【サッカー】昨年のリベンジ果たし、関関戦白星!

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◇第41回総合関関戦本戦最終日◇対関学大◇6月17日◇関西大学千里山キャンパス中央グラウンド◇

【前 半】関大4ー0関学大
【後 半】関大1ー1関学大
【試合終了】関大5ー1関学

ついに迎えた第41回総合関関戦。今大会のスローガンは「覚悟」だ。両校の熱きプライドがぶつかり合う中で関大の連敗を阻止するために、KAISERS一同、勝利をめざし「覚悟」をもって挑む。関大サッカー部としても昨年味わった悔しさを晴らすべく、負けられない今大会。選手一同勝利への思いをはせ、ピッチに立つ。多くの観客や応援団が見守る中、試合開始のホイッスルが鳴り響く。ゲーム序盤から相手を圧倒し、前半だけで圧巻の4得点。一気にグラウンドのムードをかっさらう。後半では関学大に得点を許し、しばらく苦しい時間帯が続くが前半の得点が決め手となり、見事白星を勝ち取る。長い歴史と伝統をもつ今大会に貴重な1勝をもたらした。

開始早々、関大はボール支配を許さない攻めで相手を圧倒。前半10分、ついに関大側のスコアが動き出す。MF足立亘(社3)が蹴る右サイドからのCK(コーナーキック)にDF浅羽悠成(人1)が頭で合わせ先制点を決めた。「キックセーフとかコーナーキックとかフリーキックは得意としているので、それを生かしたプレーで貢献したいなって思っていました」(MF足立)。間髪を入れず5分後、FW平井陽裕(法3)がMF日高諒也(経1)の右クロスに合わせ追加点。


▲MF足立


▲FW平井


▲MF日高

その後関学大に攻撃のチャンスを与えてしまうものの、DF古田賢司(経4)、DF三輪田竜生(社1)が立て続けに跳ね返しピンチを救った。24分にはFW門脇正敏(法4)のクロスにMF日高がダイレクトで打つもゴールポストからそれてしまう。しかし4分後、関大にチャンスがやってくる。MF足立の左サイドのCKをDF浅羽がヘディングで合わせゴールネットに叩き込む。「いいボールを上げてくれたので、それに合わせるだけで点が取れたのでよかった」と、DF浅羽は本日2得点目のゴールを挙げた。


▲DF古田


▲DF三輪田


▲MF植田聡太(法2)


▲FW門脇

その後とMF俵脩造(商4)が積極的な攻めを立て続けに展開するも得点にはつながらず。相手に流れを寄せ付けないまま迎えた前半35分、MF俵のクロスのこぼれ球をFW門脇が対応し得点を重ね、一気に関大ムードに。応援団も観客も一体となり関大に追い風をもたらす。関大が相手を突き放したまま前半終了。古橋勇希監督は「前半は何度もいい攻撃ができていたので自分たちの時間帯が作れることが多くて、結果得点にも繋がった」と振り返った。


▲MF俵

迎えた後半戦。開始1分で関学大にシュートを許すも、GK山本一喜(経3)が阻止。関学大のスコアを動かすまいと奮闘する関大だったが後半6分、左サイドを相手に崩され一度はシュートを弾くも、こぼれ球を押し込まれ初失点を許す。「自分たちの特徴であるプレスを全然できなくて失点してしまった」(MF足立)。


▲GK山本一


▲DF小藪

連戦での疲れや総合関関戦ということを考慮し、ツートップのFW平井、FW門脇をそれぞれMF寺脇拓海(法3)、FW才木勇斗(文2)に交代。立て直しを図る関大だったが、関学大に流れをつかまれ、防戦が続く。相手が乗った軌道を変えるために20分にMF足立をベンチに戻し、FW藤田剛(情2)をピッチへ送りこむ。「フレッシュな選手を入れて、もうちょっと自分たちの時間にというところで、まずフォワードをいれたりしたけれども、うまくいかず(次に)中盤(の選手)を入れたりして、自分たちの時間が作れるようになった」(古橋監督)。


▲MF寺脇


▲FW才木


▲FW藤田

攻撃の気配がなかったが28分、DF浅羽のスルーパスにMF寺脇が反応し攻めるも、シュートまであと一歩届かず。両校のスコアが動かないまま、一進一退の攻防を繰り返す。もう一度流れを関大に呼び寄せるために32分、FW才木に代わりMF金世求(環境2)を送り込む。その1分後にMF金がMF寺脇のクロスからシュートを打つも相手GKに阻まれる。さらに5分後にはMF日高の高精度なクロスにMF金が頭で合わせるが、これも追加点とはならず。得点には結びつかなかったが、MF金は関大に流れを寄せ付けた。「(金は)アップとか見ていても一番準備していたと思う」(FW門脇)。「最後に入ってきた左サイドの金は流れを変えてくれたかなって」(MF小藪翔平ゲームキャプテン=商4)と多くの選手がMF金のプレーを称賛した。そしてついにスコアの数字が動いた。左サイドからのMF金のこぼれ球を日高が冷静に対処し、だめ押しの追加点。その3分後にはDF三輪田をDF大橋遼太郎(法2)に交代し、守りの姿勢に。関学大に攻めを許さず、試合終了の笛が響いた。


▲MF浅羽


▲金

昨年の雪辱を果たし、大差で関学大を下した関大。今回の試合にはカテゴリーの垣根を越えて選抜された選手たちが出場した。この勝利は今後の活動を助長するものになった。さらに上のチーム、カテゴリーに絡むためにも選手たちはこれからも突き進む。【文:濵田将志/写真:西井奈帆】

▼古橋監督
「(今日のゲーム内容をふりかえって)前半は何度もいい攻撃が何本もできていたので、自分たちの時間帯が作れる時間が多く、それが結果、得点にも繋がっていた。前半の戦い方は、一応スタートとしては問題なかった。(後半については)どうしても条件は一緒だが、相手も疲れている状況、こっちも疲れている状況のなかで、(関大は)まだハードワークはできないかな。相手がボール持っているとき、しっかりボールを奪いに行くっていうところの人数が少なかったり、自分らはボール持ってて、(ボールを)失った瞬間、そこから切り替えて守備に移ることであったり、そういった単純な意識の問題でできるところがどうしてもしんどいことになると、できなかった。それが相手のボールになって、相手がいい状況で攻撃ができてしまうことが続いた後半。あとは交代で入ってきた選手も、もうちょっと仕事してほしかったけど、なかなか全部が全部、仕事ができるところではなかった。途中から入る人の準備であったり、そこからまた自分たちの時間帯にもっていくということがちょっとできなかった。(交代の選手が多かったことについて、は関関戦だから出してあげようっていうのは)そういうのもちょっとありつつ、後半の流れも全然よくなかくて疲れていたりしたので、フレッシュな選手入れてもうちょっと自分たちの時間にってところで、まずフォワードをいれたりとかしたがなかなかうまくいかなかった。またそこから中盤入れたりってところで、自分たちの時間が作れるようになったから、その辺は何人かはちょっと機能したかな。(連戦続きの選手の中で浅羽選手が二得点、門脇選手が一得点決めたことに関して)連戦でもやっぱタフにやっていかないといけないですし、昨日もどちらかというとスタートからではなくメンバーの門脇も、浅羽も途中からの選手だった。90分はやってない中だったが、連戦というところでこれからの夏という条件の中でタフにできるかどうかで勝負も変わってくると思う。その点では連戦で得点も入れて、最後まで浅羽であったら九十分でてプレーすることもできた。その中でも足がつるとかそういったことがなく戦えたので、そこはちょっとできるようにはなってきた。(次の試合の目標は)今日は色々なカテゴリーが集まっていたが、ここに集まった選手っていうのがそのカテゴリーで出れていなくて、(そのカテゴリーに出る)チャンスを担っていた。今日戦ったメンバーに関してはそれぞれのカテゴリーでレギュラーとって次の試合出るっていうところを目指していかないといけない。そのレギュラー取ったら次、上へあがっていくっていうところを目指していかなければならない。FCに関しては次も来週のバンディオンセ(加古川)戦、1位のチームとあるのでそこを勝利にもっていくためには、また明日からしっかりやっていかないといけない。厳しい試合にはなると思うんですけれども、そこを勝つか勝たないかで次の大会につながってくる部分もあるので、そこ(勝利)を目指したい。(小藪選手がULTRASだったりする中で、一緒に練習とかは)やっていない。関大のチームとしてTOPもULTRASもFCもそれぞれのカテゴリーがやっているサッカーっていうのは変わらないので、こういったことを意識してやろうっていうのをやっている。ちょっと合わなかったり、特徴がわからないっていうところもあるかもしれないですけれども、そんなにそこは気にしてなかったです。一緒の方向に向かってやっているってところで」

▼DF小藪ゲームキャプテン
「(今日のゲームについて意識したこと)そうですね。伝統ある関関戦で絶対に勝たなければならないっていう気持ちはありました。昨年負けていて結構プレッシャーもあったが、そこで勝って関大の九連敗止めなければいけない(という)思いがありました。(ゲーム内容について)前半は思ったより早く点が入って、ほんとはもっと苦戦するかと思ったが、いい感じではいれた。そのあとも点が立て続けに入って、前半はいい内容で終われた。守備ちょっと改善して後半入ろうって言ったものの、後半ちょっと足が止まり、攻められるのが続いて苦しかった。(交代選手が目立ったことについて)逆に(交代で)ボールを追えなくなって、(選手を)変えたものの、ボールをあんまり追えてなくて。最後に入ってきた左サイドの金世求は流れを変えてくれたかな。あそこで結構楽になった。(次の試合に向けて意識することは今日の課題も含めて)ここは自分のカテゴリーでメンバーに入れてない人が集まってって感じ。今度は自分のカテゴリーで試合に出て活躍できるように今日の課題を克服しようっていう話はしました」

▼MF足立
「(今日の試合をふりかえって)前半は全体的に守備とか攻撃とかも全部前からしっかりできていて、前半で大量得点できたのでよかったが、後半は自分たちの特徴であるプレスとか全然できなくて失点してしまい流れの悪いままいってしまったので、後半は少し課題の残る試合になったかなってところです。(ご自身のアシストについて)自分の特徴であるキックセーフとかコーナーキックとかフリーキックは得意としているので、そこでしっかり結果を残して自分のカテゴリーでもそれを生かしたプレーで貢献したいなって思っていました。(連戦の中で今日出場したことに関して)自分のカテゴリーで全然出てなくて、それでこの関関戦でチャンスもらったのでしっかり結果残して自分のカテゴリーでも出ようって思い、挑んだので結果残せてよかったです。(次への課題は)次への課題は個人として、フィニッシュの精度やラストパスの精度が悪いので、しっかり練習で高めていってチームで頑張っていきたいです。FCはリーグ戦で下位に低迷しているので、しっかりと後期に臨むにつれて上位に食い込めるように頑張っていきたいと思います」

▼FW門脇
「(今日の試合を振り返って)そ昨日の試合は社会人のチームとして出て、途中出場だったが、1対1の状況で出て得点をとれなかったので今日の試合はアピールという部分でゴールをしっかり狙って取り組んでいきました。(今日の自身のゴールについて)点に絡む部分でチャンスメイクするっていうことも意識できました。(連戦の影響で交代が目立ったことに関して)前からプレスがかからなかったり、ファーストディフェンスらが決定していなかった部分があったので、その点でフレッシュな選手を入れたほうがいいっていう判断だったと思う。苦しい時間に自分とかもう一人の平井が前から行くことが大切だと思う。(MFの金がうまくプレスができていたことに関して)自分が変わった時、あいつはアップしていたが、そのアップとか見ていてても一番準備していたと思う。(次の試合の課題に関して)今FC自体が2勝1分3敗っていう部分で、全国社会人リーグ(全社)に出られるか出られないかっていう瀬戸際でやっていて、次の試合こそ絶対勝って全社の出場権っていうのをあきらめずに狙いたいです」

▼DF浅羽
「(今日の試合をふりかえって)チームとしては、いろんなカテゴリーの選手が出ていた。試合中普段と違うカテゴリーでやっている分、合わせないといけない部分が多かったのでそれを話して、試合中も声を切らさず全員でやっていこうって話をした。そこはうまくできたが、後半は苦しい時間帯が続いて、普段慣れてないメンバーとやることを全員が前半と同じような形で声をもっと切らさずやっていかないとだめなのかな。個人としては、昨日途中出場で結果も残せてなかったので、今日は結果が欲しくて、それで今日結果を残せたのでよかった。(今日の自身2得点を振り返って)前半はとても攻めれていたと思う。特にセットプレーだったり、崩しの中で得点っていうのが多かった。セットプレーに関してはいいボールを上げてくれたので、それに合わせるだけで点が取れたからよかった。(連戦だったことについて)今日スタメンだってことが昨日分かっていたので、昨日はしっかり休息とって今日に備えた。(今年の関関戦で勝てたことに関して)昨年負けてしまって大学としても連敗が続いていて、昨日の時点で12勝12敗と引き分けの数が一緒の中、サッカー部として一勝をあげられたことは大きかった。(1年生として試合に出たことに関して)これからまだまだ上のカテゴリーに絡んでいかないといけないと思うので、今はFCのチームに所属しているが、そこをTOPまでできるだけ早く絡めるように1年生から試合にもっと絡んで今年はやっていきたいと思います。(次の試合に向けて)自分たちのカテゴリーの目標である全社の大会に出るには次の試合に絶対に勝たないといけない。その結果によって(次の大会に)出られるかどうか変わってくるので、次の試合でチームの目標を達成するために絶対勝ちたいと思います」