごとにベンチやスタンドから大きな声援が飛んだ。この声援を力に変え、北岡は第2ゲームを6点差で奪う。この後のゲームは落としてしまうが、怒涛の追い上げを見せるなどチームを鼓舞するプレイを見せた。

△北岡

勝負熱冷めないコートに続いて現れたのは、前陣速攻を得意とする鈴木理布(社3)。鈴木は第1ゲームから積極的に攻めるが、相手とうまくかみ合わず失点を重ねてしまい、2ゲームを先取されてしまう。このまま相手のペースで進むかと思われた第3ゲーム。鈴木の果敢な攻めが決まるようになるが、相手も対応するなど点を交互に奪い合う。しかし、そこで踏み留まるのが卓球部女子最高学年の意地。最後は連続ポイントでこのゲームを制す。しかし、相手に4回生の力を見せつけられ惜しくも敗れる。

△鈴木

相手にリードを許す苦しい試合展開だが、そんな時でも頼れるのは赤川真理亜(化生2)・宮村のダブルスペア。第1ゲームこそ落とすが、息の合った連携プレイを見せ相手を翻弄。宮村がフォアハンドを見せれば、赤川が豪快なスマッシュを決めるなど相手を寄せ付けずに勝利。同点に追いつく。

ダブルスの活躍で再び流れを取り戻し、迎えたシングルス2戦。隣り合うコートで共に戦うのは赤川とサウスポーの岸本紗良(情1)だ。赤川はダブルスでつかんだ流れそのままに第1、2ゲームと相手を圧倒。一方、岸本は緊張からか、サーブミスや普段なら決まっているところを外してしまうなど、ミスを攻め立てられてしまい第1ゲームを奪われる。しかし、ベンチに戻り、仲間から声を掛けられた影響で落ち着いたのか、絶妙なコースにサーブが決まり、またスマッシュも決まるようになる。第1ゲームとは正反対の試合展開となり、第2ゲームを奪い返す。隣のコートでは、赤川は第3ゲームこそ落とすも、最後はきっちり勝ち切り白星を手にする。岸本もこの流れに続き、第3ゲームを取るが、第4ゲームを落としてしまい、迎えた運命の第5ゲーム、岸本は落ち着いていた。徹底的に相手の嫌なコースを攻め立てる。完全に流れを掴み、最後は4連続得点を挙げ見事勝利に導いた。

△赤川

△岸本

「チーム全員でつかんだ勝利だった」(北岡)。そう語るようにベンチ、スタンドそしてフィールドプレイヤーが一体となって戦ったことによってつかんだ白星だった。これで1部リーグ7位となり、明日行われる2部2位の天理大との入れ替え戦に臨むこととなった。何としてでも勝利し、1部残留をつかみ取りたい。明日の勝利には関大卓球部の一体感が欠かせない。【文:北島大翔/写真:長尾洋祐】

▼北岡主将
「今日は試合前からチーム全員で戦っていこうと決めていたので、ベンチやスタンド含めてみんなでつかんだ勝利だと思う。(芦屋大)の印象は、お互いに全敗していて、4回生もいて底力を出してくるだろうと考えていたので、こっちも気持ちで向かっていこうという意識を持って試合に臨んだ。実際に戦ってみて、気持ちを前面に出したプレイをしてきたので、苦戦したが、自分たちも気持ちでその1つ上にいけたのが良かったかなと思った。」