【バスケットボール】アウェーでの接戦制し、リーグ3勝目つかむ!

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◇平成30年度関西学生リーグ戦第3日目対京都学園大◇9月15日◇京都学園大学◇

[第1Q]関大19-15京都学園大
[第2Q]関大10-9京都学園大
[第3Q]関大14-9京都学園大
[第4Q]関大16-17京都学園大
[試合終了]関大59-50京都学園大

リーグ戦3日目。開幕2連勝と波に乗る関大女バスがこの日相見えたのは京都学園大。アウェーでの一戦となったが、最後は相手の勢いに流されることなく自分たちのバスケットを体現。貴重な3勝目を手に入れた。

敵地でのゲームということもあり相手チームの圧倒的な声援が響き渡る中、試合開始のホイッスルが鳴った。「その雰囲気に覆われてしまった」(早川亮馬監督)と先制を許すと、どこか流れをつかめないままシーソーゲームが続く。それでもリバウンドやルーズボールなど、高さのある京都学園大に食らい付き第1Qを4点差で終える。


△山中

「ディフェンスもオフェンスも守りに入ってしまった」(森山奈美主将=商4)。自分たちと似たプレースタイルの相手であるがゆえ、高さのハンデが大きく邪魔をする。小幡美乃理(文3)が第2Qはじめのシュートを放つもリングに嫌われると、そこから約3分間両者無得点の時間が続く。先に沈黙を破ったのは京都学園大だった。スリーポイントを決められると、タイムアウト直後にも得点され苦しい雰囲気に。森山がルーズボールからイージーショットを沈めるなどなんとか点差を保つも、ロースコアで試合は後半へ。


△小幡


△森山

突き放したい第3Qだが、ピリオドの開始はまたしても相手のシュートから。激しいディフェンスに阻まれ点差を開けられない中、ここでコートインしたのは菰方智恵子(人3)。「よくつないでくれた」(早川監督)。森山がタフショットを沈め連続シュートを決めると、あと1本が欲しい場面で菰方が魅せる。点差を10点まで広げ、最終Qへつないだ。


△菰方

迎えた最終Q。激しいディフェンス、セットプレーなどでこのまま流れをつかんだと思われたが、ここで山中萌(法3)が足を滑らせ、動けなくなるアクシンデント。仲間の肩につかまり、コートを後に。大きな戦力を失った関大だが、「気持ち、気持ち、気持ち大事!」。ベンチから聞こえる声援が選手たちを奮い立たせる。古金谷郁美(文4)のアシストで高島陽和(安全1)が得点を決めると、菰方のミドルシュートがリングを通過。「絶対気持ち、気持ちを強く持ってプレーする」(菰方)。絶対に負けない。一人一人のその信念がプレーに現れる。


△古金谷


△高島

しかし、残り5分で10点差。十分に追い付ける点差だけに、相手も黙ってはいない。ターンオーバーを誘発されると、たまるファウルからフリースローを献上。じわりじわりと詰め寄られる。しかし、それと同時に刻一刻と減ってゆく残り時間。「勝てるな」。残り25秒でスリーポイントを許すも、最後は永田舞(安全1)のフリースローで1点を追加。9点差で接戦を制した。


△永田

敵陣に乗り込み、挙げた3勝目。「出だしとしてはすごくいいかな」と前向きに捉えるも、「イージーシュートが入ってれば20点くらい変わってたと思う」と早川監督。普段と異なる雰囲気、そして相手の高さに苦戦を強いられ、得点できない場面も多く見られた。明日には大阪学生選手権大会で破れた大大谷大との対戦が控える。「イージーミスや自分たちのミスから失点っていうのを減らしていけば勝てる」(森山)。2部全勝の先にある1部昇格。まっすぐなその目標のため、勝利は絶対条件だ。【文/写真:高木満里絵】

▼早川監督
「自分たちで苦しいゲーム展開にしたなっていうのがあるかな。ただ、そうなる要素として、今日は京都学園大学さんの応援がすごかったからあの子らもその雰囲気に覆われてしまったというか、ちょっとリズムがおかしくなってシュートタッチが最初全然(ダメだった)。ゴール下のシュートもポロポロ落としてるし、レイアップ作ってるのに落としてるし、スリーポイントも作ってるのに落としてるしっていう展開がいつもとちょっと違ったので。会場の空気にのまれたかなっていう始まりで、そこからちょっと自滅的なゲーム展開を作ってしまったかなと。そこでメンタルタフネスじゃないけど、そういうのがあればもうちょっと違うゲーム展開やったかなと思います。(京都学園大はどういう風に見ていましたか)今年やったら2部の中でも上位に入ってくるチームじゃないかなと。(2部で)4強には入ってくるんじゃないかな。大きいし、ガードもいいし、我々よりかは全然大きさが上やからそういう面ではいいチームなんじゃないかなと思う。(始まる前に対策などは)ビッグマンがいるから、いろいろやってはいたね。インサイド中心のチームに対してどうするかっていうのは今週一生懸命やってきたこと。春からやってきたことはあるんやけど、もうちょっとそれはピックアップして、そこに焦点当ててこうしよう、こうしようって話をしてました。(3連勝については)ようやったなと思います。出だしとしてはすごくいいかなと思います。一個一個のゲーム見るとまだまだうまくなる要素はあるし、そこはチームとしてもう1回取り組まないといけないところではあるんやけど、結果として3連勝がついてきたっていうのは大きいかなと思います。(今日の課題は)やっぱりイージーシュートじゃないかな。それが入ってれば20点くらい変わってたと思うし。レイアップも含めて、ほかにもノーマークのジャンプシュートとか全部たすと、20点近く違うから。それが入ってれば80-50くらいのゲームやからね。(その課題はやっぱり雰囲気にのまれてしまったのが原因ですか)そうやね。はじめにボタンの掛け違いがあって最初のまれたっていうのがね。でも最後は時間と点差見てあの子らも勝てるなって思ったから落ち着いてちゃんとやってくれた。けど、その前の2Q、3Qがしんどかったよね。1Qの入り方がああやと、(2Q、3Qが)ああなっちゃう(落ち込んじゃう)んやなっていうね。(今日よかった選手は)4年生2人はもちろん頑張ってたんやけど、つなぎで出た13番のアズ(菰方)。ようつないでくれた。オフェンスのところで特に。ディフェンスもそうやけど、特にオフェンスのところ。あの2つのシュートはでかかった。(明日に向けては)明日も大きいチームやから、今日とおんなじ感じになるとは思う。ホームのチームではないけども一つ一つ決めきるべきシュートを決めるっていうのが大切かな。もう一回原点回帰して、ちゃんと話合って明日やっていこうと思います」

▼森山主将
「試合前の相手の応援がすごくていつもと違うっていうのがあったんですけど、試合始まる前に監督もベンチにいてる人も自分たちのプレーやろうっていう風に言ってたんでそこは良かったかなと思います。相手の応援を自分たちの応援やと思えばいいとか言われたんですけど、それは正直無理で(笑)。でも監督にもそこでもうちょっとタフなメンタルが欲しかったって言われて。自分ではそんなに考えてなかったんですけど、そこでもうちょっと落ち着いてプレー出来ればよかったかなと思います。(第2Qの落ち込みからあげてきたことについては)最初始まる前に、いつもの自分たちのプレーするっていうのはもちろんなんですけど、守りに入ってるチームっていうのは前の試合とか見てても結構負けてたりとか競ってる試合っていうのが多かったんで、守りに入らずに強気強気で、チャレンジするくらいの気持ちでやるって言ったんですけど、第2Qはそれが全然なくて。最初はいけてたんですけど、いけるやんってなったときに引いてしまって、ディフェンスもオフェンスも守りに入っちゃって。シュートとかが弱気になってるから届かなかったりとかそういうところがあって、2Qは守りに入ってしまって、相手と競ってしまった。(守りに入ってしまった原因は)どちらかといえば相手は自分たちと一緒で、点の取り合いとか走り合いっていうよりは引いて守るとか、オフェンスもバーッて行くんじゃなくてガードがキープして周りがゆっくり動く、っていう風にやってくるチームだった。自分たちはそうやって大きい相手と面と向かってやると負けちゃう部分があるので、もっとスピードでいきたかったんですけど、引いて守られたときに止められちゃうっていう部分があって。そこでちょっとあれってなって、動きが止まっちゃったりした。(今までの課題が良くなったところは)オフェンスに関して言えば、オフェンスのセットプレーとか形の動きっていうのはある程度できてたんですけど、ボール持った時の1対1っていうのが(今までは)ないかなって。逆にセットプレーでいけてるからそのままいっちゃってるっていう部分もあるんですけど、ボール持ったらガンガン1対1いくっていうのがもっといるかなっていうところで今日相手も大きかったんで、どんどん1対1仕掛けて行けてたんじゃないかなと。そこはちょっと先週とは違ったんじゃないかなと思います。(次に向けては)今日は特に自分たちよりも全然背が大きくて、リバウンドとかそういう高さの部分で分かってたのに最初そこで何回もやられてた部分があったんで。明日は今日よりはちょっと背は小さくなるかもしれないんですけど、やっぱまだまだ自分たちより大きい相手なんで、そういうイージーミスや自分たちのミスから失点っていうのを減らしていけば絶対勝てると思うので、そこを頑張りたいと思います。(明日の相手の大大谷大は大阪学生選手権大会で負けた相手ですが)正直そこはあんまり意識してないんですけど、全回負けてる相手でどこでやられてるとかも全部わかってるし、どういうプレーが通じるっていうのはわかってるんでそこは自分が伝えていって、コントロールしながらやっていけば絶対勝てると思うので頑張ります」

▼菰方
「最初自分はスタートじゃなくて控えで出ることが多いんですけど、その中でスタートがいつもより思い切りがないなっていうのがちょっとあって。いつも試合の時はスタートがやってることに対してそれをどれだけできるかっていう風に気持ちつくってやってたんですけど、今日はスタートが思い切りない分、(自分が)出たら思い切ってやろうっていう風には思って試合を見てました。(プレーに関しては)関大の応援で、『気持ち大事!』っていう応援があるんですけど、自分はそれがすごい好きで。気持ちが一番大事やと思うし、気持ちがプレーに現れるなと思う。自分が代わりに出て、いいプレーできないときは、次出たらどうしようとかすごい弱気に考えてしまってるところがあるので、気持ち大事、絶対気持ち、気持ちを強く持ってプレーする、っていうのをやってました。いつもは6番手、7番手とかで出ることが多いんですけど、今日は前半出てなくて、後半から出場っていう形やったんですけど、自分自身もっと試合に絡みたいなっていうのがあるのでもっと出れたらプレーに貢献していけるかなと思います。(今日の勝ちについては)3連勝は大きいです。このまま流れに乗ってチームとして強くなっていくのもそうやけど、チーム力を持っていい雰囲気で明日もやっていけたらなと思います」