【馬術】団体4位に沈み連覇逃す

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◇第61回関西学生賞典総合大会◇6月30・7月1日◇三木ホースランドパーク◇

【総合団体】
4位 関大 総減点240.7

【総合個人】
3位 中村大樹(情3)・千翔組 総減点44.5
14位 江藤駿(情2)・千優組 総減点93.6
15位 松水・千嵐組 総減点102.6
失権 松水優斗主将(文4)・千騅組
失権 福島秀太(人1)・千豪組

関大の団体3連覇が懸かった今大会。総合競技は馬場、障害飛越、クロスカントリーの3種目を2日に渡って競う。昨年までと出場馬を大幅に入れ替えた臨んだ関大は、得意する障害飛越、クロスカントリーの2種目で他大を引き離したいところだ。

1日目最初に行われたのは、馬場だ。22組の中で最初に登場したのは松水・千騅組。千騅は16位、福島・千豪組も15位と苦戦を強いられた。そんな中でも中村大・千翔組が唯一1桁順位の8位につける。

続いて行われた得意の障害飛越競技では、松水・千騅組が1つ目の連続障害でバーを落とし、難所のラストでも減点。総減点8となる。ルーキー福島・千豪組がまさかの2反抗により失権となるが、江藤・千優組が1落で抑えた。馬場競技、関大で最も良かった中村大・千翔組も総減点4。総合競技初出場となった松水・千嵐組が要所でバーを落とし減点16とした。満点走行は出なかったものの、明日のクロスカントリーに余力を残し1日目を終えた。

2日目、総合個人種目の最終競技、クロスカントリー。先陣を切った松水・千騅組が落馬でまさかの失権となる。続く新入生の福島・千豪組も反抗が続き失権、江藤・千優組も完走はしたが減点がかさむなど初めての森林馬道に苦戦。だが、中村大・千翔組が減点0で完走し、人馬ともに経験の力を見せつけた。最終走行で登場した松水・千嵐組は「全日学の権利を取ることを目標にしていこう」(松水)。今年から全学のルールが改訂しクロスカントリー完走経験のある人馬のみがエントリーを許されることになった。少なくとも3頭の馬が団体のエントリーには必要となるが、ここまで完走したのは千優、千翔の2頭のみ。失権すると、全学出場も消えるプレッシャーのかかる走行になった。減点は40を超えるが、しっかりと完走。最低限の目標は達成した。

クロスカントリーを終えた結果、総合個人では中村大・千翔組が3位と意地を見せたが連覇のかかった団体は4位。表彰台にも届かなかった。昨年、4年生が引退したことで人馬の大きな入れ替えがありチームとしての経験不足が見えた。だが、徐々に経験値を積むチームに主将は少しずつ手ごたえをつかんでいる。「個人団体2連覇できたらいい」。再来週に行われる障害賞典では全国覇者としての関大馬術を見せつける。【文:西井奈帆・多田知生/写真:濵田将志・多田知生】

▼松水
「(1日目馬場について)千騅は今日が初めての試合になって、歩幅が小さい馬だけど、いい部分もあった。各々タイプは違う馬では駈歩がうまい馬と早足がうまい馬で逆のいいところを持った馬だった。千嵐は初めての総合出場なので、後輩に残していけるようにしたかった。去年総合で勝っているから今年も勝ちたいけど、去年と馬がガラッと変わった。(障害飛越について)千騅は2落で、まだ乗り始めてそんな経ってないし、まだ信頼仕切れていない場合もあるから、もし明日クロスカントリー帰ってこれたら全学の権利はあると思う。あれば、そこを目標に向けて行けばいい。千嵐にとっては、始めてのクラスの高さだったので、帰ってこられて良かった。(最後の障害が難しそうでしたが)7か8歩で行く人が多いところで、千騅は歩幅が小さいので絶対8だと思っていたけど、千嵐は待って8歩で入ろうとすると、馬が賢いから障害に対して考えてしまうし、幅もあったし、自分も不安だった。落としていた人も多かったし、難しかった。千豪は残念だったけど、(福島は)まだ1年で後3年あるし、それに向かって頑張ってくれたら。千優も去年より経験ついてきて良くなっていた。(クロスカントリーに向けて)他の大学に比べれば練習やっている方だと思う。とりあえず帰ってきたい。帰ってきたら成績はついている。(2日目、団体4位という成績について)今年は3連覇かかっててプレッシャーかかる局面だったとは思う。けど去年とガラッとメンバーも馬も変わって正直僕としてはゼロからのスタートという気持ちだった。本来エース級の馬が千翔一頭だけでほか3頭4頭はまだ経験が浅い馬だった。正直団体うんぬんよりも全日学の権利を取ることを目標にしていこうという考えだった。それに反してメンバーも変わらず他の大学はいい馬をそろえてきてそれでいい結果がでていた。去年より絶対厳しい戦いになるのはわかっていたしまあ仕方なかったのかなと思う。ある程度は想像通りだった。個人的に1頭目落馬したとかはあったけどそれ以上に全日学には3頭出れると思うので団体は組める。去年の団体3位か2位なので組めなかったら恥ずかしいなと思っていたので。まだ11月まで時間あるしそこまで頑張っていけたら。(クロスカントリーは結果が伴わなかったが)毎年を考えると結構みんないいリズムで帰ってきていた。でも経験浅い馬はいっぱいいたし人間もはじめての人が2人いてわからないところもあっただろうし。でも来年からまた頑張ってくれるんじゃないかな。馬も徐々にですけど経験も積んでこれてるので。とりあえず全日本があるのでまずはそこだけど、来年はもうちょい上を目指せるのではないかなと思う。(再来週の障害大会について)障害は去年全日本も優勝している。4年生が抜けて馬も2頭退厩してメンバーも馬もガラッと変わった中で臨む試合になるので厳しい試合になるかもしれないし楽勝で勝てるかもしれない。何があるかわからない。でもみんなはそれぞれ目標をもって練習して団体優勝を目標にやってくれている。僕は個人でも勝ってるので個人団体2連覇できたらいいなと思っている」