【アメリカンフットボール】三輪のフィールドゴールで逃げ切り、龍大に辛勝。

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◇‪2018関西学生リーグDiv.1第1節◇対龍大◇8月25日◇於・EXPO FLASH FIELD‬◇‬

【第1Q】関大7-0龍大
【第2Q】関大0-7龍大
【第3Q】関大7-7龍大
【第4Q】関大3-0龍大
【試合終了】関大17-14龍大

いよいよ勝負の秋季リーグが開幕。初戦の相手は昨年の最終戦で快勝した龍大だったが、この日は一時リードを許す苦しい展開。しかし、第4QにK三輪達也(法4)がフィールドゴール(FG)を決め、何とか白星をつかんだ。

序盤からQB入佐一輝(情4)が攻撃のタクトを振るう。TE松尾純平(経4)やWR小田康平(経3)へパスを通し、ゲインを重ねていく。RB吉岡択(シス理3)もランで7ydをゲインするなど、オフェンス陣を盛り立てる。最後はQB畑中佑斗(シス理3)が得意のランでエンドゾーンを陥れタッチダウン(TD)。三輪のトライフォーポイント(TFP)も成功し、幸先よく7点を先制した。

だがここから攻めあぐねる時間帯が続き、追加点を奪うことができない。逆にWRの裏を通すロングパスを通され、同点となるTD、TFPを決められてしまう。その後も入佐を中心に攻め込むが、あと一歩のところでのパスミスが目立ち、7-7で試合を折り返した。

第3Q、入佐のパスをインターセプトされると、そこからリズムを崩し、再びTDを奪われ点差を広げられてしまう。「春だったら負けていた」(松浦雅彦監督)ところだったが、RB吉田圭汰(商3)が悪い流れを一変させる。直後に相手がパントしたボールを捕ると、目の覚めるような快走を見せ、約90ydを走り切りTD。再び試合を振り出しに戻す。試合の終盤にかけてディフェンスも落ち着きを取り戻し、DB浜島康太朗(環都3)のタックルなどで主導権を握らせない。

第3Qはタイスコアで終え、迎えた最終Q。相手のミスにも助けられ、徐々にペースをつかんでいく。吉田、田中拓樹(人3)の両RBがゲインを重ね、最後は三輪が確実にFGを沈める。プレッシャーのかかる局面だったが、落ち着いて右足を振り抜き、3点のリードを奪った。この時点で残り時間は約2分。まだ逆転は可能な時間帯だが、DB政岡和志(法3)がインターセプト。攻撃の芽を摘むと、関大はニーダウンで時間を使い、試合終了のホイッスルが鳴らされた。

「本当に苦しい試合だった」とOL山田周平主将(人4)は振り返る。白星スタートとはなったが、攻守に多くの課題が散見された試合でもあった。だが、苦しい場面でチーム全体が奮起し、勝利につながったのは明るい材料といえる。リーグ戦はまだ始まったばかり。目標の日本一へ向け、本当の勝負はこれからだ。【文:長尾洋祐/写真:奥井健太】

▼松浦監督
「もちろん満足のいくゲームではなかったけど、全てのことがダメだとは思わない。今日は素直に勝てて良かった。(中盤圧されていたが?)春の関大だったら負けていた。第3Qで逆転されて、意気消沈していたところだったと思うけど、そこを跳ね返せる地力があったのかなと思う。細かいところを見れば課題はたくさんあったけど、総じて今日のようなゲーム展開になったのは良かった。(第3Q、吉田のTDは流れを変えたか?)本当にそう。みんながその場その場で良い選択をして良いプレーにつながっているので、良かったのではと思う。次戦(甲南大戦)は同じような内容でもいいので、接戦を嫌がらずに、どの試合でも成長しながら勝ちたい。圧勝する必要はない。圧勝しても意味はないので、接戦を繰り返して骨太のチームになれたらいい。それと、次の試合は14時キックオフなので、選手を守る意味でもコントロールすることが必要。今年は日本一になると決めているので、こういう結果だったということに対して、明日からまた取り組んでいきたい」

▼山田主将
「本当に苦しい試合だった。いつどっちに転ぶか分からなかった。これからしっかり見直して次につなげていきたい。(中盤圧されていたが?)雰囲気も内容も完全に向こうの方が上手で、どうにかして変えようと思って動いたけど、なかなか上手くいかなかった。そういうときこそ、流れを変えるビッグプレーであったり、それをする選手が出てくることが必要。(第3Q、吉田のTDは流れを変えたか?)目に見えて流れが変わった。吉田もよく持っていったなと思う。課題はたくさんあると思うので、ミーティングで見直して次につなげていきたい。(次戦に向けて)今日のような雰囲気のままだと辛い展開になるので、しっかり自分たちのプレーをして、自分たちの雰囲気でやることが一番大事かなと思う。一からというわけではないけど、しっかり今日の課題や反省を見直して次につなげていくしかない」

▼吉田
「(TDのシーンを振り返って)チームが劣勢に追い込まれている中で、自分の持ち味である『一発で決めること』を意識して、絶対にチームを勝たせるという強い気持ちでやっていた。自分のTDだけど、ブロックしてくれた仲間のおかげなので、チーム全員で成し得たシーンだったと思う。エンドゾーンに行ったときにみんなが駆け寄ってくれて喜びを分かち合った瞬間に実感が湧いてきたので、その瞬間は本当に嬉しかった。試合内容としては決して良いものではなかった。でも、試合に勝つことはできたので、そこは素直に良かった。中盤は龍大さんの気持ちに負けそうになったけど、自分たちはこの夏どこよりもやってきたという自負があるので、全員で鼓舞し合いながら、何とか乗り越えた。今日出た課題を明日からの練習でしっかり潰して、次戦の甲南大戦につなげていきたい。もっと関大らしいフットボールで勝ちたい。今日はディフェンスがよく頑張ってくれたので、次はオフェンスもしっかり頑張りたい」