【柔道】3年ぶりベスト16も、3回戦敗退

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◇全日本学生柔道体重別団体優勝大会(男子17回)◇10月24・25日◇ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園)◇

1回戦 関大 6-0 東海大九州
2回戦 関大 ②内容-2 早大
3回戦 関大 0-7 筑波大

無念の初戦敗退から1年。負ければ4回生は引退となるこの試合で、何としてもいい結果を残したい。

関大の初戦の相手は東海大九州。先鋒・60kg級には主将の池本が出場するが、技を決めきれず引き分ける。続く次鋒・81kgの栃原、五将・100kgの又場はともに一本勝ち。安定した戦いを見せた。中堅・100kg超級には村井が出場。1階級重いクラスに挑む。対する相手は村井よりもかなり体が大きく、組み手も思うようにいかない。しかし、そこで粘りの柔道を披露し、有効勝ちとした。次に迎えるのは、三将・73㎏級の大西。速い動きで相手を翻弄(ほんろう)し、有効勝ちになる。この時点で4-0とし関大の勝ちは決まったが、気を緩めることはなかった。副将・66kg級の伊藤が場外まで相手を飛ばし一本、大将・90㎏級の小寺も抑え込みで一本勝ちし、相手に格の違いを見せつけた。

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続いて2回戦は早大と戦う。先鋒・池本は1回戦とは違い序盤から攻めると、投げ技が決まる。しかし、すぐに主審の手が上がることはなく審判員が集められ、長い審議の末、一本。強豪早大から1歩リードする形となった。一方、次鋒・栃原は相手からの技の応酬に遭う。途中指を痛めながらも耐え続けたが、最後の最後に有効を取られてしまい、そのまま終了となった。五将・又場と中堅・村井も、攻めるもののペースをつかめず引き分けに終わる。三将は1回戦とは選手を入れ替え、小山。何度も畳の外に飛び出すほど、激しい試合展開になる。しかし、最終的には一本負け。関大側に敗戦ムードが漂い始める。そして迎えるのは、登録時よりも1階級上の66kgに挑む副将・舟見。危ない場面もあったが耐え、引き分けとすると、勝負は大将・小寺に委ねられた。勝つためには、技ありか一本を取る必要がある。主審の開始の合図で、小寺は気合の入った掛け声を出すと、果敢に相手に飛び込む。わずか数十秒だった。相手選手が意識を失う程の、背中からたたきつける気迫のこもった一本。早大に勝利し、メンバー全員、珍しく畳の上で喜びを表した。

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迎えた2日目。相手は6月の全日本学生優勝大会で日本一になった筑波大だ。先鋒は池本だったが、終盤に反則負けで一本を取られる。次鋒・小寺は中盤に技ありを決められ、その後も奮闘するも技が決まらず敗戦。続く五将・栃原も中盤に技ありを取られる。相手を抑え込んでもひっくり返され力負けした。中堅・舟見は開始1分で一本を喫する。三将・大西は中盤で反則負けの一本。副将・又場は、後半に技ありを決められ、立て続けに一本を決められる。大将・村井も、序盤に技ありを取られ、中盤に一本負けを決められ敗北し、3回戦敗退となった。

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「全てにおいて力不足」と山城監督が語ったように、7人全敗で全日を終えた関大。3年ぶりにベスト16も強豪相手に力奮わず、4年生は引退となった。しかし、来年も主力は多く残る。池本主将は「毎年ベスト16以上の常連になってほしい」と後輩たちの活躍に期待した。【谷風花、新潟瑞葵】

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▼池本主将(1日目)
「2日目に行ったのが3年ぶり。自分の代はあまり結果を出せていなっかった。3年前に今の監督になってから成績が不振だった。だから、今の監督がダメだと言われないように勝とうと思った。(大会1日目)は1人1人が勝つところは勝っていたのはよかった。できるだけ一本で勝ちたかったが、せめて有効・技ありを取れるようにしようと言っていた。明日の相手は6月の大会で優勝しているチーム。優勝候補だと思う。気持ちで負けないように向かっていきたい」

▼山城監督(2日目)
「筑波大は6月の全日本で優勝した日本一のチーム。実力は向こうの方が断然上だが、勝負はやってみないとわからない。120%の力を出していこうと選手たちに伝えた。しかし、やはり相手が上だった。選手各自が自分の持っている以上の力を発揮してくれた。7-0の大敗だったけど、今の力を出していた。先に技を出されたり、組手だったり、全てにおいて相手がうまかった。これで4年生は引退となる。今の主力の中で下級生も多く残る。もっと練習して、全国レベルに押し上げていきたい」

▼池本主将(2日目)
「筑波大は全国チャンピオン。胸を借りるつもりで挑んだ。みんな持っているものを出したけど、全体的に力不足だった。相手は中学・高校でタイトルを取っているような選手ばかり。経験・実力、試合運びにおいても全て上だった。今年は、個人で全日出場が1人と成績不振だったが、今大会でベスト16は3年ぶり。(後輩に向けて)毎年ベスト16に行って、常連になってほしい」