【サッカー】DF黒川公式戦初得点!快勝で準々決勝へ

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◇第47回関西学生選手権大会4回戦◇対大教大◇6月24日◇J-GREEN堺メインフィールド◇

【前半】関大1ー0大教大
【後半】関大2ー0大教大
【試合終了】関大3ー0大教大

昨日に続き、連戦となった関西選手権4回戦。相手は前日の3回戦で大経大をPK戦の末に下した大教大だ。2部リーグに所属するチームでありながらも油断はできなかった。「2点目が入るまではかなり粘り強くやってきて」(前田雅文監督)と、苦しい時間もあったが、強豪校の貫禄を見せつけ結果は3ー0の完封勝利を収めた。

「気迫の部分に多少押される部分もあった」(FW加賀山泰毅=人4)。選手たちは立ち上がりを反省点にあげた。相手ボールの時間が続き、守りから始まった今試合。それでも前半17分、MF塩谷仁(人4)が相手ゴールキックからつながったボールをFW加賀山にスルーパスで前線へ。そのままシュートを放つがわずかに枠上にそれた。DF黒川圭介(法3)が左サイドをドリブル突破で攻撃へシフトするも、シュートまでつながらず。そんな中でもリーグ前期最終節に続きスタメン出場となったMF草刈龍星(法1)が攻守に顔を出し、相手のリズムをかき乱す。守備の時間には右サイドを守るDF安田有輝(経4)、センターバクを務めるDF羽田健人(情3)が相手を捉え、好機を作らせなかった。


△MF塩谷


△DF黒川


△MF草刈


△DF安田有


△DF羽田

前半35分、ドリブルからシュートを狙ったMF牧野寛太(経3)がペナルティエリア内で倒され、PKを獲得。「高校の時もPK蹴ってたので得意」と、鋭い一蹴りでゴールネットを揺らした。その後相手にCK(コーナーキック)を与えてしまうが、FW大久保優(商3)が頭ではじき出し、攻撃陣も含む全員で失点を防いだ。


△MF牧野


△FW大久保

後半戦、点差を広げたい関大だが、そう簡単には追加点とはいかない。相手のカウンターにはDF羽田が、相手FK(フリーキック)にはDF荒木隼人主将(商4)が冷静に対応し、守りから攻撃のチャンスを探った。この日もMF牧野とDF黒川のコンビネーションが光る。すると後半29分、右サイドから徐々に相手を崩し、左サイドまできれいにつながったボールはMF牧野へ送られた。「打とうかなと迷ったけど、圭介が見えてフリーだったんで」(DF牧野)と、最後にボールを受けたのはDF黒川。「隅っこのコースが見えたので、インサイドで流し込むっていうイメージ通り」と、ゴール端に収め追加点を挙げた。これがDF黒川の公式戦初得点となり、「やっと決めれた」と、喜びをかみしめた。


△DF荒木


△DF黒川

その後、交代のFW高橋晃平(情3)やMF松本歩夢(文2)が攻撃の芽を生み出すが、相手DFに阻まれゴールを奪えない。それでも37分に、FW加賀山が相手DFをうまくかわしミドルシュートで3−0に。ラスト7分で投入されたMF澤嵩明(人1)が右サイドを得意のドリブルで切り込みシュート。そのこぼれ球にFW加賀山が反応するも得点にはならず、試合終了となった。


△FW高橋


△MF澤

3回戦に続き、完封勝利を収めた関大。次戦の勝利で、関西ベスト4となり総理大臣杯への出場権を得る。関西制覇、夏の全国大会へ向けて、戦いはまだ始まったばかりだ。【文/写真:西井奈帆】

▼前田監督
「(今日の交代メンバーについて)相手が疲れてきたので、FW高橋とかMF松本とかフレッシュなメンバーを入れて、昨日早めに上がらせてる選手とか中心に。(今日の試合を振り返って)大教大のモチベーションを考えると、やってくるなとは思っていた。2点目が入るまではかなり粘り強くやってきて、もうちょっと早めに昨日の疲れが出てくるかなと思っていた。(次戦まで約1週間空くが)しっかりと基礎体力をあげて準備して行くだけ。暑さも関係がある。この時期は特に暑くなったり寒くなったり、まだ選手の体が気温に慣れてきていない時期。特にこと時期はバテやすいと思う」

▼DF荒木主将
「(前日の3回戦を見ていて)チャンスを与えてもらってそのチャンスを掴もうとしている選手がいっぱいいて、すごくいい刺激になった。(苦しい時間帯がありましたが)立ち上がりから相手が高いテンションで入ってきたけど、しっかり焦らず自分たちのサッカーができたからよかったかなと。(昨日に続いて失点0になりましたが)やっぱりトーナメントになると失点0で行ったら最悪PK戦まで行けるので0で終わるということはすごく意識している。今日も達成できてすごくよかった。(自身のプレーについて)まず失点がなかったこと。あとはカバーリングとか。入りは相手に押し込まれてしまったので、受身になるんじゃなくてもっと自分たちで試合を支配できたらよかったなと思う。(今日の交代メンバーについて)FW高橋、MF松本とか特徴のある選手が入ってきて、ボールに触れる時間は少なかったと思うけど、昨日がよかったから出たと思うのでこれからも継続してやってほしい。(次戦について)暑くなってくるけど、うちの特徴は走れるところなので、そこを生かしていけたら。来週勝たないと全国決まらないと思うので来週勝って、関西制覇まで目指していきたい」

▼FW加賀山
「(2試合連続得点ですが調子の方は)悪くはない。ちょうどワールドカップもやってて、普段よりもサッカーのことについてより考える機会なので、よりサッカーを意識した生活にはなっている。(今日苦しい時間帯があったことについて)試合の立ち上がりが、結構相手のポゼッションであったり、気迫の部分に多少押される部分もあった。気合い入れて入ってくる相手に対してああいう展開になってしまったというのは今後の課題。(今日の交代メンバーについて)シーズンの始まりでは多少薄かった選手層も、底上げがされているように感じる。自分もうかうかしてると、抜かれるなというのはあるのでしっかり気持ち入れて質の高いプレーは自分としてもチームとしても意識していきたい。(得点数について)自分の得点直後のプレーでも、中にも選手がいた中で、自分で行くという選択をしたんですけど、シュートできなかったというのはよくなかった。チームとしてももっと周りを使えばよりスムーズにゴールに迎えるんじゃないかなというシーンは何個かあった。(次戦について)日々のトレーニングの中で暑いから妥協するんじゃなくて、暑くても今までの強度むしろさらに強度を上げていくような意識で臨むことしか暑さへの対策ないと思う。各選手の意識にはなってくる」

▼DF黒川
「関大入って公式戦初ゴールで、本当にうれしかった。やっと決めれた。惜しいところまで行って入らないとかがあったので、決めれてよかった。(ゴールシーンについて)右サイドで崩して崩してっていういい流れで左まで来たので、その最後が(牧野)寛太で。寛太が打つかなと思ったんですけど、パスくれてありがたかった。隅っこのコースが見えたので、インサイドで流し込むっていうイメージ通りにいってよかった。(立ち上がりについて)あんまりよくなかった。試合前からある程度想定内だったけど、次の試合からは入りから締めていかないと厳しい。相手の勢いに受身なってしまったのは少なからずあった。(前日の3回戦について)結果の面でまず失点なしの大量得点で勝てたのはいいことだし、総理大臣杯とかインカレとか連戦が続いていく中で絶対今のメンバーだけじゃ勝てないので、サブのメンバーがいい刺激になって競争できていけばもっと強いチームになるので、昨日の勝ちはよかった。(今年の目標は)得点決めたいというよりはアシストをしたいという思いの方がある。(牧野さんがリーグアシストランキング1位ですが)悔しいとは思わない。あいつのアシストで勝ってるゲームも多いのでそれと同じくらいのアシストができるようにがんばりたい。(次戦への意気込み)来週勝てば総理大臣杯出場ということで、何が何でも勝って終わりたい」

▼MF牧野
「(PKでの得点について)(FW加賀山)泰毅くんにも自分が取ったら自分で蹴りますって言ってた。高校の時もPK蹴ってたので得意。(立ち上がりについて)自分的にもミスも多くて、チーム的にも守備が増えて、相手の時間も長かったので入りはチーム全体で悪いなっていうのは認識できていた。(DF黒川の得点について)右でいい形で崩せて、自分が最後にボール持ってて打とうかなと迷ったけど、圭介見えてフリーやったんで使ったらうまく決めてくれた。(アシストについて)数字残すというのはこだわっているけど、もっとゴールは取りたいと思っている。アシストもコーナーが多いので、中の人がうまく合わせてくれているので、それは中の人にも感謝したい。目標は10ゴール10アシスト。(前日の試合について)5−0で勝っているのは自分にも危機感あるし、途中出場でもいいパフォーマンスしてる人はいっぱいいるので、それの危機感は感じている。(暑くなっていく中で対策は)水曜日にチームとして上げる練習をしているのでそれは他のチームよりも自信はある。個人的にはまだまだあげないといけない。(次戦について)総理大臣杯に出場することはまず目標なんですけど関西王者は自分の中でも目指している部分はあるので、そこに向けて必ず勝ちたい。