【水上競技】関カレ開幕!初日は澁谷、堀が表彰台

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◇第92回関西学生選手権大会1日目◇7月27日◇大阪プール◇

昨年、目標としていた「1部残留」を達成した関カレが今年も開幕。「男子1部総合5位、女子6位」を今年の目標に掲げ挑んだ1日目は、澁谷鉄人(商2)が400㍍自由形で2位、初の関カレとなる堀あずみ(法1)が3位に輝くなど幸先の良いスタートとなった。

最初に決勝進出を決めたのは400㍍自由形で最終組に登場した澁谷。始めの50㍍を競り合いながらも1位で折り返すと、その後も互角の勝負を繰り広げながら先頭争いに食い込む。「コンディションは良いと言えるほど良くはなかった」と振り返るも、安定した泳ぎで予選3位につけた。


△澁谷

その後、喜來夏純(人1)が200㍍バタフライで全体順位を7位、続く堀も200㍍背泳ぎで5位につけ、フレッシュな顔ぶれが決勝へ。


△喜來


△堀

昨年、200㍍背泳ぎで3位に輝いた松井綜汰(安全2)。前半から少し順位を落とすも組内で6位に食い込むと、全体順位を7位として今年も同種目への決勝進出を決めた。


△松井綜

最後の決勝進出者となったのは100㍍平泳ぎに出場した平田真依子(社2)。後半に追い上げを見せ、自己ベストに迫るタイムで決勝へ駒を進めた。


△平田

午後から行われた決勝。トップバッターの澁谷は関大勢に勢いをもたらす強気の泳ぎを見せ、前半から1位につける。しかし、150㍍の折り返しで近大の井本に並ばれると、そのまま差を広げられ惜しくも2位でフィニッシュ。「感覚的にはもうちょっと良いタイムかなと思った」と悔しさをにじませるも、4位に終わった昨年からの成長には「タイムも順位もあげれた」と、手応えを示した。


△澁谷

喜來が表彰台を逃すも、見事3位に輝いたのは堀。1年生ながら堂々とした泳ぎで前半から果敢に攻める。「2位は取れた」と、最後の最後にタッチの差で順位を1つ落とすも、初の関カレで手にしたメダルには笑顔を見せた。


△喜來


△堀

昨年3位の松井綜は、他校の有力な選手たちに苦しめられ7位。平田は8位に終わるも、ベストタイの好記録を出した。


△松井綜


△平田

1日目最後の種目となったのは400㍍フリーリレー。女子では、眞野美佳(人4)が4位で2泳者の堀にバトンパスすると、少し順位を落としながらも食らいつき、3泳者の谷裕果(人1)、アンカーの中川麻子(文3)につないで6位でフィニッシュ。その後、近大の失格により1つ順位を上げ5位となった。


△左から、眞野、堀、谷、中川麻

一方の男子メンバーは、澁谷、麻野陣(法2)、大迫知永(経2)、井上奈央也(環都4)。1泳者の澁谷の勢いを保ったままアンカーへとつなぎ4位につけたものの、泳者以外の者がタッチプレートに触れてしまい、インターフェアとみなされ失格。少し苦いレースで1日目は幕を閉じた。


△左から、大迫、麻野、澁谷

「この試合のキーとなるのが1日目」(井田育城主将=法4)。その言葉通り、今日は5選手が決勝進出、うち2選手が表彰台に上がるなど残り2日間に大きく弾みをつけた。だが、悪天候により3日目の開催が危惧される中、「明日が勝負」であることも確かだ。夏のインカレへ向け、この関カレの限られた残りの日数をいかに戦い切るかが鍵となる。【文:高木満里絵/写真:松浦智】

▼井田主将
「この試合のキーとなるのが1日目だと思っていました。大会前に誰が何点取るか、っていう得点の計算をして考えながらやっていたんですけど、その中で澁谷が近大3人を相手に2位で帰ってきてくれたというのは本当に素晴らしいなと思います。堀に関しても良いタイムで泳いでくれましたし、平田も8番につけてくれて良かった。女子のリレーに関しても、欲を言えばもう一つ順位を上げたいところではありましたけど、でも良かったです。女子は決勝に3人行けたし、男子はリレーで失格になってしまったんですけど、でもここから盛り返せばまだ全然いけると思うので。関カレへ向けては、全員でミーティングをしたりとか意識付けをして、いつもとは違うぞっていう思いはありました。かなり時間をかけて調整してきたので、この1試合にかける重みに関しては他の大会に比べると全然違うし、この試合の順位っていうのがそのチームの成果につながってくるのでやっぱり良い結果を残したいですね。3日目は台風で中止になる可能性が高いので、特に明日が勝負、みたいなところはあります。できるだけ良い順位で2日目、3日目も頑張っていきたいと思います」

▼堀
「関カレは初めてだったんですけど、タッチ差で負けたので2位は取れたかなっていう悔しさはあります。タッチした瞬間に、『負けたな』って。でも、アップの時から感触はあまり良くなくて、そのまま行ったら表彰台も危ないなと思ってたんですけど、前半からまあまあ良いタイムで入れて。後半は良くなかったけどギリギリ粘れたので表彰台に上がれたことは良かった。テストがあって、関カレに向けて特別な意識はあんまりできなかったけど、チャンピオン(チャンピオンシップ大会:6月上旬)から期間はあったのでタイムはそれよりは上げようと思って、スピードの練習はしていました。(他の試合と違うと感じたところは)プールサイドで応援してくれるので、距離が近い分聞こえるしそれはとても力になります。(明日以降の意気込みは)メインは今日の200㍍(背泳ぎ)だったんですけど、明日はメドレーリレー、明後日は100㍍背泳ぎに出るので、それでも表彰台を目指して頑張りたいです」

▼澁谷
「個人で2位になれたっていうのはチーム的には良かったかなと思うんですけどもうちょっとタイムが出せれば良かったかなというのはあります。感覚的にはもうちょっと良いタイムかなと思ったのであんまり満足はしてないです。1位の選手(井本元汰=近大)とはもうずっとライバルなので悔しいですね。(昨年は同種目でメダルを逃したが)でも、昨年に比べたらタイムも順位もあげれたのでそういった面では少しは良かったかなと思います。コンディションは、良いと言えるほど良くはなくて今日の400㍍(自由形)でも不安があったんですけど、なんとかできたかなと。今年に入ってからウエートを始めて、初めての大きい試合だったのでどうなるか分からなかったですけど、調整をかけてこの試合でタイムを出せるようにはしていました。ウエートのおかげで体も筋肉ついてきて。その分バテるのが早いのかなっていう面もありますけど、そこは、これから夏に入るのでまた頑張って行きたいなと思います。明日以降も個人種目があってまた強い近大の選手もいると思うんですけど、今日よりも高いところにのぼりたいなと思います」