【バレーボール】開幕戦、王者・近大に敗北も好プレー光った!

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◇2018年度関西大学バレーボール連盟秋季リーグ戦第1日対近大◇9月9日◇近畿大学記念会館◇

[第1セット]関大 19-25 近大
[第2セット]関大 16-25 近大
[第3セット]関大 20-25 近大

[セットカウント]●関大 0-3近大

王者の実力を見せつけられた。秋季リーグ戦が本日から開幕した。春に2部での優勝を決め、16年春以来の1部の舞台に帰ってきた関大。初戦の相手は、春の1部優勝校・近大だった。「差はあると感じた」と西坂悠佑主将(経4)が振り返るように、試合はストレート負け。しかし、その中でも平城諒太(社3)の安定した守備や、内藤晟伍(経4)や田中伸哉(人2)のスパイクなど好材料もあった一戦だった。


△平城

「2部ではない高さ」(雄谷遼真副将=商4)と相手は、180㌢を超える選手がずらりと並ぶ。第1セットからこの高さに苦しめられた。ブロックの上からスパイクを放たれ、ポイントを奪われる。苦しい状況ながらも、丸山洸祐(人3)が1点目を奪うと、内藤晟伍(経4)がブロックアウトで得点を奪うなど食らいついた。中盤から離され、セットを落としたが内容は悪くなかった。


△丸山


△垂水唯人(経3)

第2セットは、序盤から点差が開き一方的な展開でセットを落とす。第3セットは、「久しぶりにあれだけ点数をとれた」(田中伸哉=人2)と田中のスパイクが好調だった。古仲将真(人2)のトスから相手ブロックの隙間を狙い、腕を振り抜く。終盤には藤井徹太(社1)のブロックで連続ポイントも。しかし、最後は地力を見せられ敗北。開幕戦はストレート負けとなった。


△古仲


△吉田和平(社2)


△南本一成(商1)


△藤井

力の差は見せつけられたが、「雰囲気は良かった」(内藤)と決して自分たちから崩れたわけではない。王者を相手に、随所で良いプレーも見られた。1部残留に向けて、今後さらに調子を上げていく。【文・松浦智/写真・濵田将志】

▼西坂主将
「関西で1番強いといわれているチームなので、差は感じた。だが、その中でも通用するプレーがあったりしたのでこのまま修正を加えていけば、1部でも向かっていけるかなと思った。田中の速い平行の攻撃であったり、内藤の時間差攻撃であったりは通用したのかなと思う。(リーグ戦前から2人はこのような練習をしていた?)セッターが古仲に代わった。古仲はトス回しが速い。そのトス回しが内藤と田中にはあっているのかな。前(春季リーグ戦)入っていた時は、サーブをメインでメンバーチェンジをしていた。今回はレギュラーとして起用した。強打は仕方ないが、軟打を落とすのは良くなかった。相手に委縮せず、関大らしくいけたというのは良かった。雰囲気は良かったと思う。1セット目はタイムを取らなかったし、ムードは悪くなかった。(リーグ前していたことは?)練習試合を多くしていた。あまりメニューなどは作らずに、セット数をこなした。(その中で伸びた選手は?)南本が合宿中は良かった。バックアタックなどをよく決めていて、外せない存在になっていた。古仲と藤井のコンビがあって来たりしていた。今日、南本はあまり決まっていなかったが、これから1部に慣れてくると思う。(今日の試合で良かった選手は?)田中が良かった。キャッチも安定していて、特に今日はいつもより攻撃が決まっていた。安定して得点をとれていたのが良かった。内藤も良かった。相手が強くなっているので、結構気合が入っている。最後のリーグ戦というところもあり、コートの中でも声をかけていた。攻撃も、エースとして頑張ってくれた。(悪かったところは?)緩いボールを落としてしまったり、コンビミスを要所でしたりしていたところが悪かった。(次の試合に向けての課題)身長が低いので、ブロックの高さが出ない。なので、レシーブが重要かなと思っている。緩いボールなどをチャンスボールにつなげて、攻撃していくパターンを作っていくことが大事だと思う」

▼雄谷副将
「2回生以下は初めての1部ということもあって、わくわくしていた。雰囲気も良かったと思う。2部では体感できないような、身長差があったりパワーの差があったり、太刀打ちできないプレーを相手にされることもあった。だけど、その分2部の時よりもこっちも動きが良く、田中や平城がすごくいいレシーブを打てていた。1部と戦うことを意識してやってきた分、ぼろ負けではなく点差はあったが、内容自体は悪くなかったかなと思っている。(リーグ前に1部に向けて意識していたことは?)内藤や南本らはバックアタックの練習を始めた。1部の相手は、攻撃のバリエーションが多いので、こちらとしても夏休みはしっかり攻撃のバリエーションを鍛えようとしていた。田中や平城など安定したレシーブをしてくれる人がいる。関大はしっかりレシーブが返ると思っているので、1部に通用するコンビバレーを練習してきた。セッターが今3人いて、それぞれいいプレーがある。中でも古仲は小さいが、優しいトス回しを供給してくれる。丸山や、藤井のクイックをうまく使ってくれる。高さはないが、コンビは今1番あっているということでこの夏休みの中盤あたりからは、古仲をメインに使っていた。古仲はもともと3番手だったが、セッターを変えながら練習をしている時に少しのチャンスをものにしていた。崩れることなくこなしてくれている。(今日の試合で悪かったところは?)ブロックの形が悪くなったところを打たれている。ブロックをもう少し前に出してもらうことを丸山や藤井に意識してもらいたい。1部なので絶対に取れないスパイクも何本もある。取れるスパイクやフェイントを落としていたのはもったいない。拾えるところは自分たちは小さいので拾っていかないとと思う。近大はリーグで一番強い相手だと思う。最初に当たることが出来たのはいいこと。ここからエンジンをかけて、コンビの修正や試合中のコートのコミュニケーションなど雰囲気は落とさないようにやっていきたい」

▼内藤ゲームキャプテン
「緊張していたとかはなかったが、実力の差がありすぎた。雰囲気は良かった。スパイクが思ったより決まった。近大が一番強いと思うので、他の大学より決まるかなと思う。3日ぐらい前に愛知大学にいったときに、愛知大学の監督に『小さいチームなので、レシーブを頑張らないと』と言われて、レシーブを頑張るように意識している。(悪かった点は?)サーブが攻め切れていなかった。(今後の課題)コンビは生かしたら通用すると思う。サーブカットの精度を上げたい」

▼田中
「1部に上がって初めての試合だったので、序盤はチームとして堅かったかなと思う。あまり、声も出ていなかったし自分たちのペースでいけなかったなと思います。1部はやっぱり身長が高くて、決まらなかった。2部だと自分たちと同じ身長の人たちが多いので、ここまで高い選手と試合をするのは違うなと思いました。(良かった点は?)自分たちが攻撃するときにセッターの古仲が、ブロックを1枚にしてくれたり、藤井の速攻が決まったり自分たちの攻撃はある程度通用すると思った。(個人としては?)久しぶりにあれだけ点数をとれた。普段は雄谷さんからも『守備をしとけ』と言われていたので、ここまで点数を取るのは稀に見ること。(リーグ前に強化していたところは?)サーブレシーブ賞を取ったが、1部になるとサーブの速さや変化が違う。個人としては守備の強化をしてきた。(悪かった点は?)声を出して盛り上げることが出来なかった。序盤から自分がムードを作り、後輩がもっと気持ちよくプレーできる環境を作りたい」