【バドミントン】敗北も格上関学大に善戦

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◇第41回総合関関戦最終日◇6月17日◇於・関西大学中央グラウンド◇

[男子の部]
●関大 1-4 関学大◯
S1 中村 2(21-17 14-21 12-21)1 戸内
S2 辻村 0(11-21 18-21)2
D1 中村・田中 2(21-16 21-18)0 平岡・酒井
D2 辻村・原田 0(19-21 12-21)2 石川・山下
S3 東 0(16-21 19-21)2 岡田

[女子の部]
●関大 2-3 関学大◯
S1 森脇 0(14-21 8-21)2 上田
S2 米田 0(11-21 9-21)2 紅林
D1 中野・山田 2(21-16 24-22)0 北谷・澤田
D2 五味・森脇 1(9-21 21-18 14-21)2 草刈・渋谷
S3 竹岡2(21-16 16-21 21-15)1 蘭

関学大の壁は高かった。総合関関戦も最終日に差し掛かり、この日はバドミントンの試合が行われた。団体戦形式で勝敗がつけられ、近年では長らく関学大が白星を独占している状態であった。関大も今年に入り、1部昇格を果たすなど勢いに乗っていたが、差をつけられての敗北となった。

△田中・中村

始まった伝統の一戦。多くの選手が格上相手に苦しむ。その中でも男子ダブルスは田中大祐(安全3)・中村勇毅(政策3)がラリーで粘り、相手を揺さぶるプレーを展開し、ストレート勝ち。「普段組んでいない田中と組んで、いい感じにローテーションできてうまいこといったんじゃないかな」と中村。

△中野・中村

また、女子ダブルスの中野愛梨(人4)・山田千晴(商3)も2ゲーム目は僅差まで追い詰められるも、順調にポイントを重ね、ゲームを落とすことなく勝利を挙げた。

最大の熱戦が繰り広げられたのは、竹岡瑞季(人4)が出場した女子シングルス3。開始直後から両者は拮抗。だが、ドロップとロブをうまく使い分け、関西制覇を経験した関学大・蘭をミスに誘い1ゲームを先取する。このまま2ゲーム目を奪い、女王から勝ちを挙げたかったが、途中でドロップでのミスが連発。「相手は関西1位なので力が入ってしまったのと、すごいリードしていてなにをしたらいいかわからないようになってしまった」(竹岡)。思うようなプレーが展開できず、思わず「なんで!?」。表情と言葉に焦りが表れていた。3ゲーム目。

この間に他の試合が全て終了し、多くの部員と応援団がコートで1人奮闘する竹岡を鼓舞する。徐々に相手から点数を引き離していく。

ネットにシャトルを引っ掛けポイント差が一時詰められるも、落ち着きを取り戻した竹岡は再びリードを広げ、そのまま王者から勝ちをもぎ取った。その瞬間、会場にいた者からは拍手と竹岡をねぎらう言葉が飛び交った。

団体戦の結果としては、敗北となったが関西制覇したチームからいくつかの勝ちを取ることができた今大会。春学期の全ての試合が終了し、次は秋季リーグ戦を控える関大バドミントン部。「秋は優勝とまでは言わないけど、簡単に負けないように、入替戦に回って『あいつら(関大)は1部じゃないな』って思われないようにしたい」と中村。男子はこれまでよりも敵が手強くなり、女子は2部脱却がテーマとなる。それぞれの戦いへ。カウントダウンが始まった。【文:柴村直宏/写::柴村直宏・金田侑香璃・遠藤菜美香】

▼中村
「今、リーグに出てる主力の2人がケガで出れてなくて、その中で関西制覇した関学大と対戦するっていうのは厳しい状況だったが、なんとか食らいつけるように今日は臨んだけれど、結果は1-4で負けた。でも、だんだん1部の大学に善戦できるようになってきて、それは収穫だなと思う。特に良かったのは、僕の話になるが、1戦目でやった相手が関西選手権で10と10で負けた相手に1ゲームとれたのでちょっとはついていけるようになったかな。ダブルスは普段組んでいない田中と組んで、いい感じにローテーションできてうまいこといったんじゃないかな。秋は優勝とまでは言わないけど、簡単に負けないように、入替戦に回って『あいつら(関大)は1部じゃないな』って思われないようにしたい」

▼竹岡
「2回目のホーム戦で、応援の力で団体戦は変わるんだなって実感した。おととしも応援の力で競ってたので、やっぱりすごいなと思う。(勝った時の気持ちは)『勝っちゃった』っていう気持ちだった。(2ゲーム目は焦りがあったと思うが)、そうですね。相手は関西1位なので力が入ってしまったのと、すごいリードしていてなにをしたらいいかわからないようになってしまった。(特に今日良かったところは)いつもよりミスが少なかったこと。2ゲーム目の中盤から後半にかけては多かったけど、それでも全体的に少なかった。それと、自分のペース、いい時のラリーができていた。でも、自分は反射神経があまりよくないので、そういった力が求められる時にまずいかなと思った。けれど、まだましかな。(今回の課題は力が入ったこと?)中盤の失点をなくすこと。調子の波がラリーごとに出てしまった。差が激しかった。それをなくしたい。(リーグ戦に向けては)春は1部昇格できなかったので、秋はできるようにチームを引っ張っていきたい。ダブルスも『負けてらんねえ』と思わせるような人になりたい」