【テニス】関学大に完封勝利で、負けなしの4連勝!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇平成30年度関西学生対抗リーグ戦第4戦対関学大◇9月10日◇江坂テニスセンター◇

○ D1 越野・大野菜2(6-2,6-2)0栗本・前田
○ D2 橘・鎌田2(6-3,6-3)0藤原・明河
○ S1 越野2(6-1,6-0)0吉田
○ S2 沈2(6-4,7-5)0前田
○ S3 鎌田2(6-0,6-4)0高本

○ 関大5-0関学大

リーグ第4戦の相手は宿敵・関学大。6月の総合関関戦では勝利したが、この日も出場した選手全員が力を発揮し、5-0の完勝を収めた。4戦全勝で最終戦の大教大戦に挑む。

D1の越野菜摘(文3)・大野菜々子(社2)組は順調な立ち上がり。大野菜がロブで相手をコート奥へ追いやり、返してきたボールを越野がボレーで叩き、流れに乗る。第2セットはブレ-クを2つ奪うなど、終始相手を寄せ付けない。「今日は今まで戦ってきた中で一番良かった」(大野菜)の言葉の通り、チャンスらしいチャンスを作らせずストレート勝ちを収めた。

D2に入ったのは橘彩音女子主将(経4)・鎌田琴衣(社3)組。序盤は判定にも泣かされ失点を重ねるが、徐々に落ち着きを取り戻し第1セットを先取する。第2セットではラリーの打ち合いとなるが、両者ともに粘りを見せ、ストレート勝利。試合終了後には2人に笑顔の花が咲き、最高の形でシングルスへつないだ。

S1の越野はまさに圧巻の試合運びを見せる。スピードのあるストロークで積極的に攻め込み、第1セットを6-1で難なく奪う。試合を通じて安定したテニスで最後まで攻め続けた。フルセットにもつれ込んだ園女大戦のシングルスとは打って変わり、この日は試合を通じてわずか1ゲームしか失わない圧勝で単複2連勝とした。

S2に登場したのは沈清河(法3)。第1セットの途中で1-3とリードを許すが、盛り返して6-4で第1セットを奪う。第2セットでもリードを許す展開を強いられるが、沈は冷静さを失わない。得点時はお決まりの「カモン」がインドアコートにこだまする。結局ストレートで敵を退け、チームの勝利に貢献した。

S3の鎌田は変則的な試合方式で戦うことを余儀なくされる。ダブルスはインドアコートでの試合だったが、シングルスは外で行われた。「中から外に出るのはあまり好きではない」(鎌田)と後に語ったものの、試合自体は6-0、6-4でストレート勝ちを収める。夕日に照らされたコートで有終の美を飾り、完勝に花を添えた。

ここまでリーグ戦で負けなしの4連勝。次戦の大教大戦に勝利すれば、文句なしで優勝が決まる。王座出場も現実味を帯びているが、鎌田は「気が緩むところがあると思うけど、そういうのは無くして戦いたい」と気を引き締めた。泣いても笑っても次が最後の試合。悲願の王座制覇につなげるためにも、関西連覇を成し遂げたい。【文/写真:長尾洋祐】

▼橘女子主将
「(完封勝利については)よく頑張ったと思う。良い結果になった。(ダブルスは)出だしが良かったとは言えないけど、2人でしっかり連携を取りながらできていた。隣(D1)が先に1本取ってくれたので、後半は気持ち的に楽にできたというのがあった。ダブルスは今日の朝に2本同時に入ることが分かったので、毎回のことではあるけど、ダブルスをしっかり取ろうという話はしていた。(関学大への意識はあったか?)特になく、いつも通りという感じだった。相手はどこも強いところばかりなので、自分たちのできることをやろうというところ。雰囲気は良かったと思う。ダブルスで2-0にできたので、シングルスはのびのびやれていた。(リードされている場面からはどう盛り返した?)だんだん慣れてきたのと、隣が調子が良かったので、そこは大きかった。自分を含めて室内が嫌いな選手はあまりいないので、多少見にくいところはあるけど、やりやすかった。(大教大戦に向けて)毎回のことだけど、出だしのダブルスをしっかり取って、シングルスにつなげていく。あと、各自がやるべきことをやったら結果はついてくると思う。応援も含め、全員で勝ちにいく」

▼越野
「ダブルスは調子が上がってきているので、しっかりやることはできた。昨日も室内で練習していたので、それに対して不安とかも全くなかったし、序盤から攻めることができた。外と何ら変わりなく、集中力も維持できた。関学だからというか、リーグの4戦目なので、終盤に差し掛かってきているし、しっかりやろうという意識はあった。(対戦相手の)吉田さんが浦上さん(大教大)と試合しているのを見ていたので、そこで作戦は練って、そこへの調整もして、自分のテニスをしようと思っていた。(ベンチコーチに入った橘のアドバイスは効いたか?)まあいつも通りというか、でも今日は和やかにできた。楽しく試合をすることができた。雰囲気もいいし、鎌田や沈もずっと勝っているので、今日はいつも救ってもらっている分楽にしてあげたかった。(大野との連携は)良い感じ。すごく合ってきているので、次もその感じでいきたい。次は最終戦で、王座もほぼ決まりかけという状態で、ちょっと油断が生じる状態だと思う。締めくくりの試合なので、関大の強さを見せるためにも、しっかり準備して、怠らずに頑張りたい」

▼沈
「(相手とは)4回目の対戦。競っている試合も多くて、今日も苦しい試合になるのかなと思いながら試合に入っていた。室内コートだったけど、自分から展開していくことができた。チームの1勝に貢献できて良かった。ダブルスがない身からしたら、ダブルスが2-0で来てくれるのはものすごくありがたい。こっちものびのびできるし、S1とS3も心強い。今日は序盤に集中力が切れてしまう場面が多かった。個人的には外の方がやりやすいというのはあるけど、室内でプレーしたら自分から攻める展開が多いので、体力的には楽だった。外でやっていると、風とかもあって、気持ち良く打てない場面もある。今日は結構涼しかったので、楽にやることができた。他のメンバーがスムーズに試合を展開してくれたので、こっちがリードされていても、いつもより気楽にできていたと思う。(リードされている場面からはどう盛り返した?)自分が終わるより先に3-0がついてしまったので、集中力が切れたけど、鎌田も絶対勝つと思っていたので、5-0でいきたいという気持ちがあった。相手の弱点まで見られていなかったので、これからは試合をしながら分析して試合を進められたらいい。(次戦へ向けて)私の1勝によってチームがいい方向に流れていくように意識して試合をしたい」

▼鎌田
「ダブルスは相手に作戦を練られていたらしいけど、それにも動じず、自分たちのプレーができたのが勝てた要因かなと思う。シングルスは、ファーストセットが6-0で、セカンドセットはちょっと気が緩んだところはあるけど、6-4で抑えることができた。良くはないけど、一安心という感じ。(集中力は維持できたか?)外から中に行くのはまだ耐えられるけど、中から外に行くのはタイミングもずれてくる。そのあたりは最初のラリーや5分のアップで様子を見ながらできた。関学大は応援の力がすごいというのは感じた。それに負けないくらい冷静さを持っていたら勝てると思っていた。雰囲気はものすごく良かった。橘さんは『緊張した』と言っていたけど、越野と大野が良い流れを作ってくれたし、越野はシングルスもあっさり勝ってくれた。沈は競っていたけど、越野が勝ってくれたおかげで気が楽になったのではと思う。(橘との連携は?)試合を重ねるごとにお互い分かってくるので、穴がほぼない状態でダブルスができていると感じている。(リードされている場面からはどう盛り返した?)落ち着いていったら取り返せることは分かっていたので、『相手がこうだよね』ということを話し合いながら、『じゃあこうしよう』だったり『自分たちからプレーしていこう』というのを話し合っていた。そういうのが上手くかみ合って、盛り返せたと思う。次は最終戦ということで気が緩むところがあると思うけど、そういうのは無くして、最後は絶対に5-0をつけるという思いで戦いたい」

▼大野菜
「調子が良かったわけではなかったけど、コーチとも話し合って作戦会議をして、それが上手くいった。関学大はダブルスがすごく強いというイメージがあったので、ダブルスは2-0をつけたいと思っていたので、つけることができてチームに勢いもついたかなと思う。隣でダブルス(D2)をやっていたけど、すごく接戦だったので、自分たちが勝って勢いづけることができて良かった。(ベンチコーチの中塚については)安心感があるし、信用できる。しっかりラリーして、ボレーも詰めすぎず、コースをつけたので、それは良かった。(次回への改善点は?)まだボレーのポジションが定まってはいない。そこを直して、ラスト1戦を良い形で終われるようにしたい。(越野との連携は?)今日は今まで戦ってきた中で一番良かった。(次戦へ向けて)私がしっかりストロークして、あとはポーチで抑えられたらいい。ダブルスが2-0でいけたらチームは絶対に良い流れになると思うので、2-0をつけたい。(個人としては?)特にボレー。コーチにも指導してもらっているので、それがしっかりできたらいいと思う」