【テニス】昨年のリベンジならず。慶応大に敗れ、3位決定戦へ

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◇平成27年度全日本大学対抗王座決定試合準決勝対慶大◇10月24日◇有明テニスの森公園◇

●D1 池川・林 2-6 1-6 高田・上杉
●D2 竹元・加藤 3-6 4-6 逸崎・畠山
○D3 中村(侑)・矢多 6-4 6-3 谷本・渡邊
●S1 竹元 3-6 2-6 上杉
○S2 染矢 7-5 2-1途中棄権 谷本
●S3 中村(侑) 7-5 2-6 4-6 逸崎
●S4 加藤 6-4 1-6 6(6)-7 渡邊
●S5 林 3-6 2-6 高田
●S6 柴野 6-2 4-6 0-6 韓

去年の悔しさをぶつける舞台が整った。創部初の決勝進出へ、慶応大にリベンジを果たし全国制覇への挑戦権を手にしたい。

試合前

D1の池川・林組はなかなか相手のサービスゲームで得点を取れない。逆にミスから2度のブレイクを奪われ第1セットをゲームカウント2-6で失う。第2セットも相手に主導権を握られ反撃できずに黒星でのスタートとなってしまう。

池川・林組

しかし、D3の中村侑・矢多組は慶大相手に意地を見せる。第1セット、第9ゲームまで互いにサービスゲームをキープし合う一進一退の攻防が続く。迎えた第10ゲーム。相手のサーブに対し、中村侑のボレーが決まるなど果敢に攻め続けブレイクに成功。第1セットを奪った。続く第2セットも矢多が気迫のこもったプレーを見せ得点し、相手を圧倒。関大を勇気づける1勝となった。

中村侑・矢多組

矢多

これに続きたいD2の竹元・加藤組。キープが続く中で第4ゲームでボレーミスが重なりブレイクされる。相手のサービスゲームで崩すことができず第1セットを落とす。第2セットも同じ展開。しかし、またもや先にブレイクを許しゲームカウント4-6でセットを取れず、ダブルスでの勝ち越しはならなかった。

S5の林は第3ゲームでブレイクに成功する。しかし、その後ミスから流れを失い、セットを奪われる。悪い流れを断ち切ることができず、ストレート負けを喫した。

S6には、1年生の柴野が抜擢された。第1セット第1ゲームには、3本のサービスエースを決めるなど序盤から畳み掛けると、第5ゲームからは4連続でゲームを奪取。そのまま第1セットを手にした。第2セットを奪われての、最終セット。柴野をアクシデントが襲う。足を痛め思うようにプレーができない。気力を振り絞り戦うも及ばず。関大は窮地に立たされた。

柴野

S4には加藤が試合に挑む。負けは許されない状況で奮闘。第1セットを奪うが、セット途中から流れが一変する。第2セットをゲームカウント1-6で落とすとファイナルセットへ。加藤はメディカルタイムアウトを取るなど疲労がたまった様子を見せたが、必死に食らいつく。試合はタイブレークへと突入。両者譲らずデュースへと入ったが、ミスで相手にマッチポイントを握られる。挽回したいところだったが、最後はサービスエースで惜しくも敗れた。この瞬間決勝進出はなくなった。

加藤b

S2の染矢は、S4の敗戦を受けて、試合中に関大の敗退が決まるという重苦しい展開での試合だったが、相手と真っ向に打ち合う。フォアハンドでのストレートを中心とした強気の攻めで戦い、第1セットを取る。第2セット第3ゲームを終えた時点で、相手選手が途中棄権。思わぬ形で勝利を手にした。

染矢

S3の中村侑は第1セットを接戦で取ったが、ストロークのミスが目立ち第2セットを落とす。ファイナルセットでも完全には流れを取り戻すことができず。悔しい逆転負けとなった。

最後のS1には竹元。序盤から相手にペースをつかまれる。ストロークで攻められゲームカウント3-6でセットを先取される。第2セットも序盤こそサーブから得点を奪う場面もあったが、5ゲーム連続で失い勝利をあげることはできなかった。

昨年に続き準決勝の舞台で慶応大に敗れ、決勝進出を逃した関大。「去年より相手にやられたという印象が強い」と池川主将。関大以上にレベルアップした相手を倒すことはできなかった。2年連続の全国3位へ、関西王者の誇りを胸に同大を下し有終の美を飾りたい。

▼池川
「(2回戦の鹿屋体育大学戦とメンバーが変わったが)相手と相性が良い選手を選んだ。これがベストメンバーだった。昨年の慶応戦から1年やることはやってきた。ああいう試合をしない、しっかり勝つんだという気持ちがぶつかって最終的には負けてしまった。やることはやったが、向こうの方が一枚上手だった。接戦は予想していた。いつも出ない選手が出たりしっかりとした準備ができていなかったのもあるかと思う。出だしは良かったが、徐々に相手に慣れられてしまって、作戦変更という点がしっかりできていなかった。去年より相手にやられたという印象が強い。そこは残念だったので後輩にしっかり頑張ってもらいたいのと、明日3位決定戦があるので頑張りたい。良い形で終われるように全員全力で頑張りたい」