【野球】阪本大13奪三振完投、久米の一打で最終戦白星!

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◇平成27年度関西学生秋季リーグ第8節対関学大2回戦◇10月25日◇わかさスタジアム京都◇

関学大 000 010 000=1
関 大 020 000 00x=2

(学)後藤田、重田、宇都宮、長谷―福田、仲川
(関)阪本大―久米

リーグ最終節の相手は宿敵・関学大。初戦は石田光の大学通算30勝とともに白星を挙げた。最後は4年生の引退に、勝利で花を添えたい。

関大は二回、先頭の5番・安井が左前安打で出塁する。6番・古川が死球、7番・湯浅が犠打で1死二、三塁。続く8番・久米が左越え適時打で、2人が生還し、2点を先制した。

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一方、関大の先発を任されたのは阪本大。危なげない立ち上がりで、3回まで0点に抑える。

ピンチを迎えたのは四回、先頭の4番打者に中前安打を打たれる。5番を三振に取るも、6番に内野安打を許し、1死一、二塁。ここで1度早瀬監督がマウンドへ行き、間を取った。しかし、続く7番の三塁への当たりを西田尚が失策し、1死満塁としてしまう。ここで関学大は代打を送る。追い込んでからはファウルで粘られ、フルカウントとするも三振。9番も三振に取り、圧巻の2者連続三振でピンチを切り抜けた。

五回は先頭の1番打者に右翼線を抜ける二塁打を打たれる。続いて犠打を決められ1死三塁。3番打者の二ゴロを、二塁手・多田が失策。この間に走者が生還し、2-1とされる。ここで監督が2度目のマウンドに行き阪本大に声を掛ける。そこから2者連続三振で、追加点は与えなかった。

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関大は二回以降、チャンスをつくりながらも得点を奪うことはできない。接戦となった試合展開だったが、先発・阪本大は七回に3者連続三振を取るなど、追加点を許さなかった。最終回も失策が絡み出塁を許したものの、最後は三振にきってとった。

阪本大は9回7安打13奪三振の完投で試合を締めた。唯一の適時打は、女房役・久米のバットから放たれ、バッテリーの躍動により最終戦を白星で飾る。球場内には逍遥歌が響き渡り、笑顔があふれた。

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試合終了後に閉会式が行われた。関大は今季リーグを2位で終え、ベストナインには石田光(投手)と杉森(外野手)が選ばれた。

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来年は大黒柱だったエース・石田光が抜ける。「その穴を埋める投手が出てきてほしい」と早瀬監督は期待する。石丸主将は後輩たちに向けて、「応援はすごく力になる。勝つことはもちろんだが、応援されるチームになってほしい」とメッセージを残した。リーグ優勝、そして神宮の地へ、関大野球部は再始動する。【新潟瑞葵】

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▼早瀬監督
「阪本大はよく完投してくれた。ストレートもキレがある。石田とは違うストレート。球持ちがよく、それが有効に使えている。配球はまだ課題もある。(3度マウンドに行ったことについて)「球はいってるから攻めていけ」ということを伝えた。最後143キロ出たが、体をしっかりさせるともっと出る。石田にも阪本大にも、四球は失点につながるとずっと言ってきたことだったから、今日阪本大が四死球ゼロだったのはよかった。しっかりバッターと勝負できている。吉川もいるし、1年でも使ってみたいと思う投手もいる。大黒柱・石田がいなくなるけど、埋める投手が出てきてほしい。伸びてくれると思っている」

▼石丸主将
「2勝で絶対終える。4回生の、このチームの集大成の試合。熱くなれというチームのスローガンを心に戦った。先制点を取ることはできたが、序盤以降は追加点を取れなかった。阪本大はランナーを抱えながら、苦しいピッチングだったけどよく投げてくれた。4年間長かった、大変だった。1回生の時は仕事も多く、キャプテンをやらせてもらって大変だった。自信という自信をそぎとられた感じ。来年は社会人で謙虚にやっていこうと思えた。関大野球部は成長できた場。(後輩たちへ)勝つのはもちろんであるが、応援の力はすごいから応援されるチームになってほしい」

▼阪本大
「前半は毎回走者を出してピンチもあったが、気持ちで相手を上回った分、抑えることができたと思う。自分でもよく粘れたし、次につながる投球ができたと思う。ピンチや苦しくなった時はベンチや応援団を見て、この人たちのためにもいい形で終わりたいと思って投げた。真っすぐで攻めて抑えることができた。(今季を振り返って)先発で使ってもらって、いい経験ができた。来年以降にいい形でつなげていきたい。周りにいい投手が結構いるので、チーム内でも厳しい競争になると思うが、なんとか勝ち抜いて来年は1戦目に投げたい」

▼久米
「4年生に勝ちをプレゼントしようと阪本と話していた。阪本と力を合わせた。その中でタイムリーが出たので良かった。ホームランかと思う当たりだったんですが。そこは力不足」

▼西田尚
「結果が出なくても使ってくれた監督に感謝。4回生は最高の仲間。後輩には全国制覇してほしい。社会人野球でも試合に出れるように努力する」

▼杉森
「こんな賞をとれてうれしい。最初はスタメンではなく、近大戦の2試合目の途中で代打のチャンスをもらって、そのチャンスをつかめた。後半は打てなくて先輩の役に立てなかったと思う。(守備について)打つのに自信がないので、守備は頑張ろうと。打球の1歩目を意識して、足で必死に取りにいっている。来年は賞に恥じないようにオフに鍛えて努力して迎えたい」

▼石田
「ベストナインはうれしい。投手としては自分の中で全部キャリアハイ。次のステップへの自信になった。課題も4年間で見つかったので、次につなげたい。受賞は自分だけの力でない。本当に仲間たちに感謝したい」

▼塩田
「特に自分は周りより上手というわけではない。やるべきことをやり、考えながら4年間を過ごした。監督やスタッフの方々に使っていただいた。日々の積み重ねが評価されて起用してもらっていたならとてもうれしい」

▼合田
「1年生からベンチに入らせてもらったが、裏方の方が多かった。苦しさもある4年間だったが、裏方としてチームを支えられて財産になる。今季は出場が0で悔しい気持ちを殺していた。(関関戦で代打に起用され)やっときたかと。大一番に弱いが、自分らしいスイングができた。裏方ナンバーワン。4年間に悔いはない」