【バスケットボール】あと1点が届かず…大阪学生初戦敗れる

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◇第36回大阪学生選手権大会対大大谷大◇7月14日◇関西外国語大学片鉾キャンパス総合体育館◇

【第1Q】関大12-11大大谷大
【第2Q】関大23-24大大谷大
【第3Q】関大16-14大大谷大
【第4Q】関大15-18大大谷大
【試合終了】関大66-67大大谷大

関学大に大差をつけられ敗北した総合関関戦から約1ヶ月。関大女バスが大阪学生初戦を迎えた。秋のリーグ戦前最後の公式戦となる今大会で彼女たちが目指したのは「自分たちが今までやってきたバスケット」だった。

立ち上がりは少し重たい印象だったが、森山奈美主将(商4)のスティールからの速攻や堅いチームディフェンスで相手に簡単に流れを渡すことはない。しかし、相手の高さに対応しきれずインサイドでのファウルが重なり小幡美乃里(文3)をベンチに下げざるをえなくなってしまう。苦しい状況になったが、第1Q終了間際に森山のフリースローで1点リードをもぎ取り踏みとどまった。


△森山

続く第2Qは森山と菰方智恵子(人3)がオフェンス面でチームをけん引した。開始直後、菰方のミドルシュートや森山の3Pシュートが決まり流れをつかんだかのように思われたが、相手も得点を重ね、点の取り合いとなる。終盤、積み重なったチームファウルが相手にフリースローを与え苦しめられたが、古金谷郁美(文4)がインサイドからアウトサイドの森山にボールをさばき、速いパス回しで最後は菰方が3Pを沈めるなど、チームプレーも光り同点で前半を折り返す。


△菰方


△古金谷

第3Q、関大の最初の得点は永田舞(安全1)のカットインだった。その後、ターンオーバーやファウルなどで流れが悪くなってしまう。そんなとき、ベンチから「切り替え切り替え、ディフェンスから」という声が飛ぶ。五十子玲奈(政策2)がルーズボールに飛び込み、森山がバスケットカウントを沈める。勢いを取り戻し、山中萌(法3)のシュートで逆転。2点リードでこのQを終える。


△永田


△五十子


△山中

迎えた最終Q、山中のノールックパスに古金谷が合わせシュートを決め、小幡が3Pを沈める。一進一退の攻防を繰り広げ、点差が開かず我慢比べの時間が続いた。残り4秒で相手にフリースローを与え1点のリードを許してしまう。タイムアウトをとり、最後の攻撃に備える。ボールを手にゴールへ切り込んだのは森山だった。ファウルを獲得し、勝負の行方は主将の放つ2本のフリースローにゆだねられた。しかし、放たれた2本のシュートはリングを通過することはなかった。


△小幡

接戦を制することはかなわなかった。だが、何度突き放されそうになっても相手に食らいつき、最後まで諦めることなく戦い抜いた。「全員で、コートの中も声出して外も盛り上げてできた」(森山主将)と今までと違う姿もみせた。今日の敗北がこれからの関大女バスを強くする。収穫と課題を手に熱い夏を迎える。【文:金田侑香璃/写真:野村沙永】

▼森山主将
「負けている時間帯のほうが長くて、追いついてもすぐ点取り返されるっていう場面が多くて、そういうときにいつも気持ち切らしちゃって、点差が開くことが多いんですけど、今日は全員で、コートの中も声だして外も盛り上げてできた。ずっとついていく、我慢してできてたんですけど、やっぱり最後勝ちきるところ、勝ちきらないといけないところでシュート外したりとか、決めないといけないシュート落としたりとか、やっぱりそういう甘さが出て、こういう接戦で負けるっていうことになったのかなって思います。関関戦で大差で負けてしまって、練習で立て直せる部分は立て直してきたので、新しいことをいろいろやろうとせずに、新チームが始まってからやってきたことだけを今日はやろうって決めて試合に臨みました。監督も今日は来れてないんですけど難しい指示とかは出さずに、今までやってきたことだけを出せばそれだけで良いからっていうふうに言ってもらっていて、オフェンスの部分ではそれが少しずつ意識できてたかなっていうのはあるんですけど、ディフェンスの、相手に対してずっとプレッシャーかけるとか、相手の嫌がるようなディフェンスっていうのができていなかった。相手に簡単にシュートを打たれて、自分たちのオフェンスはしんどいのに相手はすぐにシュート決めれるっていうふうになってしまったので、そこで最後体力の面だとかそういう部分で差が出てしまった。あと、相手が大きいのでリバウンドのところを絶対に取らせないようにするって言っていて、最初はそれができててそこから速いオフェンスで攻めれていたんですけど、最後相手と押し合ってしまって相手の方が大きいので、取られて、こっちはそれを止めようとしてファウルして、うちの中でも身長のある選手がファウルトラブルで出れないっていうふうになっちゃってすごい悪循環になってしまった。なのでリバウンドのボックスアウトの部分をもうちょっと徹底してたらよかったと思います。苦しい時間帯に1人1人がどうにかしようとしてやろうとするんじゃなくて、全員で声かけ合ってしんどいときこそチームプレーで攻めにいく。そういう時こそ全員でひとつになって攻めにいく、ディフェンスもするっていうのを常に意識しようっていう声かけはしてました。今日みたいな接戦の試合で最後集中を切らしてしまった部分もありますし、そこはみんなわかっていると思います。あのときシュートを決めておけば良かったとか、ボックスアウト押し出しておけば良かったとか、終わってから言っても仕方ないので試合中に改善、1人1人がバラバラになるんじゃなくて試合中に相手がやってきていることに対してのアジャストっていうのをできるようにする。そのためにも試合中のメンタル的な声かけも大事ですし、戦術的なことも、もっと言い合っていけたら試合中に解決できる部分はあったのかなと思います。それはリーグ戦にも繋がることなのでそういったところをこれからにいかしていきたいと思います。最上級生が2人しか試合に出ていないので、その2人だけがやっていても仕方ないので先輩後輩関係なく意見言い合ったりとか、声かけあったりできるように、全員が遠慮することなく試合で思い切ってプレーができるようにっていうのを意識して、目指すチーム像っていうふうにずっとしてきました。それを、勝ってるときはいいんですけど負けていたり接戦の時に声が出なくなったりとか、私が言ったことに対して、はいって聞くだけになっちゃってたりしてるので、後輩からもこうした方がいいんじゃないですかとかそういう意見が出てこないといけないと思う。そういうところを練習中からもう少し改善していって理想のチーム像にリーグ戦までにちゃんとなれるようにしていきたいです。今まで大会とかでもいつも惜しいところで負けちゃっているので、リーグ戦は(自身にとって)最後やしやっぱり目標は一部昇格なので二部では全勝優勝して入れ替え戦にいけるように、もう一回チーム全体で話し合ってひとつになって勝ちきりたいと思います」