【サッカー】[なでしこ]首位・大体大に食らいつき手応え◎

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◇平成30年度関西学生リーグ秋季リーグ1部 第1節◇対大体大◇9月1日◇大阪体育大学◇

【前半】関大0―1大体大
【後半】関大0―0大体大
【試合終了】関大0-1大体大

今春、1部昇格を勝ち取った関大なでしこ。1部リーグの初戦の相手は首位・大体大だ。去年の秋季リーグでは大体大に0-9で大敗。しかし、今年はフレッシュな戦力も加わり、最後まで粘り強い守備を続け、0-1に抑えた。

前半開始早々に試合は動いた。1分に失点され、「去年も0-9で開始1分経たないうちに失点したので、今日も嫌なイメージが頭に浮かんだ」(DF大田萌=文2)。そのあとも攻め込まれる時間は続いたが、4年生が不在の中、DF吉田絢香(経3)など、DFラインを中心に集中した守備を続けた。さらに、センターバックのDF大田が空中戦でも存在感を放つ。15分、MF笠原黎里花(社1)からDF鳥本みずほ(法2)へスルーパスが通るも、得点にはつながらない。MF笹部も左サイドからドリブル突破を試みる。その後も相手の攻撃は続くが、全員が体を張り守り切り、後半へ折り返す。


△大田


△笠原


△鳥本

後半は、前半に比べて関大がボールを持つ時間が増え、だんだん攻撃の形が見え始めた。中盤のMF笠原やMF藤崎愛乃(人2)が攻撃に関わり、ゴールに迫るも決定的なチャンスが訪れない。リーグ初参戦のMF和田温菜(人1)、DF成迫実咲(人1)も相手に食らいつく。26分には相手のコーナーキックが関大ゴールを襲うも、全員が体を張って追加点を許さない。GK佐々木恵梨(法2)も腰を痛めながらも守り切る。最後まで関大の得点はなかったが、格上相手に体を張り1点差に抑えた。


△成迫


△藤崎


△佐々木

1部リーグ初戦で得点には至らなかったが、1年生の活躍も光り、大体大の攻撃に耐え抜いた。目標のインカレ出場のためには次の姫獨大戦で引き分け以上にしたいところ。足高清志コーチは「次の試合は今シーズンのバロメーターになる」と語った。次戦は粘り強い守備から勝ち点を手にしたい。【文:野村沙永/写真:濵田将志】

▼足高コーチ
「点差から言ったらよくやった方。もうちょっとやられるかなと思ったけど、アドレナリンが出たから良かったのかな。90分を経験して、まず0-1っていうのは多少自信にはなったと思う。試合の入りは最悪だった。(守備としては)4年生がいない中ではよくやったほう。リーダーがいない中で、1年生も頑張っていた。(和田さんは)クラブチームと高校でもやっていたのと、4月から来た子は体力には自信持っていると思うので心配はしていない。それなりにはプレーにも自信もあると思うから、それが上回生の刺激にもなるし、4年生を追い出してしまった。(成迫さんは)右サイドバックに人がいなかったので入れたけど、もともとスタミナのある子だし、高校のときはバスケをやっていて反応も早いし、体力は絶対自信持っているから、あれくらいやってくれれば御の字。(攻撃は)去年も言ってきたことだけど、点が入らない。点をどうやって取るかがずっと課題になっていて、先週に四国にいって四国大学と試合をしたときに、ちょっといい形でできたと思ったけど、今回はやっぱり先週の相手よりも上だったから、(攻撃が)できなかった。(来週は姫獨大とですが)何年か前に、大体大の試合をして次の週に姫獨にぼろぼろにやられたから、そういうことが起こらないようにしたい。リーグなので得失点差が出てくるのでこのまま食らいついていきたい。(DF大田さんは)緊張してたけど、DF吉田がカバーしていたし、よくできていたと思う。1点差についてはそんなに気にしてないと思う。何人かけが人が出てるから、次のメンバーはどうなるかわからないけど、今出てない選手の底上げが必要になってくる。次の試合は今シーズンのバロメーターになるかも。次でそこそこやれたら、ある程度はやれるかな。あと2試合やったらちょっと(期間が)空くので、その間にやり直しがきくので、修正していきたい。どっちにしったって(関大は)最下位のチームだからこれ以上は2部に落ちるだけだから、体験をして空気を味わっただけでもよかった」

▼吉田絢
「立ち上がり集中して入ろうと言っていた中で、早い段階で失点していまったのは良くなかったけど、そこから立て直せたし大体大相手にある程度戦えたっていうのは自信にはなったと思う。でもまだまでできることはあったし、攻められている時間が多い中で、攻撃チャンスが何度かあって、それをものにできないのは、これからリーグを戦っている上できつくなってくるから、そういうチャンスはものにできたらいいなと思う。(4年生がいない状況で)やるしかないっていう気持ちで、試合に出てる中では最上回生として、センターバックを任されてるからしっかり後ろから声を掛けて、みんなが思いっきりプレーできるように声掛けをして引っ張っていたつもり。(1年生は)失敗とかしたら落ち込む子が多いから、そういう子たちには自分らが声を掛けて、のびのびさせてあげたらもっと良かったかなと思う。でも、自主的に声とか掛けて動いてくれた。(攻撃の面では)リーグが始まる前に得点力不足が目立ってて、その中で最後の練習試合では結構点が取れる試合でちょっとは自分たちの形が出てきたかなと思ったけど、リーグでは点は取れなかったので、もっと突き詰めて練習しないといけない。(姫獨戦は)またプレースタイルが違うことは以前に戦ってわかっていることなので、チーム全体で戦い方を統一してやっていきたい」

▼大田
「前半のすぐに失点してしまって、去年も0-9で開始1分経たないうちに失点したので、今日も嫌なイメージが頭に浮かんだけど、そこから切り替えて全員でもう一回戦うっていうところを意識した。(守備の面では)強い相手だったので、みんなボールに行ったし、ミーティングで話したことをみんなでまとまってできたと思う。(4年生がいない状況で)吉田がまとめていたけど、途中退場してしまってセンターバックから声を掛けるというところで、2年の自分がちゃんとまとめないといけないってなったけど、みんなそれぞれ意識してチームの雰囲気を作ってくれた。そういう面では良かった。(攻撃は)なかなか攻める機会がなくて、コーチから言われているダイレクトパスを使うというところもあまりできなかった。途中後半の10分過ぎたあたりから何回かチャンスがあってそこで得点できたら1-1で終われたと思うけど、得点力ではまだ課題が残る。(1年生は)去年体験していない舞台を1年生とできているし、自覚を持ってプレーしてくれていると思うから、それは来年も再来年も続けていけたらいいと思う。(センターバックに)変わってから結構時間も経って、ディフェンス内でも合わせることが慣れてきたし、周りも見れるようになって良くなっていると思う。(1年生が入り競争率も上がるが)個人としては絶対に試合に出るということはぶれずに持ち続けて、チームが勝つために自分ができることを精一杯やるのみ。(次の試合に向けて)また強い相手なんで集中力保って、今日は負けてしまったけど引き分け以上を目指して1週間準備していきたい」