【ソフトテニス】明大の壁崩せず、インカレベスト8で終幕。主将「来年の子たちには優勝してもらいたい」

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◇第72回文部科学大臣杯全日本大学対抗選手権大会◇8月8日◇岡山市浦安総合運動公園◇

【準々決勝】
●関大0-3明大
[1次戦]
谷口・飯田3-4本倉・丸山
阪本・奥村1-4北本・米澤
石田・大橋3-4丸岡・金子

優勝候補の壁は厚かった。全日本インカレ団体2日目、関大はナショナルメンバーにも選出された本倉、丸山を擁する強敵・明大と激突。1本目、3本目でファイナルゲームにまで持つれる熱戦を演じたが、勝ちきれず。2年連続ベスト8敗退となった。

午前8時半より開始された第1試合。関大の先陣を切ったのは昨日と同様に谷口睦(商2)・飯田脩三(人2)組だ。昨年の全日本インカレダブルス覇者である本倉・丸山組と対峙(たいじ)した。第1ゲームのサーブゲームを落としたものの、第2、第3ゲームは連取で逆転した。とりわけ、谷口のストロークが丸山の逆を突きポイントを重ねた。その後は一進一退の攻防が続き、ファイナルゲームに突入。

強敵相手に互角以上の戦いを繰り広げる2人に後ろの応援も力強い声援を送る。

だが、ファイナルゲームでは後手に回る。中々、2点差を詰めることができず最後は本倉の強烈なサービスエースを見舞われ、敗北を喫した。勝利をつかむことができなかったものの、善戦に石田康貴主将(経4)は「谷口・飯田組は明大戦のような試合をこれからもどんどん続けていってほしいと思う」と目を細めた。

2本目の阪本崚(商1)・奥村亮介(安全3)組は幸先良くサービスゲームを奪う。続く第2ゲームも阪本のラリー力や奥村のボレーで3-1とし、ゲームポイントを握った。だが、ここからうまく波に乗れない。要所を決められずゲームを落とすと4ゲーム連取され一気に試合を決められた。

あとがない状況で登場したのは石田・大橋和生(人1)組だ。準決勝進出には必然的に3連勝が必須になる。「三本回すためにしっかりこの試合を勝ちきろう」という意識で臨んだという石田。その思いをボールに込めるように代名詞の強烈なフォアハンドを相手コートにたたき込む。また、西日本インカレから団体でペアを組んでいる大橋とも相性が良く試合はファイナルゲームまでもつれ込んだ。そして、ファイナルで6-4。マッチポイントを握った。

勝利まであと1点とするもその道のりは遠かった。石田のバックハンドがサイドラインを割り、相手にポイントを献上。それでも6-5としていたが、マッチをかけられている状態でも相手前衛はおびえることなく積極的に仕掛け、ポイントを奪う。最後は石田のフォアハンドがアウトとなり力尽きた。

明大との差について、「前衛力の差が出てしまったところがあった」と石田。要所での駆け引きやポジションニングで高い決定力を発揮してきた相手に苦しめられた。

この大会を機に世代交代を図るソフトテニス部。主将としての1年を石田は「苦労もあったんですけど西カレを優勝したあたりからしっかりチーム全体がインカレでも優勝しようという気持ちがあったんですごくやりやすかった」と振り返った。期待する選手として新キャプテンの奥村を挙げ、「来年の子たちにはしっかり優勝してもらいたい。苦しいこともいっぱいあると思うけどそこから得られるものも大きい。苦しいときに練習してきたことには絶対に達成感があると思うからその達成感を得るために日々の練習をめげずに毎日一生懸命取り組んで欲しい」とエールを送った。【文/写真:三木勇人】

▼石田主将
「流れはすごい良かったんですけど前衛力の差が出てしまったところがあったかなと思います。(具体的には)決定力の部分やポジションのところと駆け引きのところが大きく差が出てしまったと思います。(試合前に呼びかけたことは)インカレ2日目は独特の雰囲気があるのでその雰囲気に呑まれずにいつも通り試合をしたら結果は付いてくるのでしっかり頑張っていこうとは言っていました。(王手をかけられた状態での試合だったが)三本回すためにしっかりこの試合を勝ちきろうという意識で臨みました。(マッチポイントも握っていた)勝ち切れなくてちょっと悔しい部分もあったんですけど、最後割り切って思い切り打てたのでそこは後悔なくできたかなと思います。(酷暑でしたが?)暑い中でも気持ちだけは負けずにいこうと言っていました。(1年間振り返って)苦労もあったんですけど西カレを優勝したあたりからしっかりチーム全体がインカレでも優勝しようという気持ちがあったんですごくやりやすかった。来年の子たちにはしっかり優勝してもらいたい。新キャプテンの奥村には期待したいし、谷口・飯田組は明大戦のような試合をこれからもどんどん続けていってほしいと思います。これから苦しいこともいっぱいあると思うんですけどそこから得られるものも大きいし、苦しいときに練習してきたことには絶対に達成感があると思うからその達成感を得るために日々の練習をめげずに毎日一生懸命取り組んで欲しい」