【コラム】進化続ける期待のポイントガード

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「試合の流れを変える」。これができる選手は多くない。バスケットボール部男子の竹村崚(文1)はそれができる選手だ。これまでに出場した試合ではスピードのあるドライブや、ルーキーらしい思い切りのいいプレーでチームの悪い流れを断ち切ってきた。

競技を始めたきっかけは、兄が所属するチームの監督に誘われたこと。それ以来、兄の背中をずっと追いかけてきた。そんな竹村に目標とする存在が増えた。森田雄次主将(人4)だ。「すごい先輩やから、近くで学んで目標にしてる」。身近に目指す、超えたいと思う存在ができたことが競技へのモチベーションにつながった。

大学に入り一番変わったことは「競争」のある環境。「全員バスケ」で勝利を目指す関大だからこそ生まれる競争は、高校時代にはなかったものだった。普段の練習から全力で競い合い、高いレベルでバスケットボールをする。その中で得たプレータイムは竹村を成長させた。試合に出ることでしか得られないものを感じ取り、吸収する。ひとつのシュート、ひとつのパス、小さなミスでさえも大きな財産だ。

竹村にとってバスケットボールは「何よりも必死になれるもの」。貪欲に、楽しみながら大好きなこの競技と向き合っていく。「一日一日を無駄にせず、早くみんなに任せられる、頼られるガードになりたい」。そう語る背番号3は、充実の夏を経て秋に一回りも、二回りも大きくなった姿を見せてくれるだろう。【金田侑香璃】

◇竹村崚(たけむら・りょう)
2000年(平12)1月18日生まれ、草津東高出身。170㌢、60㌔。好きな言葉は、勝って奢らず負けて腐らず。