【弓道】全日本インカレで宮坂5位、男子団体ベスト8

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◇第66回全日本学生選手権大会◇8月13~15日◇日本ガイシホール◇

[男子団体]
予選 16中
2回戦 関大 13-11 関学大
3回戦 関大 14-19 明大
ベスト8

[女子団体]
予選 7中 予選敗退

全国の大学が集い、日本一を競う全日本インカレ。今年は3年ぶりに名古屋で開催された。
現在2部である男子が王座出場権をつかむためには、インカレでの優勝が条件だ。

男子団体のメンバーは大前・中井雄基(シス理2)、弐的・増田哲也(人2)、参的・満壽直毅(法4)、落前・岡田将吾(文3)、大落・津田純平(シス理2)。1日目に行われた予選では、満壽が皆中、他の4人全員が3中を出し16中で決勝トーナメント進出を決め、いいスタートを切った。

2日目の決勝トーナメントでは関大は2回戦から出場。相手は関学大、なんとしても負けられない相手だ。1本目で3人が外すも、落前の岡田が当て、流れを戻す。「前の3人の抜けを止めれたときが一番気持ちよかった」(岡田)。2本目は全員的中。その後は的中数が伸びないものの、13ー11で勝利し2回戦を突破。
迎えた3回戦の相手は明大。「明大が強いというのはずっと知っていたので、厳しい戦いになるかなと思ってはいた」(満壽)。相手の19中という結果に圧倒され、5本差で関大は敗れ、ベスト8敗退で入賞は叶わなかった。

女子団体予選は大前・鈴木江梨香(化生1)、落前・森千都歩(社1)、大落・岩本真奈(社3)とフレッシュなチームで、さらに選手たちは頭にハチマキを付け一体感を生んだ。鈴木は1年生ながらに皆中を出すも、森の調子がふるわず、結果は7中。予選通過ラインが8中と惜しくも届かず予選敗退に終わった。

3日目の個人戦決勝射詰めでは女子は鈴木、吉仲秋月(安全2)、岩本が1、2本目を通過。尺二1本目では鈴木と岩本が通過するも、尺二2本目で2人とも外してしまい、ここで敗退。

続く男子は、中井、林和輝(社2)、武田誠(社4)、満壽、宮坂大成(化生4)が1、2本目を通過。そのまま全員が順調に尺二2本目まで通った。


八寸1本目では昨年のインカレで入賞目前まで近づいた宮坂が残った。応援席から部員が見守る中、宮坂は八寸5本目で惜しくも抜いてしまい、そのまま4~6位決定遠近競射に突入。その結果、宮坂は5位に入賞となり関大の唯一の入賞者となった。

目指す日本一には届かず、男子団体ベスト8、宮坂が5位入賞でインカレは幕を閉じた。学生最後のインカレを終えた満壽は「悔しい思いはあるけど、楽しかった」と振り返った。
リーグ戦まで残り1カ月を切っている。女子は1部優勝して王座に、男子は悲願の1部昇格へ。今回の経験を糧にしっかりと準備をして、最高の景色へのぼりつめる。【文/写真:野村沙永】

▼宮坂主将
「(目標は)2部なので優勝して王座に行く、それしか2部で王座に行く方法はないので。(男子団体戦は)予選ではちょっと力みはあったんですが、普段通りできたのかなという感じ。ただ決勝トーナメントに入って、見てる限りでは、焦り、緊張と力みでいつもより多く抜いてしまったかな。(明大戦のときは)普段の的中数を出せば、それなりのいい試合ができると思ったので、力強くいこうという話はした。(結果としては)女子は予選落ちで悔しかったし、男子は全国でベスト8なのでうれしいというのもありますが、目標としては優勝を狙っていたので、その反面悔しいもあります。(個人戦は)団体戦で入賞することができなかったので、何か残せたらなという思いで入った。(関大のメンバーも多く残っていて)普段通りに引くことができた。(5位という結果は)目指すなら優勝という思いがあったので悔しいけど、ただ全国で5位という結果を残せてたので、うれしいです。(インカレ全体振り返って)まだまだ足りてない部分が多いというのがわかった。それぞれメンバーとして引いた人、個人で出てた人、それぞれが課題が見つかった大会でもあった。(リーグ戦に向けて)今の調子を落とさずに、さらに上を目指して頑張っていきたい」

▼満壽
「自分にとって最後のインカレで、今年だけじゃなく、日本一を目指して部一丸となってやってきたので、やっぱり日本一をとりたいという思いでやってきた。(予選は)通過できたので良かった。的中もそんなに悪くなかったので、いいスタートが切れたかなと思う。(関学大戦は)関関戦もやっているし、関学とはいいライバル関係なので、そういう面は意識したけど絶対勝ってやるぞという気持ちで臨んで、数字としては良くなかったけど、結果勝ててよかった。トーナメントの初戦ということで堅くなって数字はあまり出なかったという感じ。(明大戦は)明大が強いというのはずっと知っていたので、厳しい戦いになるかなと思ってはいたけど、試合前にコーチから、歴史を作るには自分たちで勝たないと、自分たちが強い気持ちで挑むことが大事だ、弱気にならずに臨むことが大事だと言われて、頑張ろうということで入った。けど、1本目から当てられなくて、相手も早いスピードで来てたので結構圧倒されて、終わってみれば5本差がついて悔しかったし、もともと持っている力の差が出たのかなという感じ。(個人戦は)団体では入賞できなかったので、個人で入賞して関大の名前を残せたらと思って臨んだけど、八寸1本目で抜いてしまって悔しい思いがあったけど、宮坂くんが5位で入賞してくれてよかった。優勝する人たちとか優勝するチームと比べたら、自分たちはまだまだ力が足りてないかなという印象。(インカレ全体を振り返って)優勝するためにいろいろ準備してきて、練習試合とかでもいい結果残してきて、いい状態で望めて、終わってみて悔しい思いはあるけど、楽しかったというのが一番の感想。自分は4年生でもう終わりだけど、男女共に若いチームだと思う。今回のメンバーを見ても男子2年生3人、女子は1年生が2人なので、この悔しさや経験を次に生かせて、リーグや来年のインカレで今回よりもいい結果を残せるように頑張ってほしい。(リーグ戦に向けて)今回の大会でどれだけ準備しても望むような結果にはならないとわかったので、あと1カ月は今まで以上に入念に準備して、1部昇格を達成できるように準備したい」

▼岡田
「日本一を目指していて、今まで頑張ってきた。3年生が僕一人だけだったので、2年生が3人いて、満壽さんはとてもしっかりしていて頼りになる人で大黒柱なんですけど、3年の僕がしっかりしないと、と思って頑張ってやろうとはしたけど、優勝できなくて悔しい。練習では数字が出ていて、この前の立命大との試合でもいい数字で勝てて、実力はあったと思うけど、負けてしまって、力が出せなかったのでとても悔しい。全国の舞台は今回が初めてだったけど、個人的には楽しかった。緊張して、足の根っこから震えた。去年までの自分だったら、緊張で震えて弓も引けなかった。でも、今年になって成長できたかなって思うのは、その状態でも自分のやるべきことを頭で理解して体が動いてくれるようになったことだと思う。(個人的には)2回戦で、前の3人の抜けを止めれたときが一番気持ちよかった。3中できてとてもよかったと思うけど、2年生が2とか出していたので、僕が4を出して助けてあげられたらよかったかなと反省している。弓道は個人なんですけど、一人4本当てたらいいんですけど、それでも外れてしまうときはあって、それをみんなでカバーするということがどれだけ大変か、どれだけ大事かっていうこと、やっぱりチームプレーなんだなと思った。今回の経験はだいぶ自信にもなった。(リーグ戦は)もう勝つしかないので、僕が1年のときに1部から落ちてしまって悔しい思いをして、絶対自分の手で1部に上げると誓って今まで頑張ってきたので、今年こそは上がって来年優勝して王座に行くために今年絶対勝ちたい」

▼鈴木
「(インカレは)初めてで、上から見るのと下で実際引くのとでは緊張感が違って、その中でもチームを信じて自分の射をできたかなと思う。(目標としては)自分の射をしっかりすることと、チームの足を引っ張らないように、支えられるようにいつも通りの気持ちで入った。いつもは緊張しすぎるけど、どうすればいいのかを考えて、いつもどういう射をしているかっていうのを考えたら、いい緊張感でできた。(個人戦では)いつも予選通っても、本選で緊張のしすぎで落ちたりとかあったけど、無事2本ちゃんとつめて1本競射に残ることができて良かった。外したけど、その中でも何がわからなくて外したっていうのではなくて、どうしてはなれたかという原因もつかめて、課題もできたので良かった。(リーグ戦に向けて)今回の結果を踏まえて、自分の射がちゃんと発揮されて、的中で貢献していきたい」