【なぎなた】男女団体ともに表彰台入り!個人では石橋が準優勝に輝く

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◇第57回全日本学生選手権大会◇8月12日◇埼玉県入間市市民体育館◇

【試合競技団体の部】
3位 関大(麦谷、森、南出、田中、木本)
【公開競技団体の部(男子)】
優勝 関大(梅垣、大村、石橋)
【試合競技個人の部(男子)】
2位 石橋

今年もなぎなたの日本一を決める全日本インカレが開幕。関大は、昨年試合競技個人の部で大山清華(17年度卒)が優勝、男子は公開競技団体の部3連覇中と全国に名を馳せる屈指の強豪校だ。男女団体優勝を目標に挑んだ今年は女子が3位、男子が優勝と目標にはあと一歩届かずも、「悔いのない試合」とメンバーたちには笑顔が咲いた。

まず行われたのは演技競技の部。関大からは木本未来(人4)、村上こと乃(社1)組が出場した。初戦の相手は日体大。息の合った技を繰り出し、3回戦へ駒を進める。しかし、続く神松蔭大との対戦で惜しくも敗戦。2年連続の表彰台入りとはならなかった。

続いて行われた試合競技団体の部。初戦を勝利し、迎えた準々決勝では、先鋒の麦谷知加(化生1)、次鋒・森香澄(人1)が引き分けるも中堅の南出成美(情2)が2本決められ、先勝を与えてしまう。しかし、副将・田中里彩(人2)が開始早々にメンを入れるとその後すぐにスネを決め、あっという間に引き分けに。絶対に負けられない場面。コートへ向かった大将の木本が果敢に技を仕掛けるが時間内に勝敗が付かず、試合は代表戦へ。「チームのために自分は絶対負けない」(木本)。強い気持ちを貫き、相手の隙をついたメンは文句無しの1本。劇的な試合を制し、見事準決勝へ駒を進めた。

同時並行で行われた公開競技団体の部(男子)。この競技3連覇中の常勝軍団はエース・石橋立成(政策4)を主軸に難なく勝ち進む。近大との関西対決となった決勝戦は、先鋒・梅垣仁志(人4)が1本勝ちでつなげると、中堅・大村篤志(法3)が引き分けに持ち込む。大将の石橋が積極的な試合展開を見せ2本勝ちを収めると、圧倒的な強さで見事4連覇を達成した。

個人の部では石橋が躍動した。順調に勝ち進むと、準決勝では梅垣を破った山本(環太平洋大)に勝利し昨年は届かなかった決勝戦へ。「判定やったら絶対勝てるっていう意味では技に甘さがあったのかなと」(石橋)。延長戦にもつれ込む互角の戦いを制したのは相手だった。それでも、「自分の中で満足の行く試合はすごくできた」と納得の表情を見せた。

最後の競技となった女子団体の決勝戦と3位決定戦。準決勝で惜しくも破れた関大は3位決定戦に回ることとなった。会場の盛り上がりも最高潮となり、選手たちの応援の声が体育館に響き渡る。先鋒の麦谷が1本負けを喫するも、中堅・南出が相手のタイミングをうまく読んだメンを決める。田中が引き分けに持ち込み、勝負の行方はまたしても大将の木本へ。「気負わずに自分の力を全部出し切ることがチームのためになる」(木本)。準々決勝でも勝負強さを見せた木本が中盤にメンを決め、大将としての大仕事を完遂した。

「今年こそは全員で戦える試合にしたい」(古内陽菜主将=環都4)。その言葉通り、「チームのために」と試合に全力で臨むメンバー、そしてコートに立てない分声を枯らし全力で応援するメンバー外の選手たちの姿がそこにはあった。「団体として、関大みんなで一体となってやって行く」(石橋)。関大なぎなた部の団結力が溢れ出した全国大会は女子団体が3位、男子団体は4連覇、そして個人の部からは石橋が2位に輝き、幕を閉じた。秋には4年生にとって最後の試合となる西日本大会が控える。悔いなく笑顔で終われるように。この結果を糧に、さらなる高みを目指す。【文/写真:高木満里絵】

▽古内主将
「女子の団体戦に関しては、優勝を目指していて、それには届かなかったんですが、どの試合も選手の良いところが出た良い試合だったと思う。課題の残った選手もいたんですけど、それぞれ持ってる技は出し切れたかなと思います。(特に印象に残っている試合は)大阪体育大学との試合で、中堅で2本取られてきて、副将で2本返して、最後勝負が4回の木本にかかった時に、1本取ってくれたっていうのがすごく印象に残っています。(男子は団体4連覇ですが)男子は今年も自分たちの試合ができれば勝てるって信じていたんですけど、何があるかわからないのが勝負なので厳しく試合に臨めたことが勝因かなと思います。4年間毎年言ってることなんですけど、インカレは、メンバーもそうじゃない子も全員で戦う試合にしたいっていうのを課題にしていて。どうしても毎年メンバーから外れた子が置いてかれてしまっていたので、今年こそは全員で戦える試合にしたいなというのがあって。実際、団体戦を行っていて、3位決定戦の時には全員で応援してくれているのが聞こえていて、OB、OGの人も含めて、関大のなぎなた部全員で戦えた試合だったかなと思います。(この結果をふまえて西日本に向けては)やっぱりインカレの5人制っていうのは特別な試合だったので、悔いなくできたことは自分としてもすごい誇らしいですし、選手それぞれが頑張ってくれたことはすごく良かったです。西日本ではまた試合の形式が変わって、全員が出れる形になるとは思うので、それぞれのいいところがまた出て、今度は団体戦優勝できるように頑張っていきたいなと思います」

▽木本
「正直厳しい試合もあったんですけど、後輩がみんな頑張ってくれたので良かったです。準決勝で負けてしまったのは悔しかったんですけど、3位決定戦で勝てたのは嬉しかった。(準々決勝で代表戦になった時はどういう気持ちだった)もうチームのために自分は絶対負けないっていう気持ちを全部出せたかなと思っているので良かったかなと思います。(3位決定戦では引き分けで回ってきたが)相手が年下っていうのもあったので、もう気負わずに自分の力を全部出し切ることがチームのためになるのかなって思って、とりあえず全部力を出し切ってやりました。(個人戦について)個人戦はダメダメでした。団体戦では、全員が側で応援してくれてるっていうのが大きかったので。個人戦になった時に全員がいなくなったところで自分の力が出せなかったっていうのはすごい自分の弱いところだったなと思う。次また西日本大会があるのでそこでもう一度発揮できるように頑張りたいと思います。(最後の全国大会の結果としては)満足です!」

▽石橋
「団体戦は、4連覇っていうことで優勝できてそれはすごく嬉しかったし、悔いのない試合ができたと思う。試合の内容も、すごいみんな気持ちが繋がって、補欠の松下(夕真=化生1)も含め4人で自分たちが一体となってできたかなと。個人戦の方は、決勝戦には行けたけど、残念ながら2位ということですごく悔しいですけど、悔いのない試合、自分の中で満足の行く試合はすごくできたかなと思います。自分で1本取る、2本取るっていう勝ちをするっていう目標を自分の中で立てて、それはすごく達成できたので。そういう面では試合内容としてはすごく自分では良くできたかなと思います。(この試合に向けて何か新たに意識づくりをしたところは)チームワークを1番意識しました。団体として、関大みんなで一体となってやって行くっていうのを意識してやってきました。(個人戦決勝で延長戦にもつれ込んだときの気持ちは)正直な気持ち、もう1度やって判定やったら自分勝てるやろなって思ってたのも事実で。それで手を抜いたってわけじゃないんですけど、判定やったら絶対勝てるっていう意味では技に甘さがあったのかなと。(西日本大会に向けては)学生最後の大会になるのでもちろん優勝したいし、勝ち取って、優秀の美を飾りたいです。最後の学生生活の大会を締め合わせたいです」