【ハンドボール】接戦も1点差に泣く

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◇第41回総合関関戦2日目◇6月16日◇関西大学中央体育館◇

【前半】関大10-7関学大
【後半】関大4-8関学大
【試合終了】関大14-15関学大

今年も伝統の一戦がやってきた。総合関関戦で長く連勝記録が続いていた関大。今試合も勝利し、KAISERSの優勝に貢献したかった。前半は、篠崎佑夏(情4)の得点を皮切りに高橋遥歩(社2)、藤村祐理子(商3)が最上級生に続きポイントを量産。勝ち越しで後半を迎えるものの、終盤で調子が崩れてしまい敗北する。千里山キャンパス正門前の総合スコアボードに丸印を飾ることができなかった。

稗田眞子主将(人4)と絶対的守護神のGK成願茜(人4)が教育実習により不在の中、始まった関関戦。

△篠崎

試合開始のブザーがなって数分経たずして、篠崎が関学大のディフェンスを切り込んでの得点に成功した。また、同じ兵庫県の名門・夙川学院高出身の緒方光(情2)も手足を機敏に使い、タイミングよく相手選手の攻撃をねじ伏せ続けた。「大学に入ってから大きく成長している」(篠崎)。昨年は怪我に苦しんだが、緒方は克服し大きな成長を証明。

第2の守護神のキーピングが功を奏し、関大のシュート本数も関学大を上回った。

△髙橋

中でも、リーグ戦でも大活躍の髙橋は篠崎と息のあったパスつなぎで関学大GKを打ち破り、チームに貢献。

△藤村

そして、藤村は速攻、吉川歩里(人1)は力強いサイドシュートで奮闘しポイントを重ねた。デイフェンスもかみ合い、関学大の攻撃を足止め失点を防ぐ。次第に、スコアも関学大と差がつきリード状態30分が経過した。

△新川紫央(人3)

勢いに乗り、そのまま勝ちへと突っ走りたかった後半。開始直後は関大が点数を奪い続けたが、途中からリズムが崩れ、点差を詰められ始めた。シュートを試みるも、関学大GKに阻止され得点に結びつかず、タフな時間がスタート。苦しい中でも選手たちは戦い抜いたものの、シュート数がわずかに足りず惜敗。長年マークし続けていた白星を譲ることになった。

だが、「手ごたえはあった。負けたて悔しいけれど、春リーグでは1度もリードはできなかったたからよくやったと思う」(中川昌幸監督)。連敗は途絶えることになったが、前半を勝ち越しで折り返し、最後は1点差まで追い詰めた関大女ハン。また、ディフェンスも関学大の攻撃を足止めする機会もこれまでより多くなり、伝統の一戦で着実なレベルアップを証明した。昨年から成績が振るわなかったが、最近では勝ち試合やそれにつながるゲームを展開が見え、一歩一歩力を取り戻しつつある。秋季リーグ戦開幕まであと2か月。新たな舞台で戦う準備が今始まる。【文:柴村直宏/写真:奥井健太・北島大翔・中西愛】

▼中川監督
「(今日の試合を振り返って)手ごたえはあった負けて悔しいけど。春リーグはまぁまぁな点差で1度もリードはできなかった。よくやった。めちゃくちゃレベルアップしている。選手たちも実感していると思う。(どのような点でレベルアップしているのか)ディフェンスが全然違う。ディフェンスが今日はすごかった。(僅差の試合だったが)7㍍スローを外すのも勝負所でノーマークを決め切れないのもすべて春リーグ通り。そこに関しては自分がどうこうしてやれる問題ではない。戦術とかを意識して点差を埋めることはできるけど、勝ち切るのはあの子たちの仕事。あの子たちのレベルアップが必要。残り2分ぐらいで藤田を打たせるフォーメーションにして出場させた。みんな自分の意図をわかってそのようなフォーメーションをしてくれたけど彼女がびびって打たなかった。そこで今日は勝てないと思った。勝負に行かないといけない。残り5分で同点になって関学大がタイムアウトを取った時でも、失敗してもいいから君たちが勝負に行って速攻をかけられるかどうかだと言った。(良かったところは)ディフェンス。キーパーがよく止めてくれた。(課題は)シュートや攻撃。春と違って何よりも速攻で行けるようになったのは大きい。今までだとパスワークが取れなかった。今日はそのようなことがなかった前半特に。(今後に向けて)個々のレベルアップをしていかなければいけないと思う。全員で」

▼篠崎
「前半はディフェンスでしっかり粘って速攻にもっていくという展開ができていたから勝てたし、後半に比べてミスも少なかった。後半の方が(ミスが)ダントツに多くなってしまって、逆速攻でやられることが多かったかな。やっぱり競ってきたりしてるときは焦りだとかで自分が決めるという気持ち、勝つっていう気持ちをしっかりと持っていないといけないなということを実感した。1点差とかになってきたらそういうところが大事になると思う。(緒方さんについて)緒方とは高校と一緒にやってきてるし、大学に入って成長しているし、大学に入ってからも『頑張ろう』という気持ちがわかる。特にノーマークシュートとか7㍍スローとかのときにすごい助かったから、負けたけれどこの点差で抑えれたんだと思う。それとやっぱり、今日はディフェンスからの速攻ができていたことがよかったと思う。前半はいつもいい感じだけど、後半が課題。春リーグは関学大に10点差近く空いてたのがここまでつめれたのはよかったし、次は勝ち切りたい。(篠崎さんのプレーは?)私としては4年生として1人だけでコートに立っている状況もある中で自分がシュートを打たないといけないと一番に思っていて、でもやっぱり攻めあぐねてきたりしたときに平静な状態で見てれることがなくなったりする。その時は、落ちついてしっかり攻めてる子を見てプレーしようとしている。(秋リーグに向けては)勝てるところに勝たないといけないし、春に負けてるチームにも勝てるレベルのところはあると思う。しっかり秋までに成長してそのチームをしっかり倒したい」